ゴムタイムス社 PPコンパウンドを能増 三井化学、タイで1・3万t 2019年6月3日 14時 三井化学は5月31日、ポリプロピレン(PP)コンパウンドのグローバルでの需要拡大に対応するため、タイのグランド・サイアム・コンポジッツ社に生産設備を増設すると発表した。同日開催の経営概況説明会で淡輪敏社長が明らかにした。 能力増強は2020年5月に完工し、同年6月に営業運転を開始する計画で、増強……
ゴムタイムス社 3年で4300億円投資 三井化学が経営説明会 2019年6月3日 14時 三井化学は5月31日、東京・汐留の本社で経営概況説明会を開催し、淡輪敏社長が18年度決算と19年度の見通し、各事業やESGのトピックスを説明した。 18年度決算は、売上高が1兆4829億円で前期比12%増、営業利益は934億円で同10%減となり、淡輪社長は「大阪工場の火災、台風、アンモニアのトラブルにより……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 三井化学 差別化グレードで需要拡大 海外市場の販売体制強化 2019年5月10日 13時 エチレン・プロピレンゴム(EPDM)の「三井EPT」を製造・販売する三井化学のエラストマー事業部は、競合メーカーの能力増強が相次ぐ中、差別化製品に注力して、市況変動の影響を受け難い事業体質を構築する方針だ。 EPDMをめぐっては、ダウの米国プラントが昨年本格稼働し、住友化学の中東プラントが19年……
ゴムタイムス社 三井化学が新プラント起工式 ルーカント事業の強化目的 2019年5月7日 16時 三井化学は市原工場(千葉県市原市)において、炭化水素系合成油ルーカントを製造する新プラントの起工式を25日に執り行ったと発表した。新プラントは2021年2月に営業運転を開始する予定としている。 ルーカントは同社が世界で初めて商品化した高性能炭化水素系合成油。粘度の温度依存性が小さく、剪断安定性・……
ゴムタイムス社 TPE特集 三井化学 米のTPV工場 10月に稼働 車内装、表皮材需要が拡大 2019年4月8日 16時 三井化学の熱可塑性エラストマー「ミラストマー」事業の19年3月期は、中国への輸出が秋口に一時減速した影響を受けたものの、前年度比で約10%の販売増を達成する見込みだ。 一昨年に旭化成のTPS事業を買収しスチレン系の架橋型製品を拡充したほか、TPVは日、中、独の3拠点に加え、北米で年産6000t規模……
ゴムタイムス社 三井化学が化学技術賞 新型ポリマー開発と実用化で 2019年3月28日 18時 三井化学は3月19日、このほど日本化学会より平成30年度日本化学会の「化学技術賞」を受賞し、同月17日に表彰を受けたと発表した。 化学技術賞は、日本の化学工業技術に関して、創造性と成果が特に顕著な者に対して授与されるもの。 今回の受賞は、同社が持つ独自の触媒・合成技術を活用したポリオレフィンとシリコ……
ゴムタイムス社 三井化学、中国に新拠点 長繊維GFPPを生産 2019年3月7日 12時 三井化学は3月5日、同社グループの中国の製造拠点である三井化学複合塑料(中山)有限公司にガラス長繊維強化ポリプロピレンの生産設備を新設すると発表した。 生産設備新設は、2020年に完工、同年9月に営業運転の開始予定、生産能力は年産3500tとなっている。 長繊維GFPPの製造拠点は、日本、米国……
ゴムタイムス社 三井化学のシンガ子会社 αメチルスチレン生産開始 2019年1月17日 10時 三井化学は1月15日、シンガポールにある子会社の三井・フェノール・シンガポールが「αーメチルスチレン」の生産を開始すると発表した。 αーメチルスチレンは、フェノールを生産する際に副生する芳香族化合物で、精製することにより樹脂や添加剤などの原料に使用される。需要は世界経済の成長を背景に堅調に伸びてお……
