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宇部興産 電池材料事業を強化 先端開発センター新設

2011年02月15日

ゴムタイムス社

宇部興産㈱は、リチウムイオン電池(LiB)がハイブリッド自動車や電気自動車などの車載用途や産業用途などに大幅な需要増が見込まれることから、国内外拠点の営業・開発体制を拡充する。
機能電池材料ビジネスユニットを新設する。機能品・ファインカンパニー内の組織の一部を再編し、2月1日付で「機能電池材料ビジネスユニット」(新ビジ ネスユニット)を新設する。LiB用の電解液とセパレーターの両事業を統合し、電池材料ビジネスの中核とする。新ビジネスユニット長には高純度化学薬品ビ ジネスユニット長の勝田正彦氏が就任予定。
また、LiB用の電解液とセパレーター各事業に関わる開発機能を統合する組織として「先端エナジーマテリアル開発センター」を2月1日付で山口県宇部市に新設する。
同センターではLiBだけではなく、次世代電池・太陽電池・燃料電池などの材料も加え、宇部興産グループ全体のエナジーマテリアル開発を一手に担う組織とし、機能創出をキーワードに先端材料の開発力を強化する。
電解液とセパレーターについては、それぞれ別の開発センターで行っていた業務と技術者を新センターに統合し、新しい機能を持つ材料の開発からその評価と 市場開発まで一貫した体制を構築、顧客・市場のニーズに対して従来以上に的確に応えるソリューションを提供する。
新センターは当面、LiBなど蓄電用途の材料開発からスタートする、スマートグリッド時代の到来を視野に入れ、将来的には宇部興産内の創エネ、省エネ関連の研究開発要員も集約する計画。
新センターは、スペインでの電解液開発を含め電池材料分野でグループ全体のグローバルな技術開発をバックアップするとともに、宇部興産が今後、積極的な アライアンス戦略を検討していく中で、技術提携や合弁会社の開発をサポートする役割も果たす。
ポリイミド・ナイロン・ファインケミカルなど、同社グループの他製品についても電池材料、エネルギー関連材料としての用途開発や技術開発などをサポートする。

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