日本ミシュランタイヤ 二輪車用新製品6種を披露

2013年02月18日

ゴムタイムス社

日本ミシュランタイヤは5日、東京・品川区の御殿山ガーデンで二輪車用新製品の発表会を行った。
 今回は大型トレールバイク向けに開発された二輪車用タイヤ「ミシュランアナキースリー」をはじめ、街乗り主体のスポーツタイヤとして開発された二輪車用スポーツラジアルタイヤ「ミシュランパイロットパワースリー」、スポーツラジアルタイヤ「パワー スーパースポーツ」、ハイパー・スクーター用ラジアルタイヤ「パワー ピュア SC ラジアル」、「パイロットストリート ラジアル」、「パイロットストリート」等合計6種類の新製品が発表された。各新製品は6日以降今春から今秋にかけて発売。価格はオープン価格となっている。
 冒頭のあいさつでベルナール・デルマス社長は「ミシュランにとって特に二輪用タイヤはブランド形成の観点から大変重要なカテゴリーと捉えている。新製品はいずれもトータルパフォーマンスを重視するというミシュランの基本理念を体現したタイヤとなっている」と述べ、「ミシュランの二輪タイヤでは特に『セーフティ』、『ライディングプレジャー』、そして『耐摩耗性』の向上を推し進めている。どの性能も水準以上のパフォーマンスを備えることはもちろん、それらが綺麗に調和されていること。これがミシュランの考えるトータルパフォーマンスだ」と新製品の抱負を語った。
 引き続き、同社執行役員二輪事業部長の梅村誠氏が同社二輪車用タイヤ事業について解説。各新製品のセグメンテーション、ターゲット、各製品の特長、サイズ展開等を解説した。また2013年二輪車用タイヤ製品ラインナップについては、同社二輪事業部マーケティングマネージャーの大井章弘氏が説明をした。
 今回の新製品の特長として、「ミシュラン パイロットパワースリー」や「パワー スーパースポーツ」といったスポーツモデルでは、新たに開発されたデュアル・コンパウンド・テクノロジー「2CT+」を採用、コーナリングトレッド・ショルダーのソフトコンパウンドの下層にハードコンパウンドを配置することで、コーナリング時にスロットルを大きく開けた際の安定性を実現している。

 

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