ゴムタイムス社 プライムポリマー 新社長に藤本健介取締役が就任へ 2018年11月15日 15時 三井化学は11月15日、プライムポリマーの代表取締役社長に藤本健介氏が就任すると発表した。就任予定日は2019年1月1日。 藤本氏は現在、三井化学理事兼プライムポリマー取締役企画管理部長で、社長就任後もいずれも継続する。 プライムポリマー現社長の浜田直士氏は、三井化学執行役員基盤素材事業本部に就任……
ゴムタイムス社 三井化学 経営概況説明会を開催 3年で3600億円投資へ 2018年11月15日 13時 三井化学は11月15日、本社で経営概況説明会を開催し、淡輪敏社長が18年度決算見通し及び各事業領域のトピックスについて説明を行った。 19年3月期上期実績は営業利益497億円、経常利益584億円、当期純利益418億円となり、「いずれも上期の利益項目で過去最高となった」(淡輪敏社長)とし、これを受けて通……
ゴムタイムス社 日本ゴム協会関東支部 第41回総合紹介講演会開催 講演と展示で新製品・技術を紹介 2018年10月24日 16時 日本ゴム協会関東支部は10月22日、東京都大田区産業プラザ(PiO)小展示ホールで第41回総合紹介講演会「新しい製品と技術の紹介」を開催した。午前と午後に分かれた講演会にはユーザーや協会関係者など110人が来場し、ゴム関連企業14社の担当者が最新の製品と技術を説明した。 午前の部では、ブッス・ジャパン……
ゴムタイムス社 三井化学 エラストマー・機能性コンパウンド製品を値上げ 2018年10月18日 14時 三井化学は10月18日、同社エラストマー製品および機能性コンパウンド製品を11月1日納入分より10円/kg以上値上げすると発表した。 エラストマー製品はタフマー、三井EPT、ビューロン、機能性コンパウンド製品はアドマー、ミラストマーが対象となっている。 主原料であるナフサ価格の高騰に加え、副資材やユー……
ゴムタイムス社 TPE特集 三井化学 ミラストマー6万t体制へ ラインアップ拡充で事業拡大 2018年8月31日 10時 三井化学の機能性コンパウンド事業部では、熱可塑性エラストマー「ミラストマー」のグローバルな需要拡大に対応するため、国内外で生産能力の増強を進め、2021年までに生産能力を6万tまで拡大する方針だ。 同事業部の18年度の需給動向は計画通りに推移し、上期は前年度比10%超の販売増となる見通しで、各製品……
ゴムタイムス社 三井化学 超高分子量PEを能増 15%増の年産8500tに 2018年8月30日 10時 三井化学は8月29日、自動車用及び産業用バッテリーの需要拡大に対応するため、山口県にある岩国大竹工場の超高分子量ポリエチレン「ハイゼックスミリオン」の生産設備を増強し、8月7日より営業運転を開始したと発表した。 同社の同製品の生産能力は7500t/年から約15%増強され、8500t/年となった。 ……
ゴムタイムス社 三井化学 タフマー2・5万t能増へ シンガポールで20年目途 2018年8月27日 10時 三井化学は8月24日、シンガポールの子会社、三井エラストマーズシンガポール社の高機能エラストマー「タフマー」の生産能力を増強すると発表した。 同国ジュロン島内の工場の生産能力を年産20万tから22万5000tに増強する計画で、2020年7月に完工する予定。 タフマーは世界トップシェアを有する樹脂改質……
ゴムタイムス社 三井化学 印の新拠点が稼働開始 PUシステム年産1万5000t 2018年8月9日 17時 三井化学は8月9日、三井化学SKCポリウレタン(MCNS)がインドに設立したシステムハウス拠点、MCNSポリウレタンインド(MCNS―IN)が、7月から新工場の営業運転を開始し、8月8日に竣工式を行ったと発表した。 新工場は、インドのアンドラ・プラデシュ州に位置し、ポリウレタンシステム製品を年間……
