オカモトの第2四半期決算 コスト上昇で営業益減

2013年11月05日

ゴムタイムス社

 オカモトの2014年3月期第2四半期連結決算は、売上高は357億7600万円で前年同期比8・5%増、営業利益は12億4500万円で同5・6%減、経常利益は17億7000万円で同17・2%増、四半期純利益は11億1000万円で同28・9%増となった。
 同社グループは引き続き、製造コストと営業経費の削減に取り組んできたが、円安による輸入価格の上昇、原材料価格の高騰などによりコストアップが避けられない状況となった。
 産業用製品では、一般用・工業用フィルムは、前年並みに推移し売上横這いとなった。建材工業用フィルムは、産業用の需要が低迷したものの、住宅需要の好調により売上微増。多層フィルムは、食品用・工業用の需要が堅調に推移し売上増。農業用フィルムは、市場の在庫調整により売上減。壁紙は、住宅着工件数の伸びにより売上増。フレキシブルコンテナーは、復興関連の需要が発生し売上増。自動車内装材は、自動車メーカーの海外および国内での販売増により輸出向けを中心に堅調に推移し売上増。粘着テープは、需要減少による販売競争激化の中、販売努力により売上微増。工業用テープは、電子部品用の需要低迷により売上減。食品衛生関連商品は、新規獲得および消費回復により売上増。食品用吸水・脱水シートであるピチット製品は、干物の需要が落ち込み売上減。以上により、同セグメントの売上高は214億3200万円で同9・3%増、セグメント利益は6億7100万円で同16・9%減となった。 
 生活用品では、コンドームは、市場が縮小傾向にあるものの、薄物の企画・販売が好調で売上増。除湿剤は、拡販政策により新規取引先が増加し売上増。カイロは、新規取引先と導入アイテムの増加により売上増。手袋は、作業用および産業用が需要減の影響を受けたが、家庭用および医療用が好調に推移し売上増。メディカル製品のうち滅菌器は、売上微増。ブーツ・雨衣は、梅雨明けが早まったものの、積極的な拡販政策を行ったことで売上増。シューズは、新ブランドの導入等により売上増となった。以上により、同セグメントの売上高は143億4300万円で同7・3%増、セグメント利益は11億8000万円で同1・2%減となった。
 通期の連結業績予想は、直近の予想からの修正はなく、売上高が710億円で前期比1・4%増、営業利益が30億5000万円で同4・2%減、経常利益が34億5000万円で同17・0%減、純利益が21億円で同11・6%減を見込んでいる。

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