ゴムタイムス社 合成ゴム特集 日本ゼオン 特殊ゴムが海外で需要好調 タイ工場は高稼働率を維持 2023年12月12日 10時 日本ゼオンのエラストマー事業部は合成ゴム、ラテックスの分野で展開する。 合成ゴムの上半期の需要動向を振り返ると、汎用ゴムは新車向けが半導体不足の解消に伴い、出荷は堅調に推移したものの、中国の景気の回復の遅れから輸出の動きは鈍い。ただし、インドやインドネシアは堅調であったほか、米国も底堅い需要だ……
ゴムタイムス社 ゴム・樹脂ロール特集 加貫ローラ製作所 吸引ロールなど特色ロールに力 フィルム関連の取り込み強化 2023年12月12日 10時 加貫ローラ製作所(大阪府生野区、加貫泰弘社長)の23年度上半期は、売上高及び経常利益ともに昨年を下回る減収減益となった。 分野別でみるとフィルム関連では「ここまでけん引してきた液
ゴムタイムス社 合成ゴム特集 デンカ 自動車用途などCR需要低迷 高付加価値グレードに注力 2023年12月12日 10時 デンカはクロロプレンゴム(CR)の「デンカクロロプレン」や「デンカネオプレン」で、世界トップシェアを誇っている。 23年はCRを扱うメーカーにとって、同社含め需要が低迷している状態だ。 同社のCRを展開するエラストマー・インフラソリューション部門の上半期の売上高は572億1800万円で同9・0%……
ゴムタイムス社 ゴム・樹脂ロール特集 金陽社 顧客目線で解決策の提案に注力 工業用はフィルム・鉄鋼用を拡販 2023年12月12日 10時 金陽社(東京都品川区、服部琢夫社長)の23年度上半期は前年同期比で増収となった。「ロール部門は全体で減収となったものの、ブランケット部門の売上が好調に推移したことが増収につながった」(同社)。 ロール部門は、印刷向けは若干の減収となった。積極的な拡販活動を行ったものの、業界縮小の影響などを受け……
ゴムタイムス社 ゴム・樹脂ロール特集 尾髙ゴム工業 新製品採用が着実に増加 繊維用ロールで新製品上市 2023年12月12日 10時 尾髙ゴム工業(和歌山県紀の川市、氏野孝二社長)の23年度上半期(4~9月)は前年同期比若干の増収増益となった。同社がメインに据える製鉄用ロールは、製鉄所のライン統廃合で厳しい環境下にあるが、「自動車増産により、薄板工場の稼働率も高く、またここ数年トライアルを重ねてきた新製品が着実に採用に結びつき微……
ゴムタイムス社 ゴム・樹脂ロール特集 明和ゴム工業 工業用フィルム向け売上好調 印刷用は副資材の提案も強化 2023年12月12日 10時 明和ゴム工業(東京都大田区、坪井栄一郎社長)の23年9月期(前期)業績は増収となった。「上半期は比較的良好な動きを見せていたが、下半期は伸び悩んだ。通期はなんとか増収を確保したものの、目標には届かず若干の増収にとどまった」(同社)。 分野別にみると、工業用の
ゴムタイムス社 ゴム・樹脂ロール特集 フィルム用需要に陰りも 金属芯を含めロール全体で提案 2023年12月12日 10時 日本ゴム工業会・統計委員会(ロール製品関係7社)がまとめた2023年(1~9月)のゴム・樹脂ロール生産実績によると、日本ゴム工業会・統計委員会(ロール製品関係7社)がまとめた1~9月のゴム・樹脂ロール生産実績によると、総合計は321万5776kgで前年同期比1・7%増となった。原料別では、ゴムロ……
ゴムタイムス社 ゴム・樹脂手袋特集 ショーワグローブ 耐切創手袋シリーズを拡充 2023年11月27日 13時 ショーワグローブ(兵庫県姫路市、星野達也社長)が現在注力する商品は、今年9月に新発売した「FORTEX(フォルテックス)シリーズ」「WIRETEX(ワイヤーテックス)シリーズ」「制電シリーズ(AX200制電EXフィット手袋、AP800制電ニトリルパーム手袋)」の3シリーズ。FORTEXシリーズは……
