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東洋ゴム 軟質ウレタン事業を譲渡へ 

2018年08月06日

ゴムタイムス社


 東洋ゴム工業は8月3日、同社グループの軟質ウレタン事業を東洋クオリティワンに譲渡すると発表した。両社が株式・事業譲渡契約を同日締結した。

 同社の100%連結子会社である東洋ソフランが運営する軟質ウレタン事業を、吸収分割により、新たに設立する承継会社に移管した上で、2018年12月27日付(予定)で承継会社の発行済株式の65%を東洋クオリティワンに譲渡する。

 これに合わせ、軟質ウレタン事業の専業部門である同社100%連結子会社のエフ・シー・シーの発行済株式の全部と、バンパーの販売事業を除く軟質ウレタン事業に関する同社の販売・研究開発事業を、東洋クオリティワンに譲渡する。

 同社グループの軟質ウレタン事業は、東洋ソフランとエフ・シー・シーを中心に、技術力への評価と安定的な需要に支えられ、長年にわたって知名度と堅固な事業基盤を築いてきた。

 今回、この事業の評価・検証や方策を検討した結果、類する事業に関連した知見と事業推進基盤を有する既存の有力事業者の下で、さらなる事業展開を図ることが最適であるとの判断に至った。

 また、同社が本株式・事業譲渡の実行後、承継会社の発行済株式の35%を保有することで、最適な外部パートナーとともに軟質ウレタン事業の継続を目指すこととなる。

 同社は、タイヤと自動車用防振ゴム事業をコア事業領域として捉え、経営資源を重点投下することにより、事業経営の推進力を強化し、さらなる企業価値の向上を実現することにしている。

 設立する承継会社は、商号は未定で、所在地は愛知県みよし市、設立は8月下旬の予定となっている。

 同社は、今回の譲渡が業績に与える影響は軽微だと見ており、公表すべき事項が生じた場合には速やかに公表することにしている。

 同社は、顧客に対する十分な事業要件を満たすことを前提とした事業評価ガイドラインを策定し、市場成長性や事業継続性など様々な観点から全事業領域を対象として個別に評価・検証するとともに、それぞれの事業価値の向上をめざし、必要な最適方策の検討を行っている。

 その一環として、17年12月27日付で建築用免震ゴム事業を除く化工品事業と硬質ウレタン事業を譲渡している。