クレハが中国に新工場、リチウム電池用接着剤

2011年09月22日

ゴムタイムス社

 クレハは21日、中国・江蘇省にリチウムイオン電池の製造に必要な接着剤として使われる「フッ化ビニリデン樹脂」の新工場を建設すると発表した。約60億円を投じ、2014年春に稼動を開始する。同社はリチウム電池用の接着剤で世界シェア約7割を有するが現在はいわき事業所(福島県いわき市)のみで生産しており、中国での増設で旺盛な需要に応える。

 全額出資の製造子会社を12月に設立し、年間生産能力5000トンの新工場を来夏に着工する。

 同社は今年7月、いわき事業所のフッ化ビニリデン樹脂の年産能力を従来の2700トンから4000トンに増強したばかり。中国の新工場が稼働すれば年産能力は計9000トンとなる。

 同社は、10年度に約60億円だったフッ化ビニリデン樹脂の売上高を、15年度には約160億円まで引き上げる計画だ。

 

 

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