ゴムタイムス社 ゴム・樹脂手袋特集 ダンロップホームプロダクツ 樹から生まれた手袋で新製品相次ぎ投入 2023年11月27日 13時 ダンロップホームプロダクツ(大阪市中央区、政岡憲社長)は、家庭用手袋、作業用手袋、業務用手袋などの各種手袋を始め、車いす用スロープ、ヘルスケア用品などの販売を手掛けている。 手袋では現在、自然由来の天然ゴムを用いた家庭用手袋「樹から生まれた手袋」シリーズや使い捨て手袋が売れ筋だ。「樹から生まれ……
ゴムタイムス社 ゴム・樹脂手袋特集 ハナキゴム ハナローブ400シリーズ販売安定 化学防護用手袋のPRさらに強化 2023年11月27日 13時 ハナキゴム(茨城県牛久市、花木秀晴社長)の今期(23年1~9月)の手袋売上高は前年同期比102%で推移している。「昨年は手袋を含めた消耗品で値上げが相次いだ。自動車や化学関連の工場の稼働が落ちるなか、消耗品の購入を控える工場が多く、手袋の販売数量も伸び悩んでいる」(同社)と語る。そうした市場環境で……
ゴムタイムス社 TPE特集 旭化成 タフテックが医療中心に堅調 新しい開発テーマを開拓進める 2023年11月14日 17時 旭化成の環境ソリューション事業本部で取り扱う熱可塑性エラストマー(TPE)の用途は、医療用途、自動車、電子材料、食品包材、衛生材料、スポーツシューズのミッドソールなど多岐に渡る。 取り扱う製品群では、水添スチレン系エラストマー(SEBS)の「タフテック」「S.O.E.」を中心に、スチレン系エラ……
ゴムタイムス社 TPE特集 クレイトンポリマージャパン 「プラチナ」評価3年連続獲得 サステナブルな製品をPR 2023年11月14日 11時 DLケミカルグループに加わったスチレンブロック共重合体(SBC)の世界的大手メーカーである米クレイトンコーポレーション。その日本法人がクレイトンポリマージャパン(東京都港区、石井智憲取締役・統括ディレクター)だ。 クレイトングループ全体の戦略において、「イノベーション」と「サスティナビリティ」……
ゴムタイムス社 TPE特集 BASFジャパン エラストランNYシリーズに注力 EVやバイオ関連も積極的に展開 2023年11月14日 11時 ドイツの化学メーカーBASFは、熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)のグローバル マーケット リーダーだ。 同社が製造・販売するTPUの「Elastollan®(以下、エラストラン®)は、柔軟で強靱、かつ高品質で加工性も優れている。その日本法人であるBASFジャパンが扱う製品のひとつである無黄変タイプ……
ゴムタイムス社 TPE特集 三井化学 ミラストマーが好調推移 環境対応製品の特徴活かす 2023年11月14日 10時 三井化学の機能性コンパウンド事業部が注力する熱可塑性エラストマー「ミラストマー」は、自動車部品用途を中心に架橋型(TPV)、非架橋型(TPO)、スチレン系架橋型(TPS)の3本柱で国内外に販売している。 ミラストマーが取り組む課題は、環境対応だ。ミラストマー自体が、すでに環境に貢献できる材料であ……
ゴムタイムス社 IPFJapan特集 三葉製作所 高吐出樹脂押出機などを出品 2023年10月31日 10時 三葉製作所は世界でも数少ない樹脂用押出機とゴム用押出機を取り扱い、プラスチックとゴム双方の押出製品に貢献し高効率、高吐出、小スペース化に取り組んでいる。同社ブース(小間番号60410)では、ターレット式自動束取結束機、高吐出樹脂押出機を中心をPRする。 ターレット式自動束取結束機は、様々な生産……
ゴムタイムス社 IPFJapan特集 松井製作所 MATSUIのソリューションを紹介 2023年10月31日 10時 お客様の工場の資源生産性を4倍にする「factor4」のコンセプトを掲げ、これまで多くの課題に向き合い、ソリューションを提案してきた松井製作所。今回の展示テーマは「factor4 Advance」と題し、時代が求める
