独ランクセス 「第3回カラーコンクリート・ワークス・アワード」の作品募集開始

2016年11月25日

ゴムタイムス社

 独ランクセスは11月24日、来年開催する「第3回カラーコンクリート・ワークス・アワード」の作品募集を開始すると発表した。

 着色コンクリートは、高品質な建築材料として年々使用が増加しており、毎年世界中で、無機顔料で着色された建物が数多く建設されている。同社が主催する第3回カラーコンクリート・ワークス・アワードは、着色コンクリートを用いた近代建築作品の中で、この建築材料の自然な美的要素を重視する建築家を対象としている。

 世界各国のすでに完成した建設プロジェクトを対象とし、それらを手掛けたディベロッパーや建築家からの応募を募る。応募の締め切りは来年3月10日で、5年以内に建設された建物であることと、コンクリートが無機酸化鉄あるいは酸化クロム顔料で着色されていることが応募条件。

 同アワードの国際審査員団は、建築家、業界誌の代表者、ランクセスの無機顔料(IPG)ビジネスユニットの顔料、マーケティングの専門家で構成されている。

 審査員は、全ての応募作品の中から、印象的な色の選択、機能性、重要性といった観点で最も優れたプロジェクトを選出。最終候補者3人は、3月末に通知される。審査結果など全ての決定は最終決定となる。

 授賞式はベルリンのランクセスオフィスで、5月17日に開催する。最優秀賞のプロジェクトは、建築物の事例研究に関して多言語に翻訳されている出版物など、業界・技術誌の国際的キャンペーンで紹介される。

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