ゴムタイムス社 三井化学 大阪工場用役プラントで火災 2018年6月22日 15時 三井化学は6月21日、同日午後4時40分頃、同社大阪工場(大阪府高石市高砂)で火災事故が発生したと発表し、翌22日にわたり状況を公表した。 発生場所は同工場の用役プラントで、21日午後4時40分ごろ煙突から炎が確認され、消防へ通報し、消火活動が開始され、22日午前0時ごろ火災が沈静化し、午前8時30分に鎮圧……
ゴムタイムス社 三井化学 EPDMを7月から スチレン系TPEは第2次 2018年6月15日 10時 原料値上げラッシュ エラストマーの主原料である国産ナフサ価格の高騰やユーティリティコスト、物流費の上昇に対応した合成ゴムはじめ熱可塑性ェラストマー、汎用樹脂の値上げ発表が相次いでいる。三井化学が同社の合成ゴム「三井EPT」の製品価格を7月2日納入分より5円/㎏以上値上げするほか、クラレ、クレイ……
ゴムタイムス社 三井化学 「フォルティモ」開発で「日本ゴム協会賞」を受賞 2018年6月4日 17時 三井化学は6月4日、一般社団法人日本ゴム協会が5月30日に開いた第7回定時社員総会において、同社が世界で初めて開発した高弾性脂環式ポリウレタンエラストマー「フォルティモ」が同協会の「日本ゴム協会賞」を受賞したと発表した。 コーティング、接着剤、シーラント及びエラストマーなどに使用されるポリウレタ……
ゴムタイムス社 三井化学 蘭に欧州初のコンパウンド拠点 2018年5月31日 13時 三井化学とプライムポリマーは5月30日、三井物産と3社共同で自動車の軽量化に貢献するポリプロピレン(PP)コンパウンドのグローバルでの需要拡大に対応するため、オランダChemelot工業区内に欧州初の自社生産拠点「ミツイ・プライム・アドバンスド・コンポジット・ヨーロッパB.V.」を設立し、2020……
ゴムタイムス社 三井化学 経営概況説明会を開催 ミラストマー6万t体制へ 2018年5月31日 13時 三井化学は5月30日、東京・汐留の本社で経営概況説明会を開催し、淡輪敏社長が17年度決算と18年度予算、各事業領域やESGのトピックスについて説明を行った。 17年度通期の実績は、営業利益が1035億円、経常利益は1102億円、当期純利益は716億円となり、いずれも前期に続き過去最高益を更新した。 18……
ゴムタイムス社 プライムポリマー GFPPを量産化へ 19年9月に年産3500t 車軽量化で需要見込む 2018年5月23日 12時 三井化学とプライムポリマーは5月22日、プライムポリマーがガラス長繊維強化ポリプロピレン(GFPP)「モストロン―L」の生産設備を新設すると発表した。 新設場所はプライムポリマー姉崎工場(千葉県市原市)で、新設備能力は3500t/年。2019年9月に営業運転を開始する予定。 モストロン―Lは、プ……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 三井化学 差別化EPTを量産化 アクリル、シリコーン代替で 2018年4月13日 10時 三井化学のエラストマー事業部は競合メーカーの相次ぐプラント建設で販売競争が激化する中、同社が開発したEPT(エチレン・プロピレン・ジ エン共重合ゴム)の差別化商品の拡販により、市況の大きな下落の影響を受けない事業体質を構築する方針だ。 同社が開発した超耐熱性グレード「メタロセンVNB―EPT」及……
ゴムタイムス社 三井化学 米製造拠点で「ミラストマー」生産設備新設 2018年3月26日 16時 三井化学は3月26日、同社グループの米国の製造拠点であるアドバンスド・コンポジット・オハイオ工場内にオレフィン系熱可塑性エラストマー「ミラストマー」の生産設備を新設すると発表した。 新設備能力は1ライン・6000t/年。2019年1月着工、6月完工、10月営業運転開始予定。 ミラストマーは、オレフ……
ゴムタイムス社 三井化学 モビリティ事業を拡大 2017年11月16日 13時 自動車の音響対策に新提案 三井化学は11月15日、本社で経営概況説明会を開催し、淡輪敏社長が17年度決算見通し及び今年度を初年度とする3ヵ年の中期経営計画(17~19年度)での対処すべき経営課題を明らかにした。 18年3月期上期実績は営業利益482億円、経常利益499億円、当期純利益382億円となり、これ……
