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山下ゴム ベトナムにR&Dセンター建設へ

2013年07月17日

ゴムタイムス社

 山下ゴム㈱(鵜飼脩社長)は16日、インドネシアのジャカルタに自動車用防振ゴムの新工場を建設し、現地進出のホンダ、スズキへの供給を2014年から開始すると発表した。また、ベトナムのハイフォン市工業団地内にR&D開発センターを建設すべく、5月31日に現地法人「Y-TEC ベトナム」を設立したことを明らかにした。

 同社はインドネシアのジャカルタ(デルタヌス工業団地)に5万5000平方㍍の土地を収得、本年9月に工場建設に着手、2014年4月から自動車用防振ゴムの生産を開始する。設備投資額は今期から来期にかけ25億円を予定している。将来的には2輪自動車用チューブ・ホースの生産も検討しており、2018年の売上高は30億円強を見込んでいる。
 同社は第11次中期経営計画の中でグローバルベースでのコスト競争力の強化と海外生産拠点の拡充、グローバル最廉価調達の徹底、内製化の推進を図っているが、海外生産拠点の拡充では 2013年2月にタイの防振ゴム第2工場(投資額15億円)、米国のYUSA とともに北米拠点の一角をなす、メキシコの第2期工事が3月に終了し、建屋面積は合計で2万5000平方㍍と同社グループの全拠点で最大規模となった。インドでは防振ゴムの新工場(同13・5億円)が3月に完成、6月から量産を開始している。
 ベトナムでの現地法人設立は業界第一の開発体制の構築を狙いにR&D、生産技術、本社機能の移管を図るもので、投資インセンティブ、有能かつ廉価な人材(技術系)が得られるベトナムの第3の都市であるハイフォン市に立地を決めたもの。敷地面積10万7000平方㍍に3ヵ年で総額40億円を投資し、ビジネスセンター、金型・金具・設備の内製化工場、将来的にはグローバルマザー工場、チャイナプラス1の量産化工場を建設する計画。