積水化学が本社リニューアル SDGsに配慮した職場づくり

2025年07月02日

ゴムタイムス社

 関電不動産開発と積水化学工業は6月30日、積水化学の大阪本社である堂島関電ビルについて、2023年3月11日、大規模リニューアル工事に着手し、同日、竣工したと発表した。
 堂島関電ビルは、今回の大規模リニューアル工事により、関電不動産開発の経営理念「安全で快適なまちの基盤づくりを通じて、持続可能な未来の実現を目指す」と、積水化学のビジョンステートメント「Innovation for the Earth(サステナブルな社会の実現に向けて、LIFEの基盤を支え、未来につづく安心を創造する)」を目指すため、従業員一人ひとりが力を発揮し、挑戦し続けるための「働きやすさと働きがいを両立する職場づくり」を掛け合わせた「ESG×SDGs」に配慮したビルに生まれ変わった。
 今回の大規模リニューアル工事のポイントは、外装デザインを「積水」の由来である「水」をモチーフにすることで水都大阪の新たなランドマークとして、持続可能な中之島のまちづくりに貢献している点、建築物の長寿命化によるライフサイクルCO2の排出削減している点、築30年超テナントビル初、「CASBEEスマートウェルネスオフィス認証」最高位評価獲得している点、働きやすさと働きがいを両立する職場づくりをしている点、ペロブスカイト太陽電池、中間膜など積水化学製品を20品目以上採用している点となる。
 関電不動産開発は、堂島関電ビルの大規模リニューアルを、テナントが入居したまま既存ストックを最大限に活用し、「ESG×SDGs」に配慮したオフィスビルへリニューアルしたモデルケースとして、今後も築後年数の経過したビルのリニューアルを推進すること等により、「不動産業界のゼロカーボンリーディングカンパニー」を目指し、一人ひとりが輝く持続可能な未来づくりに挑み続ける。
 同社グループは、「活力あふれるいい会社」の実現に向けて、これからも全ての従業員のWellーBeing達成を目指し、多様な人材が活躍できる、働きやすさと働きがいを両立する職場づくりを進めるとともに、廃棄物の削減とリサイクルに取り組み、持続可能な社会の実現を目指していく。

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