日本ゴム工業会 第15回幹事会を開催

2018年10月30日

ゴムタイムス社

 

あいさつする池田育嗣会長

あいさつする池田育嗣会長

 日本ゴム工業会は10月26日、大阪市のホテル阪急インターナショナルで第15回幹事会を開催し、ゴム製品の生産・輸出入概況や昨年度の会員企業の経営指数調査結果などを発表した。
 幹事会の冒頭、あいさつに立った池田育嗣会長は「 昨年のゴム製品生産は、わずかだが6年ぶりの増加となり、本年も前半は昨年を上回る勢いを持続している。経営指数調査でも、これまでの停滞状態からプラスに転じると回答した企業が増えている一方、新興国を中心とした経済減速など先行きに不透明感を増してきている」と業界を取り巻く現況について説明した後、当面の課題については「生産設備の老朽化、原材料価格の高騰、人材の確保、人件費の増加、熟練技術者の確保」などを上位の課題として挙げ、「経済が不透明さを増す中で、対応しなければならない事項が山積しているが、足元をしっかりと見据えて、柔軟に対応できるように備えていくことが重要だ。当会としても、感度を高め、皆様の備えの参考となるような情報の提供や活動をを行っていきたい」とあいさつした。

 事務局からの各委員会報告ではゴム製品の生産・輸出入概況や経営関係事項として、会員企業の経営指数調査、環境委員会関係事項として、「VOC排出削減に関する自主行動計画」のフォローアップ結果やCO2削減に関するフォローアップ結果、ISO/TC45国内審議委員会関係事項が報告された。
 VOC排出削減に関する自主行動計画のフォローアップ結果については、2

 

 

 

 

 

 

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