第一ゴム 履き替えブーツを新開発

2013年09月07日

ゴムタイムス社

 北海道の国産唯一のゴム長靴専門メーカー、第一ゴム(北海道小樽市、浜村光久社長)はこのほど、ゴム長靴本体に着せ替えができる男性用ラバーブーツ「トリカエ」を開発、来冬発売を目指し、受注活動を開始した。
 この「トリカエ」は、アウトドア製品に用いられる耐久性に優れた「コーデュラ」のナイロン生地カバーを、ゴム長靴の筒部分にチャックで装着するファッション性に富んだラバーブーツ。
 本体は長靴と同じ造りで、つま先から履き口まで完全防水。裏生地は全体が8ミリウレタンメッシュで防寒プラスさらさら感を保ち、履き口のボアは更に保温効果を高めているのが特長。ソールには長靴で古くから実績のある同社独自の防滑性に優れた本底を使用している。
 カラーバリエーションも赤、紺、黄色など10色をラインアップ。小売価格は1万4000円。カバーは4000円程度。
同社浜村社長は「ファッション性に富むゴム長靴の訴求を図ることを目的に昨年から開発を進めてきた」とし、サンプル出荷のユーザーの評価も上々という。特許出願中。

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