日本ゴム協会関東支部 第41回総合紹介講演会開催 講演と展示で新製品・技術を紹介

2018年10月24日

ゴムタイムス社

 日本ゴム協会関東支部は10月22日、東京都大田区産業プラザ(PiO)小展示ホールで第41回総合紹介講演会「新しい製品と技術の紹介」を開催した。午前と午後に分かれた講演会にはユーザーや協会関係者など110人が来場し、ゴム関連企業14社の担当者が最新の製品と技術を説明した。

 午前の部では、ブッス・ジャパンや加藤事務所、明和ゴム工業などの担当者が説明を行った。このうち、加藤事務所は杉谷和俊技術担当部長が「MLPC製品によるブルーム問題改善への提案」の題目で、同社がフランスのMLPC社から輸入し国内販売するゴム薬品マスターバッチ「Mixland+(ミックスランドプラス)」の特徴などを紹介した。杉谷氏によると、MLPC社よりミックスランドプラスを用いると、ブルーム(ゴムコンパウンド中に含まれる各種ゴム薬品及びその分解物等がゴムとの相溶性の問題から時間とともにゴム表面に移行する現象)が低減できるとの情報があり、同社はその情報を検証すべく、お客様と協力しながらEPDMをバインダーとした促進剤マスターバッチとの比較を行ったところ、ブルーム問題が改善できたという。

 一方、午後の部では、三井化学、JSR、平泉洋行、三洋貿易

 

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