【ゴム・ビニール手袋特集】 家庭用のディスポ化加速

2012年06月07日

ゴムタイムス社

 家庭用のディスポ化加速 作業用は2年連続上昇

 日本グローブ工業会が先にまとめた2011年のゴム・ビニール手袋の国内販売数量は別表の通りだが、これにによると、家庭用では需要のピーク時からは数%程度減少しており、原材料の高止まりによるコストアップもあり、一部海外安値品に流れている面も見られた。

 一般用極薄手袋はこの数年は年率10%前後の伸びが続いており、ユーザーの用途の多様化とともに簡便化(使いきり)傾向も顕著となっている。また、作業用手袋も2年連続の上昇となり、リーマンショック前のレベルに回復し、東日本大震災直後は産業向けを中心に一時低迷したが、夏以降ほぼ正常に戻った。

 パウダーフリー 比率45・7%に

 医療用手袋では手術用手袋が横ばい、パウダーフリー比率も45・7%と前年比4ポイント上昇。歯科用手袋(ペアタイプ)は歯科医院の現状を反映して漸減傾向が続いており、検査・検診用手袋も海外からJIS規格を満たしていないと思われる製品が相当流入しており、改めて各医療機関へJIS規格の周知徹底、医療機器として適した製品の使用啓蒙、会員外の協力も不可欠となっている。(2012年6月4日紙面掲載)