ブリヂストン 国際農業機械展に初出展

2018年07月05日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは7月4日、北海道帯広市で7月12日~16日に開催される「第34回国際農業機械展in帯広」に出展すると発表した。

 この展示会は帯広で4年に一度開催される日本最大級の農業機械展示会。今回は北愛国交流広場の特設会場に約130の企業・団体が出展予定で、同社としては初めての出展となる。

 同社ブースでは、日本初導入となるブリヂストンブランドの大型トラクター用ラジアルタイヤ「VT‐トラクター」や、国内外で定評のあるファイアストンブランドのトラクター用ラジアルタイヤ「パフォーマー」に加え、農業機械の性能発揮を支え農業に貢献する同社の「農機ソリューション」の取り組みを紹介する。

 また14日には、アイスホッケー女子日本代表チーム「スマイルジャパン」として平昌冬季オリンピックでも活躍した鈴木世奈選手と浮田留衣選手が参加するトークショーを開催する予定。スマイルジャパンは、同社が活動を応援するチームブリヂストン・アスリート・アンバサダーとなっている。
 トークショーは7月14日の午前と午後に計2回、同社のブース内で、「Chase Your Dream~北海道からの挑戦~」をテーマに行われる。観覧は無料で、終了後に選手のサイン付きオリジナルグッズが当たるじゃんけん大会を開催する予定。

 同ブースのうち、「VT‐トラクター」は、一般的なラジアルタイヤに比べ、より低い空気圧、より高耐荷重に対応したVFタイヤ準拠品で、低い空気圧で使用することでタイヤがより柔軟にたわみ、地面と接する面積が増加し、けん引力の向上や乗り心地の改善、田畑の土壌の踏み固め抑制に貢献するタイヤとなっている。2018年10月より受注を開始し、2019年春の発売を予定している。タイヤサイズはVF540/65R28とVF650/65R38の2サイズ。
 また、「パフォーマー」は、従来品に比べトラクション(けん引力)と排土性能が向上したほか、土踏み固め抑制性能と摩耗ライフ(寿命)が向上し、畝へのダメージを軽減しているのが特徴で、より効率的な農作業を支えるタイヤとなる。2018年から12サイズを追加し、全42サイズのラインアップとなっている。
 農業機械分野において同社は、市場特性や顧客のニーズに合わせタイヤやゴムクローラ等の最適な商品を提案しており、今後もグローバルで培った技術力や独自のノウハウを活用して新商品や新サービスの開発に努め、進化し続ける農業機械の性能を最大限に引き出すよう貢献していくことにしている。

ブースイメージ

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VT―トラクター

VT―トラクター

パフォーマー

パフォーマー

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