ゴムタイムス社 IPFJapan特集 ホーライ クリーンアップシステムを注力展示 2023年10月31日 10時 粉砕機・破砕機分野で国内リーディングカンパニー、ホーライの出展ブース(小間番号72307)では、新製品で「廃棄プラスチック類の粉砕・洗浄・脱水・乾燥ライン」をはじめ、「ランナー用小型粉砕機」「大型粉砕機」「ブロック専用粉砕機」「バンパー処理用粗砕機付粉砕機」「フィルム用粉砕機」など多数出展・披露……
ゴムタイムス社 IPFJapan特集 日本製鋼所 IoTソリューション中心に訴求 2023年10月31日 10時 日本製鋼所(JSW)のブース(小間番号82703)では、「Material Revolution~カーボンニュートラルとスマートファクトリーに貢献する先進技術~」をテーマに、「IoTソリューションJ-WiSe」や「AI Molding Navigator」、「SOFIT物理発泡システム」など、同社の
ゴムタイムス社 IPFJapan特集 関東製作所 各テーマで設計・加工技術を披露 2023年10月31日 9時 金型製作を中心にプラスチック成形から自動機製造などを展開する関東製作所のブース(小間番号40010)では、量産成形や自動化への設備提案、製品開発支援などをテーマに、各テーマに沿った設計、加工技術などを披露する。量産成形では、同社は350t、450t、850t、1800tと幅広いラインナップの射出……
ゴムタイムス社 IPFJapan特集 ブッス・ジャパン COMPEOシリーズをPR 2023年10月31日 9時 スイスに本社を持つプラスチック・ゴム混練機メーカーブッスの日本法人であるブッス・ジャパン(東京都江東区・平井和彦社長)。今回、同社の出展ブース(小間番号80402)では、マルチ対応連続混練押出機「COMPEO(コンペオ)」シリーズと、新たにCOMPEOシリーズに追加した「COMPEO LAB(コ……
ゴムタイムス社 IPFJapan特集 800超える出展者が集結 進化したプラスチック製品・技術を披露 2023年10月31日 8時 プラスチック製品製造の専門展示会「IPF Japan2023(国際プラスチックフェア)、国際プラスチックフェア協議会主催」が11月28日~12月2日の5日間、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される。 3年に1度開かれている同展示会は、前回(2020年)はコロナ禍で対面形式の展示会は中止(WEB形式での……
ゴムタイムス社 搬送ベルト特集 ニッタ ブルーベルトの品ぞろえ拡充に力 物流分野は新設・改修案件取り込む 2023年10月30日 9時 ニッタ(大阪市浪速区、石切山靖順社長)の国内ベルト部門の23年度(4~9月)売上は前年同期比で2桁増となった。「製品価格の改定効果に加え、物量も前年同期比を上回ることが増収の大きな要因になる」(同社)と捉えている。業界別にみると、物流分野は配送センターの新設案件はもちろん、既設搬送
ゴムタイムス社 搬送ベルト特集 フォルボ・ジークリング・ジャパン 物流向けはeコマース需要捉える 食品向けはプ… 2023年10月30日 9時 フォルボ・ジークリング・ジャパン(東京品川区、佐藤守社長)のベルト部門の現況(23年1~8月)は、売上は前年同期比105%で、予算に対しては若干の未達で推移する。分野別に見ると、物流は好調を維持している。物流センターの増設は以前の活況な時期と比べると落ち着いてはいるものの、eコマース向けはラインの……
ゴムタイムス社 搬送ベルト特集 三ツ星ベルト バイオマスベルトの訴求を強化 レーザマーキングなど加工品販売好調 2023年10月30日 9時 三ツ星ベルト(神戸市長田区)の樹脂コンベヤベルトの23年4~6月期売上は前年同期比を若干上回った。分野別では、物流分野はやや苦戦した。好調だった22年度に比べて減少傾向にあるが、
