東海ゴム インドネシアホース工場で地鎮祭

2012年10月09日

ゴムタイムス社

 東海ゴム工業はインドネシアの樹脂ホース製造・販売子会社 PT.Tokai Rubber Auto Hose Indonesia(略称:TRHI)で2013年秋に稼働予定の新工場の地鎮祭を執り行った。
 TRHIでは2012年2月に、リース工場にて二輪車用樹脂ホースの量産を開始するとともに、将来の生産拡大を見越して自社工場の建設を検討してきた。
 新工場は、従来のリース工場の生産設備を移すとともに、新ラインも投入して四輪車・二輪車用ホースの生産拠点として、日系自動車メーカーへの安定供給態勢を整える。将来的には、日本への製品納入も検討していく。 
 同社グループ関係者が出席した地鎮祭で、金岡克典常務執行役員は「当地の自動車産業の発展に貢献していきたい。TRHI はこれから大きく飛躍していく」と、新工場稼動への決意を語った。
 自動車用ホース事業のアジア展開については、インドネシアのほか、中国をはじめタイ、インドに拠点を持ち、2013年1月にベトナムでも生産を始めル予定。同社では、四輪車・二輪車の市場拡大が続くアジア市場での製品供給を加速していく。

新工場の概要
▽所在地=インドネシア 西ジャワ州ブカシ県チカラン デルタシリコン工業団地▽生産品目=四輪車・二輪車用のゴム・樹脂ホース▽工場面積=敷地約3万8千㎡、建屋約1万1千㎡▽投資額=約2200億ルピア

地鎮祭の様子

地鎮祭の様子

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