ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】東ソー 接着剤用途拡販に注力 2016年5月1日 10時 東ソー(東京都港区、山本寿宣社長)のポリマー事業部・合成ゴムグループは、クロロプレンゴム(CR)「スカイプレン®」および、クロロスルホン化ポリエチレン「TOSO-CSM®」を手がけている。 15年度のCR需要はグローバルでも微減で推移。同社でも特に南米では自動車減産の影響や接着剤低迷で需要が落ち込……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】昭和電工 米市場での拡販を継続 2016年5月1日 10時 昭和電工㈱(東京都港区、市川秀夫社長)の2015年12月期におけるクロロプレンゴム(CR)「ショウプレン」事業は為替円安、主原料価格安定、さらに米国市場での出荷増が寄与し増収となった。 総出荷の8割を占める輸出は、アジア、欧州向けがほぼ横ばいで推移したものの、関税が撤廃された米国市場では、販売人……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】デンカ 米DPE社がCR事業を開始 2016年4月30日 10時 デンカのエラストマー・機能樹脂部門におけるクロロプレンゴム(CR)事業について、同社安藤栄一郎エラストマー部長は「国内自動車生産が低調の上、世界的な資源産業の落ち込みにより、鉱山用ベルト、建設機械用高圧ホース等の需要が減退した影響が大きかった」と述べている。 地域的な需要動向を大まかに見ると、……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】JSR S―SBR販売が2割増 2016年4月30日 10時 S―SBRを中心に合成ゴム事業を展開するJSRは、昨年フル生産に移行したタイ1期(5万t)に続き、今年度中に2期(同)を稼働させる計画だ。さらに欧州でも、ハンガリー(6万t)が昨年末に建設工事を開始し、17~18年に稼働させる予定となっている。 山脇一公・石化事業企画部長によれば、S―SBRのグロー……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】住友化学 耐寒性向上の新グレード 2016年4月29日 10時 住友化学の機能樹脂事業部合成ゴム部では低燃費タイヤ用のS-SBR(ソリューションSBR)の事業拡大を進めているが、このほど欧州向けに耐寒性を更に向上させた冬タイヤ用S-SBRの新製品を開発、本年上期中にも販売を開始する。 同社では、欧州での冬用タイヤの高性能化ニーズに対応、昨年秋
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】宇部興産 マレーシアがフル稼働へ 2016年4月29日 10時 宇部興産の合成ゴム事業では、コバルト触媒で重合するハイシスBRの製造・販売を行っている。 タイヤ用途では「UBEPOL BR150」シリーズを標準グレードとし、同シリーズの「150L」や「UBEPOL VCR」等を差別化商品と位置付けている。150Lはリニアタイプで省燃費性などの物性に優れ、VC……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】JSR タイ第1期がフル生産 2015年10月5日 8時 「エクセリンク」(TPV)を積極展開 JSRの4~6月期の合成ゴム事業は、一部製品で販売量が減少したことと、原料価格が下落したことで売上高が前年同期に比べ減少した。 利益についても、合成ゴムと原料のブタジエンの需給バランス悪化によるスプレッド縮小に、タイ合弁会社で第2期工事を進めていることによ……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】日本ゼオン 特殊ゴムの販売、開発を強化 2015年10月5日 8時 日本ゼオンの基盤事業は、ゴム、ラテックス、化成品、化学品という4つの事業からなり、15年度第1四半期(4~6月)の同事業は、円安、原料安に加え、食品工場でも需要拡大している使い捨て手袋需要向けが好調なラテックス事業が寄与し、前年同期実績を上回った。 ゴム事業については、数量ベースで約4分の1を占……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】旭化成ケミカルズ S―SBRが年産24万tに 2015年10月5日 8時 旭化成ケミカルズは5月に、シンガポールのS―SBR製造プラント第1期第2系列(年5万t)の商業生産を開始、これにより、第1系列と合わせ同プラントの生産能力は10万tとなった。 これに川崎工場の10万5000t(S―SBRとBRの合計)と大分工場
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】住友化学 ラービグEPDM拠点建設に着手 2015年10月5日 8時 住友化学は先ごろ、サウジアラビアで石油精製・石油化学事業「ラービグ」の拡張計画(第2期計画)に基づいたEPDM用新プラント建設に、この春着手したことを明らかにした。 同プラントは、16年度第3四半期に商業運転に入る計画であり、エタンガスを主原料とするため、ナフサ由
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】宇部興産 海外市場での供給力強化 2015年10月5日 8時 宇部興産の合成ゴムは、コバルト触媒で重合されるハイシスBRで、主な需要先は自動車用タイヤである。 4~6月期の国内の需要動向は、乗用車用タイヤ向けが好調、トラック・バス用タイヤはそれに比べるとやや落ちるが、、トータルでは比較的堅調だった。 海外は「中国の伸びの鈍化に足を引っ張られ、アジアは停滞……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】デンカ 輸出市場が堅調に推移 2015年10月5日 7時 デンカ㈱(旧電気化学工業㈱)の2016年3月期第1四半期連結決算によるエラストマー・機能樹脂部門の「クロロプレンゴム」(CR)は、「販売数量はほぼ前年並み」(安藤栄一郎エラストマー部長)だが、円安による輸出製品の手取り増加で増収となった。 同社は青海工場(10万t、新潟県糸魚川市)でアセチレン法に……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】三井化学 中国・上海工場が本稼働 2015年10月5日 7時 三井化学(淡輪敏社長、東京都港区)は昨年末より、中国石油化工股份有限公司(シノペック)との共同出資による年産7万5000tのEPT(エチレン・プロピレン・ジエン共重合ゴム)プラントを本格稼働、現在、国内の市原工場(同9万5000t)とともにフル生産・フル販売体制を継続している。 