ゴムタイムス社 三井化学 旭化成のTPS事業買収へ 2017年11月13日 16時 三井化学は11月13日、旭化成のスチレン系架橋型熱可塑性エラストマー(TPS、製品名称「サンヴィーオ」)事業を12月1日を目途に買収すると発表した。 三井化学の熱可塑性エラストマー「ミラストマー」はこれまで、自動車向けでは架橋型(TPV)で内装表皮やウェザーストリップ、ステアリングブーツなど、非架橋……
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 三井化学 国内、中国工場は高稼働を維持 差別化商品で事業基盤強化 2017年10月13日 13時 三井化学のEPT(エチレン・プロピレン・ジエン共重合ゴム)は、ウェザーストリップや各種ホース類などの自動車部品(7割)を中心に使われているほか、一般工業向け(3割)としてOAロールや建材などでも使用されている。 今上期の需給動向については、自動車生産の増加に支えられ、国内市原工場(年産9万500……
ゴムタイムス社 三井化学 熱可塑性エラストマー増産設備の運転開始 2017年10月6日 12時 三井化学は10月5日、熱可塑性エラストマーの需要拡大に対応するため、子会社のサンアロイで増設を進めてきた「ミラストマー」生産設備1系列(年産能力5000t)が、1日から営業運転を開始したと発表した。 これにより、同社のミラストマー国内年産能力は2万tから2万5000tに増強されたことになる。 ミ……
ゴムタイムス社 TPE特集 三井化学 TPOを世界7拠点で生産 ラインアップ拡充で事業拡大 2017年9月29日 15時 三井化学の機能性コンパウンド事業部ではオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPV)「ミラストマー®」のグローバルな需要拡大に対応するため、国内外で生産能力の増強を進める一方、新グレードとして新架橋システムを導入した「Aシリーズ」(TPV)はじめ、新たに非架橋のエアバッグカバーケース専用グレード「T……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 環境規制が追い風に 2017年8月7日 9時 旭化成と三井化学が相次いで海外拠点の能力増強に関する発表を行った。いずれも世界的な環境規制の強化により、製品需要が高まったことに対応するものだ。今後、環境規制はますます強まっていくと考えられ、技術力のある日本企業にとって、こうした状況は追い風になると言える。 旭化成は7月24日、シンガポールの低……
ゴムタイムス社 三井化学の4~6月期 経常利益が2割増加 2017年8月3日 16時 三井化学の2018年3月期第1四半期連結決算は、売上高が3090億円で前年同期比5・2%増、営業利益は273億円で同6・8%増、経常利益は283億円で同21・4%増、四半期純利益は、227億円で同40・1%増となった。 売上高については、ナフサなどの原燃料価格上昇と為替変動に伴う販売価格上昇の影響……
ゴムタイムス社 三井化学 市原工場・茂原分工場で火災発生 2017年7月31日 14時 三井化学は7月27日、市原工場・茂原分工場で同日11時4分ごろ火災事故が発生したと発表した。 同事故で、協力会社の男性社員3人、女性社員1人が負傷したが、いずれも軽症。火災発生場所は茂原分工場トナー用バインダー樹脂製造設備で、物的被害は調査中だ。
ゴムタイムス社 三井化学 3拠点でPPコンパウンドの生産能力を増強 2017年7月26日 12時 三井化学は7月25日、同社とプライムポリマーが、ポリプロピレン(PP)自動車材のグローバルでの需要拡大に対応するため、米国・メキシコ・インドの3拠点で行っていたPPコンパウンドの生産能力増強工事が完了し、いずれも営業運転を開始したと発表した。 環境規制の強化により軽量化ニーズが高まる中で、今後も……