ゴムタイムス社 搬送ベルト特集 バンドー化学 ミスターシリーズで新製品上市 補修需要の取り込みに注力 2023年10月30日 9時 バンドー化学(神戸市中央区、植野富夫社長)の24年3月期第1四半期(4~6月)の搬送ベルト部門の売上収益は前年同期を上回る水準で推移した。部門別では、ゴムコンベヤベルトは鉄鋼向け需要
ゴムタイムス社 TPE特集日本ゼオン ホットメルト系粘着剤に注力 新規・既存も両輪で販売増へ 2023年10月24日 10時 日本ゼオンの強みは、C4・C5留分から様々な原料を抽出できる技術力があることだ。エラストマー素材事業の1つである化成品事業は、C5留分(GPI法)を活用した製品群を揃える。ラインアップとしては、C5留分により抽出されたイソプレンを主原料にしたポリスチレン・ポリイソプレン・ポリスチレン構造のブロ……
ゴムタイムス社 TPE特集 クラレ グローバル供給体制の強化 セプトンで差別化戦略図る 2023年10月24日 10時 クラレのイソプレン関連事業は22年で50周年を迎えた。その一翼を担うエラストマー事業では、水素添加スチレン系エラストマーHSBC「セプトン」、スチレン系ブロック共重合体「ハイブラー」のほか、アクリル系ブロック共重合体(MAM)「クラリティ」などの製品を展開している。 同社の中期経営計画「PASSI……
ゴムタイムス社 TPE特集三菱ケミカル テファブロックがバットに採用 自動車のEV化への横展開進める 2023年10月24日 10時 三菱ケミカルのスペシャリティマテリアルズビジネスグループのパフォーマンスポリマーズが扱うTPEは、スチレン系、オレフィン系、ポリエステル系、塩ビ系、ポリウレタン系などTPEのほか、塩ビのコンパウンドや接着性樹脂などの機能性商品があるなど、製品のポートフォリオが幅広いことが特徴だ。 上半期の需要動向……
ゴムタイムス社 ゴム・樹脂ホース特集 八興 柔軟フッ素ホース・チューブ好調 耐熱ソフトチューブ100℃を上市 2023年10月10日 9時 八興(東京都板橋区、阿部忠弘社長)の23年度上期(4~9月)売上は前年同期比で前年並み。数量ベースは昨年に価格改定を行った影響から若干のマイナスとなった。 製品別にみると、特定ユーザー向けのオーダーメード品
ゴムタイムス社 ゴム・樹脂ホース特集 十川ゴム 半導体や医療関係の用途開拓に力 徳島工場にクリーンルーム設備導入 2023年10月10日 9時 十川ゴム(大阪市西区、十川利男社長)のホース事業の23年度(4~8月)売上は前年同期比では若干の減少となった。ただ、前年度上期が好調に推移したため、計画比ではほぼ予定通りとなった。 分野別に見ると、ゴムホースはガス産業用が
ゴムタイムス社 ゴム・樹脂ホース特集 プラス・テク 「テクノ3兄弟」PR強化図る 継手メーカー「アオイ」と協… 2023年10月10日 9時 プラス・テク(茨城県稲敷郡、峰重克己社長)の23年度(4~8月)の売上は前年同期比を若干下回って推移する。「22年度下期以降の需要低迷
ゴムタイムス社 ゴム樹脂ホース特集 ニッタ ラインメイト、工作機械業界に拡販 新エネ車の冷却配管にチューブ初採用 2023年10月10日 9時 ニッタ(大阪市浪速区、石切山靖順社長)のホース・チューブ製品を手がけるニッタ・ムアー事業部は一般産業製品、オート製品を展開している。 ニッタ・ムアー事業部の業況(23年度4~6月)をみると、一般産業製品は
ゴムタイムス社 ホース商社特集 製品価格の上昇傾向続く 半導体需要の回復に期待 2023年10月10日 9時 ホース商社はメーカーと協力し合い、エンドユーザーの幅広いニーズを的確に捉えつつ、商品のみならず情報の効率的な流通に寄与し、ホース産業の発展につなげてきた。 弊紙では各地のゴム商業卸組合などに加盟し、ゴム・樹脂ホース製品を取り扱う商業者に景況感を尋ねるアンケートを年2回(春と秋)に実施しており、……