中国のEPDM……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】東ソー 高付加価値製品にシフト 2015年10月5日 7時 東ソー(東京都港区芝、宇田川憲一社長)のポリマー事業部・合成ゴムグループは、クロロプレンゴム(CR)「スカイプレン®」および、クロロスルホン化ポリエチレン「TOSO―CSM®」を手がけている。 主力のCRは足元、国内はユーザーによりばらつきがあるが、6月以降、自動車生産が持ち直しており、 ほぼ安定……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】電気化学工業 米市場で高いプレゼンス 2015年5月24日 9時 電気化学工業は昨年12月、三井物産と共同で米国に設立した「デンカパフォーマンスエラストマー」が、デュポン社からルイジアナ州にあるCR(クロロプレンゴム)製造・販売事業を譲り受ける契約を締結し、2015年度上半期の買収完了を目指している。 同社は青海工場(10万t、新潟県糸魚川市)でアセチレン法によ……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】日本ゼオン S―SBRの能増続く 2015年4月18日 15時 日本ゼオンの14年度の合成ゴム事業は、徳山工場が定期検査により2ヵ月間停止した影響もあって、各品種ともほぼフル生産の状況が続いている。 低燃費タイヤ用のS―SBRの国内需要は、タイヤメーカーの稼働率がやや低下しているものの、出荷は堅調だった。 一方、13年9月に稼働を開始し、14年4月に本格生産を……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】ダイソー 「エピクロマー」輸出が伸長 2015年4月18日 15時 本年10月に創立100周年を迎えるのを機に社名を「株式会社 大阪ソーダ」へ変更するダイソー。 ダイソーは、耐熱性や耐油性、導電特性に優れ、自動車用のホースやOAロールなどに使用されるエピクロルヒドリンゴム(ECO)「エピクロマー」を生産。年1万1000t(水島工場)の生産能力を有し、世界シェアは6……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】東ソー CR差別化製品を開発中 2015年4月18日 15時 東ソー(東京都港区芝、宇田川憲一社長)のポリマー事業部・合成ゴムグループは、クロロプレンゴム(CR)「スカイプレン®」および、クロロスルホン化ポリエチレン「TOSO―CSM®」を手がけている。 14年度を振り返ると、主力のCRが、国内では消費増税後の反動も想定内に収まるなど、通年的には安定していた。……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】住友化学 S―SBRフル稼働へ 2015年4月18日 15時 住友化学の機能樹脂事業部合成ゴム部がシンガポールのジュロン島に建設した溶液重合法スチレンブタジエンゴム(S―SBR)製造プラントは、昨年5月に量産生産を開始。14年度は年産4万tに対して6~7割の稼働・販売数量となった。15年度中にはほぼフル生産・フル販売になる見込み。第2期プラントについて
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】三井化学 高耐熱性EPT開発へ 2015年4月11日 12時 三井化学(東京都港区、淡輪敏社長)の合成ゴム事業は、EPT(エチレン・プロピレン・ジエン共重合ゴム)を主体に展開。国内市原工場(年産9万5000t)と、昨年末から本格稼働したシノペックとの共同出資による上海中石化三井弾性体有限公司(SSME、同7万5000t)の2拠点体制で、グローバルに供給して……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】昭和電工 北米市場での需要が拡大 2015年4月11日 12時 昭和電工(株)(東京都港区、市川秀夫社長)の2014年12月期におけるクロロプレンゴム(CR)「ショウプレン」の需給動向は為替円安、原料安の追い風により輸出が堅調推移、稼働率も上昇し、川崎事業所(年産2万3000t能力)はフル生産が続いた。 総出荷の8割を占める輸出は、アジア、欧州への輸出がほぼ……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】JSR S-SBR グローバルに拡大 2015年4月11日 12時 JSRの合成ゴム事業の需要動向は、15年3月期第1四半期(4~6月)は低水準で推移したものの、7月に入ると販売数量が増加し始め、第3四半期(10~12月)は、ほぼ前年並みとなった。 品目別では、タイヤ向けのBR・IR・ブチルゴムは第1四半期は低調だったが、その後はグローバルなタイヤ生産が牽引して、前……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】旭化成ケミカルズ シンガポール 第2期は今年前半に稼働 2015年4月11日 10時 旭化成ケミカルズがシンガポールで進めている省燃費型高性能タイヤ用スチレンブタジエン(S―SBR)の第1期第2ステップ(5万t)の設備が完成、本年初頭から試運転を開始しており、今年前半にも立ち上がる。 これにより、同社のS―SBRの海外生産能力はシンガポールの第一系列(年産5万t)と合わせ
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】宇部興産 マレーシア工場が稼働 2015年4月6日 11時 宇部興産は、ポリブタジエンゴム(UBEPOL BR、UBEPOL VCR)をグローバルに展開している。 同社の14年度のBRの動向は、内需は堅調に推移する一方、「海外は中国の需要が足踏みに近い状態、アジアも若干伸びてはいるものの減速気味、欧州はまだ晴れ間が見えない状況」(松尾典秀化成品・樹脂カン……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】ダウ・ケミカル日本 EPDMで新グレード 2015年4月6日 11時 米ダウ・ケミカルの日本法人であるダウ・ケミカル日本のエラストマー事業部は、合成ゴムEPDM「ノーデル」とオレフィン系エラストマー「エンゲージ」を軸に、特徴ある製品群を日本を含めたアジア地区で展開している。 ノーデルは高い耐久性と耐用年数の長さに加え、柔軟で耐熱・耐薬品性に優れるなどの特長がある……