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十川ゴム 2010年3月期決算

2010年08月17日

ゴムタイムス社


 ㈱十川ゴムの2010年3月期決算は売上高が136億300万円、前期比7・6%減となったが、各部門での原価低減活動が寄与し経常利益は2億7500万円(前期800万円)、当期純利益は1億800万円(前期2800万円の損失)と黒字転換が図られた。 ホース類の売上高は56億1500万円、同12・7%減、ゴム工業品類は69億5800万円の前期並み。その他売上高は10億3000万円、同22・7%減となった。 ゴムホースは油圧機器産業用、土木・建設機械産業用が減少、樹脂ホースは家電産業用、一般産業用などの落ち込みが響いた。ゴム工業用品類の型物製品は 自動車産業用、医療機器産業用などが増加したものの住宅設備産業用、家電産業用がダウン。押出成型品は住宅設備産業用、船舶・車両産業用が増加したが設備 装置産業用、一般機械産業用が落ち込んだ。ゴムシート(15億2000万円)は住宅産業用が増加したものの自動車産業用、その他産業用がダウン。 同社は海外子会社の生産体制強化を図るため、本年2月に生産本部内に海外グループを設置。中国浙江省の子会社でOリング、水洗用パッキンなどの金型成形品を生産している「紹興十川橡?有限公司」では今期増収増益を予想。 国内ユーザーの要請もあり、さらなる生産品種の拡大、自動車用Oリングの生産も視野に入れている。 一方、新製品開発では建設機械のバイオディーゼル向けの新燃料ホースが大手建機メーカーに採用され、他社への横展開も可能なほか、2色成形樹脂製品が 自動車部品(スイッチカバー)で採用されるなど、今後の需要拡大が期待されている。既存製品では低発煙難燃性ゴムシートや大口径の超高圧ホース、セラミッ クホースなどの受注拡大を図る。 足下の第1・四半期業績は売上高が前年同期比2ケタ以上の伸びで推移しており、下期の需要回復期での拡販により通期では売上高5%増、経常利益は前期並みを確保する方針。 今期の設備投資は新製品設備や合理化等を中心に、市場の成長性を見極めながら段階的に実施するとし、総額8億円を計画している。 当期業績について十川利男社長は…(ゴムタイムス3149号3面)