ＪＳＲ　ライフサイエンス投資事業有限責任組合を設立

　ＪＳＲは４月28日、医学生物学研究所（ＭＢＬ）の１００％子会社であるエムビーエルベンチャーキャピタル（ｍｂｌＶＣ）と、ＪＳＲ・ｍｂｌＶＣライフサイエンス投資事業有限責任組合（ＪＭＬＦ）を組成したと発表した。
　ＪＳＲはライフサイエンス領域においてＪＭＬＦが行う国内外ベンチャー企業への投資活動を活用し、新しい技術シード、新しい事業領域の探索を強化することで、将来有望な技術や製品を効率的にライフサイエンス事業の成長に結び付けて行くとしている。
　ＪＭＬＦは、投資事業有限責任組合契約に関する法律に準拠。ｍｂｌＶＣ、ＪＳＲが無限責任組合員となっている。出資金総額は30億円。投資対象は国内外のライフサイエンス領域のベンチャー企業。存続期間は設立日より12年間。設立日は２０１４年３月24日。
　同社グループはライフサイエンス分野を戦略事業の一つとし、グローバルな開発・生産・販売体制を活用して事業拡大を進めている。今後は、このようなファンド事業も活用することで、より一層の事業強化を進めていくとしている。