武田産業 超軽量ノーパンクタイヤ装着の軽快車2種を新発売

2012年12月07日

ゴムタイムス社

 武田産業(武田英世代表取締役)は6日、超軽量ノーパンクタイヤを標準装着したノーパンク自転車シリーズ「CHACLE(チャクル)」の軽快車2車種「FM―CC266W―SP」「FM―CC276W―SP」を25日より全国にて販売を開始すると発表した。2種ともにオープン価格。
 自転車用ノーパンクタイヤは20年以上も以前から存在していたが、チューブ式既存タイヤと比較して、重量が2~3倍も重い、変形によるタイヤ振れ、耐水性の低さなどのデメリットが目立ち、普及には至らなかった。
「FM―CC266W―SP」「FM―CC276W―SP」は国際特許を取得した高分子ポリマー製一体成型ノーパンクタイヤ(韓国タンナス社製)を標準装着している。これまでのノーパンクタイヤの常識を覆す超軽量(26インチタイヤ2本あたり約1kg)と高い耐摩耗性や走行安定性など、ハイパフォーマンスを実現。走行性や安全性に関わる各種テストでは一般タイヤの性能を凌ぐ結果が示された。また、リサイクルが容易なだけではなく、環境負荷が極めて低いRohs指令準拠製品となっている。
 ノーパンク自転車CHACLEは日頃の空気圧チェックやタイヤメンテナンスが一切不要。災害時の悪路でも瓦礫によるパンクを心配すること無く走行が可能。緊急時の交通手段としても、いざという時には、その機動力を存分に発揮する。常に適正空気圧を維持しているのと同じ状態なので、弾力に富んだ最適な乗り心地と軽いペダルの漕ぎ出しをいつでも体感でき、擦り減った際には、一般タイヤ同様のタイヤ交換が可能。
 「FM―CC266W―SP」「FM―CC276W―SP」は、このプレミアム・タイヤが標準装着されていながらも、ノーパンク自転車の普及を目的として、可能な限り低価格化を目指した。

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