【合成ゴム特集】住友化学 S―SBR シンガポール本格稼働

2014年09月27日

ゴムタイムス社

住友化学

 住友化学の機能樹脂事業部合成ゴム・エラストマー部がシンガポールのジュロン島メルバウ地区に建設した年産4万トン能力の低燃費タイヤ向け溶液重合法スチレンブタジエンゴム(S―SBR)製造プラントが本格稼働を開始した。

 同社はプレマーケティングで全体の7割の販売先を確保しており、本年4月に商業運転を開始した同プラントの稼働率は早くも9割に達しているという。

 環境規制の強化に合わせた低燃費タイヤ需要は堅調に推移しており、千葉工場(年産1万t)ではフル生産、フル販売が続いており、顧客の海外生産工場への販売も継続して拡大している。

 S―SBRの今後の需要見通しについては、世界的に自動車燃費規制が強化される中で、今後、中国や新興国でのタイヤラべリング制の導入とあいまって年率4~5%の成長が見込まれることから、シンガポールでの第2期プラント(年産4万tプラスアルファ)については2015年度に最終決定し、2017年度中に商業運転を開始する計画。土地及び原料のブタジエン供給ソースも確保しており、オンスケジュールという。タイヤメーカーの技術革新は激しく、低燃費性だけではない、グリップ性、耐摩耗性の性能要求に応えるべく、バッチ重合法を武器に高性能化の鍵となる

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