ダウ・ケミカル 太陽光発電型LEDを相馬市に寄贈

2014年10月14日

ゴムタイムス社

 ダウ・ケミカル日本は10月2日、ピーター・ジェニングス社長および立谷重巳相馬工場長が福島県相馬市役所を訪問し、太陽光発電型LED外灯の寄贈目録を贈呈したと発表した。

 今回寄贈されたのは、太陽光発電型LED外灯、合計8基。

 設置場所は、相馬市立桜丘小学校、相馬市立大野小学校、相馬市立日立木小学校、相馬市立中村第一中学校。

 また同社は、2011年の東日本大震災に際し、「ダウ相馬井戸端長屋」や同長屋に設置する家具や家電製品などを相馬市へ寄贈した。

 同社相馬工場は1993年に操業を開始し、クリーンな水処理に欠くことのできない化学品(イオン交換樹脂)や水処理膜などを生産している。

 イオン交換樹脂は、水中の不純物を除去するために用いられ、発電所、半導体工場、液晶工場など、きれいな水(純水)を必要とする生産施設で広く利用されている。

 東日本大震災の被災から復旧した相馬工場の立谷工場長は、「地域に支えられた工場として、『ダウ相馬井戸端長屋』や太陽光発電型LED外灯の寄贈を通じて、地域の安全・発展に貢献できることをうれしく思います。今後もダウ・ケミカルは、工場の安全操業と寄贈プログラムの継続を通じて、相馬市の復興と発展に微力ながら貢献していく所存です」と述べた。

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