ゴムタイムス社 取材メモ ミラストマー事業を社長表彰 2017年6月26日 9時 今年度を初年度とする新中計を発表した三井化学の淡輪敏社長は、モビリティ事業に関する説明の中で、4月にミラストマー事業に対し社長賞の表彰を行ったことを紹介した。 同事業は2008~10年ごろは赤字だった。しかし、従来の自動車内装表皮材やガラスのシール材などの採用拡大に加え、エアバッグカバーやステア……
ゴムタイムス社 物質・材料研と化学4社がオープンイノベーション推進へ 2017年6月20日 14時 物質・材料研究機構(NIMS)と三菱ケミカル・住友化学・旭化成・三井化学の4社は6月19日、化学業界におけるオープンイノベーションを推進するため、NIMSを中核としたオープンプラットフォーム(MOP:Materials Open Platform)の運用に関する覚書に同日、調印したと発表した。 ……
ゴムタイムス社 三井化学 新中計で成長投資を拡大 淡輪社長が経営方針示す 2017年5月30日 11時 三井化学は5月29日、本社で経営概況説明会を開催し、淡輪敏社長が今年度を初年度とする3ヵ年の中期経営計画(17~19年度)を明らかにした。 投資については、14中計期間(14~16年度)は財務体質の改善のため、1580億円で基盤維持に55%、成長投資は45%と抑制したのに対し、17中計では3500億円に拡大し、……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】 三井化学 市原、中国プラントがフル稼働 2017年4月10日 7時 三井化学のエラストマー事業部はEPT(エチレン・プロピレン・ジエン共重合ゴム)の高機能グレード品である超耐熱性グレード「メタロセンVNB―EPT」や低温特性に優れたグレード「メタロセンEBT」の差別化商品の販売拡大に注力する。 「昨年下期からEPTの出荷は極めて好調」(水川修一エラストマー事業部……
ゴムタイムス社 取材メモ 数字よりも重要なのは 2016年11月28日 9時 三井化学の淡輪敏社長は11月16日に開催した経営概況説明会の中で「14中期経営計画」の総括を行った。 同計画の最終年度となる今年度は、純損失251億円を計上した13年度に比べ、営業利益が3・5倍、ターゲット事業領域の営業利益は1・6倍となり、ネットD/Eレシオは0・54ポイント改善する見込みだ。 また、……
ゴムタイムス社 三井化学 「2025長期経営計画」発表 営業益2000億円目指す 2016年11月17日 10時 三井化学は11月16日、経営概況説明会を開催し、淡輪敏社長が25年度に営業利益2000億円を目標とする「2025長期経営計画」を発表した。 売上高目標は2兆円。16~25年度10年間に「モビリティ」「ヘルスケア」「フード&パッケージング」「次世代事業」のターゲット事業領域に的を絞った1兆円の成長投資を行う……
ゴムタイムス社 三井化学 京葉地区化学メーカーとの共同物流実施へ 2016年10月26日 10時 三井化学は10月25日、今秋から千葉県京葉地区に工場を持つ企業と共同物流を開始すると発表した。 参加する企業は同社のほか、出光興産、東レ、JSR、プライムポリマー、三井・デュポン・ポリケミカル。 深刻化するドライバー不足と通販需要増加を背景に、長距離小口化学品の輸送能力の安定確保は、荷主企業に共通……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】三井化学 機能性EPT2品を本格販売 2016年10月17日 7時 三井化学の合成ゴム事業は、EPT(エチレン・プロピレン・ジエン共重合ゴム)を主体に展開。生産拠点は国内市原工場(2系列年産合計9万5000t)と、中国シノペック社とのJVである上海中石化三井弾性体有限公司(SSME、同7万5000t)の2拠点。国産品はグローバルに、SSME品は中国を中心に供給を……
