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住友理工 体圧検知センサー「SRソフトビジョン」の「半身版」発売

2017年05月30日

ゴムタイムス社


 住友理工は5月30日、体圧検知センサー「SRソフトビジョン」シリーズの新たなラインアップとして、両肩から腰までの胴体部分をカバーする「半身版」を6月1日に発売すると発表した。シリーズ5つ目の製品で、シーンに応じて、さらにさまざまな用途に活用できる。

 SRソフトビジョンシリーズは、独自開発の導電性ゴムでできた「スマートラバー(SR)センサ」技術を応用し、圧力の分布を測定・可視化できるシート状センサー。柔らかくて断線しにくく、身体に直接触れても違和感を覚えにくい設計になっている。

 医療や介護の現場での床ずれリスクの管理や、リハビリ効果の測定などで、体圧を「見える化」することにより客観的なデータを得ることができ、共有した情報を基に、より適切な対応・対策や器具の選定が可能となる。

 同シリーズは2013年に第1弾となる「分布版」を発売して以降、製品群を拡充。利用者からは、「経験や勘に頼ることなく、データをもとに個々に合わせた対応ができるようになった」「可視化した情報を共有することでご利用者やご家族の納得感が得られるため、効果的なケアや指導ができ、状態の改善につなげられた」「データの見える化で効果が一目瞭然となり、福祉用具の適切な選定ができるようになった」などの声がある。

 新発売の半身版は「全身版ほどハイスペックではなく、気軽に扱える製品を」との声を受けて開発。頭から足先まで全身の圧力を可視化する全身版に比べ、その半分となる800ポイントの測定点を持ち、肩から腰までの計測が可能。見やすいカラー表示で、圧力分布状態がリアルタイムに一目で分かる特長は変わらない。

 また、重さは半分の2kg、サイズはほぼ半分の長さとなり、持ち運びが容易になったほか、49万8000円と全身版より20万円価格を抑えて高いコストパフォーマンスを実現した。全身版と同様、従来の医療や介護の現場での使用に加え、半身版では特に、家具・寝具店での寝具やソファ(座面)の選定、特定の条件下での体位の研究など、顧客のニーズに応じて幅広く活用することを想定している。

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