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アントワープ新工場が稼働 エボニック シリカ生産増強

2019年07月05日

ゴムタイムス社

 エボニックは7月4日、ベルギーのアントワープでフュームドシリカの新たな生産複合施設の稼働を開始したと発表した。同施設への投資額は、総額で数千万ユーロ。
 同社は機能性素材としてのシリカを戦略的成長エンジンの4本柱の1つに位置付けている。塗料やコーティングなどに用いられるフュームドシリカの世界市場は、年率4%以上の成長が見込まれており、親水性フュームドシリカの市場拡大だけでなく、疎水性シリカの需要も高まっている。
 そのため、同社は、アントワープの既存工場を、親水性フュームドシリカだけでなく、疎水性シリカも生産できるよう改修し、独ラインフェルデン工場に加え、欧州第2の疎水性「AEROSIL」の生産拠点を開設することで、引き続き高い需要に対応していく。 また、シラン製造プラントも近代化し、「AEROSIL」の製造やタイヤ用シランの原料供給の確保を可能とする。
 同社は、シリカの世界的なリーディングカンパニーの1社で、フュームドシリカ「AEROSIL」や湿式シリカ「ULTRASIL」、「SIPERNAT」のほか、「ACEMATT」ブランドでシリカ系艶消し剤を、「AEROXIDE」ブランドでその他のフュームド金属酸化物を製造。全シリカ製品の生産能力は、年産約100万tに上る。

アントワープ新工場

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