住友ゴムが8月から発売開始 初のラギッドテレーンタイヤ

2025年07月03日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は7月1日、ダンロップブランド初のオンロードとオフロードの双方に対応する性能を兼ね備えたラギッドテレーンタイヤとなる「グラントレック アールティーゼロワン」を、8月より順次発売することを発表した。全24サイズ、オープン価格。同社は、SUVやピックアップトラックに対する需要が世界的に高まる中で、ユーザーの多様化するニーズに応えるべく「GRANDTREK R/T01」を開発。カスタムを楽しめる2種類のサイドウォール(側面)デザインを採用し、高性能と存在感を兼ね備えたアグレッシブな外観が特徴。

 「GRANDTREK R/T01」は、耐久性・走破性に加え、見た目にもこだわるユーザーの心を躍らせるタイヤとして新たに誕生した。特にサイドウォールには細部まで意匠を凝らし、両面で異なる表情を楽しめる仕様を採用。大自然をモチーフにした2種類のデザインを施し、片面にはホワイトレター、もう片面にはブラックレターでそれぞれ「GRANDTREK R/T01」のモデル名を表記している。装着時には好みに応じて、いずれかの面を外側に向けて装着することで、愛車の魅力を際立たせる。

 性能面では、オンロード性能とオフロード性能を両立したコンパウンド(複合ゴム)と構造設計により、オンロードでの操縦安定性と快適性、オフロードでの耐久性と走破性を両立。さらに、路面との接地圧を最適に保つ技術によって、タイヤの偏摩耗(片減り)を抑制する。

 住友ゴムは今後も、GRANDTREKシリーズを、都市部での快適な走行から過酷なオフロード走行まで、あらゆるシーンでSUV・ピックアップトラックユーザーの期待に応えるタイヤとして、さらに進化させていく。

ブラックレター側

ブラックレター側

ホワイトレター側

ホワイトレター側

車両装着イメージ

車両装着イメージ

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