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アルケマが米国に新工場 米国初のPEEKを生産

2019年04月10日

ゴムタイムス社


 アルケマは3月25日、モビル(米国アラバマ州)近郊にケプスタンPEKK(ポリエーテルケトンケトン)工場を開設したと発表した。

 ケプスタンPEKK樹脂は、機械特性、耐薬品性、難燃性および耐摩耗性に非常に優れるだけではなく、選択的レーザー焼結方式(SLS)と熱溶解積層方式(FDM)の3Dプリント用の素材として好適な特徴を有し、広範囲の加工技術に最適化することが可能となっている。

 同社によると、同投資は2017年にフランスで行った同樹脂の生産能力倍増に続くもので、炭素繊維強化複合材と3Dプリンティングの需要に応えられるようになる。

 これにより、同社が強化ポイントとして目指す、航空・宇宙、石油・ガス、エレクトロニクス、自動車など要求レベルの高い市場への先端材料の提供と、持続可能な成長への6つのイノベーション分野の1つである軽量材料へのグループの取り組み、これら2つの達成を確実にしていく。

 同社は、次世代の航空機の構造部品を金属からケプスタンPEKK炭素強化繊維で作られた部品に置き換えることで、航空および防衛分野において、より速い生産サイクルで軽量材料を提供することができるとしている。

 

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