鬼怒川ゴム 13年3月期 合理化継続も減収減益

2013年05月14日

ゴムタイムス社

 鬼怒川ゴム工業の2013年3月期連結決算は、売上高が662億2100万円の前期比6・2%減となり、損益については、調達資材のLCC化・汎用化及びアジアでのモノ造り改善活動などを継続したものの、製品構成の変化、輸出向け部品の減少、新車立ち上げコストや部品輸送コスト増などにより、営業利益は63億8300万円、同23・5%減、経常利益は70億4600万円、同17・6%減となった。当期純利益は39億7500万円、同25・0%減。
 主要得意先の自動車生産は、国内は前年同期比で約1割減少、海外は中国での販売減少により海外全体では微増、グローバルでは前年同期並みとなった。
 日本の売上高は、主要得意先の自動車生産台数の減少により、463億7000万円、同13・1%減、営業利益は、モノ造り改善・調達資材のLCC化・汎用化などの合理化を継続したものの、モデルチェンジ等による製品構成の変化及び建機他の輸出向け部品の減少などにより、45億5300万円、同25・3%減となった。
 米州の売上高は、主要得意先の自動車生産台数の増加により、59億2100万円、同49・5%増、営業損失は新車立ち上げに伴うコストや部品輸送コスト増により、10億3000万円となった。
 アジアでの売上高は、中国での主要得意先の自動車生産台数が減少したものの、139億2900万円、同4・7%増となった。営業利益は、モノ造り改善のグローバル展開・調達資材の現地化・汎用化の効果などにより、27億7200万円、同27・1%増となった。
 次期見通しは3つの構造改革を推進し経営基盤の強化を図り、特に米州とアジア地域の新車立上げの改善、同時に中期経営計画で掲げている7つの成長戦略に取り組むことにより、売上高は705億円、前期比6・5%増、営業利益は75億円、同17・5%増、経常利益は76億円、同7・9%増、当期純利益は42億円、同5・6%増を計画している。

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