ゴムタイムス社 ゴム・樹脂ホース特集 東拓工業 しめTACのラインナップ拡充 角型TACレックスが万博工事に採用 2023年10月10日 8時 東拓工業(大阪市西区、中西俊博社長)の23年4~7月の売上全体は前年同期比2桁増で推移している。「売上は価格改定をお客様に
ゴムタイムス社 ゴム・樹脂ホース特集 タイガースポリマー GLシリーズの難燃タイプ好調 IPF出展で製品訴求を… 2023年10月10日 8時 タイガースポリマー(大阪府豊中市、澤田宏治社長)の23年度(4~6月)のホース事業の売上は前年同期比でプラスとなった。「前年度は2度にわたる値上げをお客様にお願いしたため増収になったものの、数量ベースでは微減で推移している」(同社)という。 製品別の動きをみると、サクションホースと
ゴムタイムス社 CMB特集 デンカエラストリューション 熱膨張性耐火材で新規案件獲得 シェア拡大で収益向上目指す 2023年10月3日 16時 デンカグループのデンカエラストリューション(群馬県高崎市、道盛徹社長)は、コンパウンド事業と熱膨張性耐火材事業を中心に展開しているほか、押出成型品やプレス成型品も手掛けている。 今期も現場の「安全最優先」の意識を従業員に浸透させる取り組みを継続している。親会社デンカがグループ会社全体をサポート……
ゴムタイムス社 CMB特集 竹原ゴム加工 仏エコバディスを取得 サステナブル取り組みを強化 2023年10月2日 11時 竹原ゴム加工(岐阜県中津川市、中島竜二社長)は、特殊合成ゴムなど各種ゴム混練りの加工販売や小分け計量などを展開し、高い技術を駆使してゴムの高性能化に挑戦するコンパウンドメーカーだ。 同社は材料メーカー各社がサステナブルの取り組みを行っているなか、国際的な評価機関であるフランスのEcoVadis……
ゴムタイムス社 プラスチック機械特集 ホーライ クリーンアップシステムを導入 粉砕機や周辺機器の購入に期待 2023年9月26日 9時 「もったいない」を経営ポリシーに、粉砕機・破砕機分野において国内リーディングカンパニーへ成長したホーライ(大阪府東大阪市、鈴木雅之社長)。製品では同社の代名詞ともいえる粉砕機を筆頭に、破砕機、油圧切断機、解砕機などを市場に供給している。 ホーライの強みは、粉砕機・破砕機の分野で低馬力から
ゴムタイムス社 ファインケミカル商社特集 東京材料 原材料需要は全般的に回復基調 サステナブル商材の発掘・拡… 2023年9月19日 10時 東京材料(東京都千代田区、大井喜信社長)の23年度第1四半期(4~6月期)の売上は前年同期並みとなった。ゴムや樹脂など原材料の需要動向をみると、国内の自動車生産が回復傾向で推移するなかで、「お客様によって濃淡はあるが、全般的に回復基調をたどっている」(大井社長)と語る。 海外拠点の現況では、上海……
ゴムタイムス社 ファインケミカル商社特集 白石カルシウム 樹脂フィラーマスターバッチに力 ベトナムに2ヵ所目拠… 2023年9月19日 10時 白石カルシウム(大阪市北区、白石裕俊社長)の23年度第1四半期は、前年同期比で増収増益、予算比では減収増益となった。「自動車の生産計画どおりには受注が回復せず、予算には未達」としつつも、「販売価格の見直しや経費の抑制で対前年、対予算とも利益は上回った」(取締役常務執行役員営業本部副本部長大薮祐介氏……
ゴムタイムス社 ファインケミカル商社特集 加藤産商 グループ連携をさらに強化 アセアンは現地企業へ販売増加 2023年9月19日 10時 加藤産商(東京都中央区、加藤進一社長)の23年9月期(22年10~23年6月)の売上高は前年同期を上回り、増収で推移している。「23年上半期の売上は前年同期で20%伸びたものの、4月以降お客様の中には在庫が積み上がり、在庫調整に動いているお客様も多い。一方、適正在庫のお客様はここにきて順調で、お客様や地域に……