ゴムタイムス社 【TPE特集】三井化学 北米での新設プラント視野 2016年9月26日 5時 三井化学の機能性コンパウンド事業部ではオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPV)「ミラストマー®」のグローバルな需要拡大に対応するため、国内外で生産能力の増強を進めている。 国内では同社100%出資の「サンアロイ」(本社・工場:千葉県袖ケ浦市)に、ミラストマー生産設備1系列(年産能力5000t……
ゴムタイムス社 三井化学 熱可塑性エラストマー国内生産を拡大 来年中に5000t増設へ 2016年7月29日 12時 三井化学は7月28日、熱可塑性エラストマーの需要拡大に対応するため、国内の「ミラストマー」生産能力を増強すると発表した。 同社100%出資の「サンアロイ」(本社・工場:千葉県袖ケ浦市)に、ミラストマー生産設備1系列(年産能力5000t)の増設を行う。来年2月に着工し、6月に完成、営業運転開始は10……
ゴムタイムス社 取材メモ ローリング中計のメリットとは 2016年6月13日 9時 三井化学は先ごろ開いた経営概要説明会の中で、今後の中期経営計画について、環境変化に機敏なシステムへの変更を行うことを明らかにした。 これまでは3年ごとに中計を策定し、フィックス方式で計数目標を設定してきたが、淡輪敏社長は「その3年を見通すのが難しくなってきている。環境の変化や諸元の変化などから……
ゴムタイムス社 決算談話 営業利益1000億円は通過点 2016年6月6日 9時 三井化学は先ごろ開催した経営概略説明会の中で、経営計画システムを変更し、今後は予算策定時に向こう3ヵ年の事業計画について、ローリング方式で見直しを図ることを明らかにした。 長期の方向性について問われた淡輪敏社長は「まだ具体的ではないが、当社が強みとする技術をベースに、それをきちっと成長につなげ……
ゴムタイムス社 三井化学 経営概況説明会 成長投資880億円へ拡充 2016年5月26日 16時 三井化学は5月24日、東京・汐留の本社会議室において経営概況説明会を開催した。 同説明会には、淡輪敏社長、久保雅晴専務、諌山滋専務らが出席し、先ごろ発表した16年3月期(15年度)連結決算の概要、次期業績見通し、および16年度を最終年度とする中期経営計画(14中計)の進捗状況について説明を行った。 なお……
ゴムタイムス社 三井化学 海外3拠点でPPコンパウンド能増へ 2016年5月25日 12時 三井化学は5月24日、ポリプロピレン(PP)自動車材のグローバルでの需要拡大に対応するため、同社とプライムポリマーが米国・メキシコ・インドの3拠点で、PPコンパウンドの生産能力を増強すると発表した。 プライムポリマーは同社が65%、出光興産が35%出資するグループ会社。 米「アドバンスド・コンポジ……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】三井化学 超耐熱・耐寒グレードを開発 2016年5月16日 7時 三井化学(淡輪敏社長、東京都港区)のエラストマー事業部はEPT(エチレン・プロピレン・ジエン共重合ゴム)の新グレードとして、超耐熱性グレード「メタロセンVNBーEPT」(アクリルゴム代替)と、超耐寒性グレード「メタロセンEBT」(シリコーンゴム代替)の2種を開発、顧客でのサンプル評価も順調で、本……
ゴムタイムス社 【高機能素材ワールド】三井化学 環境対応型ポリウレタン材料など展示 2016年4月23日 9時 「高機能プラスチック展」や「高機能フィルム展」など、6つの専門展で構成された「高機能素材ワールド2016」が4月6~8日、東京・有明の東京ビッグサイトで開催され、ゴム関連企業も多数出展して最新技術や注力製品をPRした。 三井化学は昨年、参加事業部を増やして出展したところ、社内外から好評だったこ……