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公演で小澤征爾氏が指揮 ランクセス支援のアカデミー

2019年08月02日

ゴムタイムス社

 ランクセスが2011年から継続支援している、小澤征爾氏が理事長を努めるNPO法人・小澤国際室内楽アカデミー奥志賀(OICMA)は7月31日、今年の受講生による演奏会を東京都千代田区の紀尾井ホールで開催した。

 同アカデミーは、小澤氏ら世界的に活躍する室内楽の指導者の下で、才能ある若手音楽家が弦楽四重奏を学ぶ機会を提供しており、これまでの8年間に延べ194人の若手音楽家の育成に取り組み、実績を上げている。

 今年は、オーディションを経て選抜された日本、中国、韓国、台湾の24人の弦楽器奏者が、長野県奥志賀で7日間の講習会と演奏会を行い、その千秋楽として都内で同日公演した。

 演奏会は、同社のステークホルダーら来賓90人を含む大勢の観客が詰めかける中、出演者が6組のカルテットに分かれ、それぞれ1曲ずつ弦楽四重奏曲を奏でた後、出演者全員で弦楽八重奏曲を合奏した。曲が終わる度に大きな拍手が送られた。

 全てのプログラムが終了し、観客からアンコールを求める拍手が起こると、演奏者全員と講師陣、そして小澤征爾氏がステージに登場。小澤氏が椅子に座りベートーベンの弦楽四重奏曲16番第3楽章をタクトなしで指揮して観客を魅了し、ひときわ大きな喝采を浴びた。

 演奏会後のディナー・パーティーであいさつした同社の辻英男社長は、「小澤氏およびアカデミーとの協力を継続できることを大変光栄に感じている。当社が支援を続けられるのも、皆さまのご支援の賜物と深く御礼を申し上げたい」と参加者に謝辞を述べた。

 パーティーには、この日の出演者のほか、小澤征爾氏の長男で俳優の小沢征悦氏も駆けつけ、同社の支援に感謝するスピーチを行い、会場を盛り上げていた。

公演の模様(C)大窪道治/2019OICMA

あいさつする辻社長

(C)大窪道治/2019OICMA

(C)大窪道治/2019OICMA