ブリヂストン 武漢市にウレタンフォーム新工場を建設、来春生産開始

2011年09月16日

ゴムタイムス社
自動車シート用ウレタンフォーム

自動車シート用ウレタンフォーム

 ㈱ブリヂストンは9月14日、中国市場での自動車の需要増に対応するため、中国・湖北省武漢市に自動車シート用ウレタンフォーム工場(武漢工場)を建設すると発表した。約10億円を投資して来年4月からの量産開始を目指す。同社の中国における自動車シート用ウレタンフォーム工場は広州に次いで2拠点目となる。
 新しく建設する武漢工場は、昨年12月に設立した普利司通(武漢)化工制品有限公司が事業運営を行う。2012年4月の量産開始に向けて準備を進めており、設備投資総額は約1100万㌦(約10億円)で、生産能力は年産約30万台分からスタートする。武漢工場は、中国国内では広州に次いで2番目の自動車シート用ウレタンフォーム工場となる。
 工場所在地は湖北省武漢市で上海の西約700km。会社名は普利司通(武漢)化工制品有限公司、代表者は新美高志氏。
 敷地面積は約2万平方㍍でブリヂストンが100%(間接)出資。生産開始時の従業員は約80名の予定。
 同社グループは、中長期的な自動車需要の伸びが見込まれる中国市場におけるウレタンフォーム製品の供給体制を強化することで、より迅速に高品質な製品を提供していく。

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