東海ゴム 記者懇談会を開催

2014年02月24日

ゴムタイムス社

  東海ゴムは20日、愛知県・名古屋住友クラブで記者懇親会を開催した。
 懇親会には、西村義明代表取締役社長をはじめ、久岡洋一常務執行役員らも出席した。
 西村義明社長は「12年13年で仕込みは終わったと考えている。これからは、中期経営計画「2015年 TRI GROUP VISION」達成に向け、仕込んだ結果を刈り取っていきたい」などと挨拶した。
 会場では、SRソフトビジョンなどのスマートラバー製品、感光性水現象フレキソ版「TRI FLEXO PLATE」が展示され、担当者がそれぞれ技術説明を行った。
 フレキソ印刷は、主に包装用途に使用されており、画質面ではやや劣るが、被刷体の自由度が高く、完全な脱溶剤化が可能な印刷技術。欧州などでは幅広く普及しているという。同社フレキソ事業室の武田昌彦担当部長は「TRI FLEXO PLATEは簡単に製版でき、微小網点部の諧調性が良く、印刷物にメリハリが出る。水現像可能で、溶剤を使用しないため環境にも優しい。今後普及が期待される」と製品特長について述べた。
 同社は2015年度を最終年度とする中期経営計画「2015年TRI GROUP VISION」に掲げている。日系自動車メーカーへのさらなる拡販と海外自動車メーカーへの本格参入を今後も推進していく方針

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