東海ゴム 東京モーターショーに初単独ブース出展

2013年11月13日

ゴムタイムス社

 東海ゴム工業は12日、「第43回東京モーターショー2013」にブース出展すると発表した。同ショーは11月20日から12月1日まで東京ビッグサイトで開かれ、同社が単独ブースを設けるのは初めて。ブース番号はE2109。
 同社ブースでは、「安全」「快適」「環境」をテーマに、未来のモビリティ社会に貢献する新技術・新製品を出展する。
 新技術については、独自開発したオールゴムの触覚センサ「スマートラバー(SR)センサ」の体圧検知機能などを活用し、シートに座ったりハンドルを握ったりするだけで運転者の状態を把握できるコックピット型デモ機「SRコックピット」を紹介する。運転者の座席での体圧変化を解析することで着座姿勢が推定可能となり、安全で快適な運転アシストへの活用が期待される。
 新製品開発では、放熱性を持たせた吸音材で快適な車室空間を実現する「磁気誘導発泡ウレタン(MIF)」をはじめ、材料設計から見直して耐久性と軽量化を両立した自動車用防振ゴムや超軽量化ラジエターホースなど、環境への負荷を低減できる低燃費車・小型車向け製品開発の取り組みについて案内する。さらに、同社の自動車関連製品ラインナップやコア技術の紹介コーナーも設け、安全で快適なドライビングシーンを演出する、自動車用防振ゴムで世界トップシェアの高い技術力を体感できる出展内容となっている。

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