ゴムタイムス社 ファインケミカル商社特集 平泉洋行 粉塵しにくいMB、提案強化 3ユニット制で活動を活性化 2023年9月19日 10時 平泉洋行(東京都台東区、高濱明社長)の23年期上期(1~6月)の売上は計画比で未達ながらも対前年比では微増となった。業界でみると、半導体の部品不足で生産調整の影響で落ち込みが続いていた自動車関連は荷動きがここにきて戻りつつある。一方、建機やOA機器などの非自動車分野は顕著な回復が見られない状況にあ……
ゴムタイムス社 ファインケミカル商社特集 三洋貿易 ダウホン社のフッ素ゴム拡売へ 次世代商材の育成・確保も力 2023年9月19日 10時 三洋貿易(東京千代田区、新谷正伸社長)のゴム事業部の23年9月期(22年10~23年6月)は、売上は前年同期並み、出荷数量では前年同期を下回った。「数量は期初の10月以降は横ばいで進捗していた。期中からお客様の間で在庫調整の動きが広がり、数量は落ち込んだがここにきて数量も戻りつつある」(小宮康執行役員ゴム……
ゴムタイムス社 ファインケミカル商社特集 海外拠点は米国・インドが好調 サステナブル商材への拡販に的 2023年9月19日 9時 タイヤを始め、ベルトやホースなど工業用ゴム製品の製造に不可欠な合成ゴムやエラストマー、樹脂、カーボンブラック、ゴム薬品、副資材などを市場へ供給するファインケミカル商社(ゴム・ケミカル商社)。主なファインケミカル商社
ゴムタイムス社 ゴム用機械特集 ダイハン 型物成形機の受注が伸長 関西・東海地区の需要が堅調 2023年9月12日 17時 ダイハン(東京都大田区、森大作社長)は2025年で設立60年を迎える。 同社は設立して以来、国内外のゴム工場に欠かせないゴム用機械の製造・販売を手掛けている。販売するゴム用機械は、主に押出成形機、プレス等の型物成刑機、ロール等の混練機の3分野となっている。 22年度(23年9月期)の需要動向を振り返ると……
ゴムタイムス社 ゴム用機械特集 水口製作所 小型フィルム方式鏡面加工機に注力 FANUC2軸制御装置を搭載 2023年9月12日 12時 ゴムロールの研磨技術で世界をリードする水口製作所(静岡県裾野市、水口泰昌社長)は、大型ロールに対応する大型高速・高精度研磨複合機の販売に注力していく。 最近では、小型で超高精度なフィルム方式鏡面加工機「SZCⅡ」の販売も力を入れている。 SZCⅡは、バックアップロールの特殊な形状と自動振止め装置……
ゴムタイムス社 ゴム用機械特集 加藤事務所 加藤産商の国内外のネットワークを活用 機械専門セールスエンジニア増… 2023年9月12日 11時 加藤事務所(東京都中央区、加藤進一社長)のゴム用機械販売の強みは、台湾機械メーカーの「ニーダーマシナリー」と「ジンダイ機械工業」を中心に、海外製の機械を取り扱っていることだ。機械の種類も小型試験機からニーダ―、プレス、ロール、大型設備など多岐に渡っている。 最近では、同社は6月にイタリアのITA……
ゴムタイムス社 ゴム用機械特集 日本ロール製造 試験研究設備の活用をPR 新材料等の混練や圧延成形に 2023年9月12日 11時 日本ロール製造(東京都江戸川区、青木要助社長)の機械ロール事業部は、創業130年以上の歴史を持つ。 同事業部はゴムやプラスチック加工機械の専門メーカーとして国内最大の実績を誇り、合成皮革、ビニルシート、建材などを製造するプラスチック加工機械と、タイヤなどのゴムを混練するゴム機械の製造・販売を行……
ゴムタイムス社 ゴム用機械特集 アドバンステクノロジーシステム アリストがスポンジ可能へ 材料は軟質から硬質ま… 2023年9月12日 10時 アドバンステクノロジーシステム(以下ATS、名古屋市西区、加藤康二社長)は、独アリスト社のカッティングプロッターの販売を行う。 最近のトピックスとして、アリストは今までスポンジのカッティングが性能部分で難しかった。ただ、アリストのスポンジ対応ツール「HSAD(ハイストロークデバイス)」を使用す……