オカモト 3月期第1四半期連結決算

2010年08月30日

ゴムタイムス社

オカモトの3月期第1四半期連結決算は、売上高152億7400万円、前年同期比6・6%増、営業利益6億7600万円、同9・9%減、経常利益7億9300万円、同19・5%減、純利益4億9500万円、同18・8%減の増収減益となった。

〈産業用製品〉
一般用、工業用フィルムは回復基調で、農業用フィルムは輸出向けPOフィルムの増加や受注前倒し効果もあり、堅調に推移。自動車内装材、フレキシブルコ ンテナーバッグ及び工業用テープは、一時の最悪期を脱し回復。食品包装用ラップは需要減少の中、販売努力で前年同期比横ばいとなった。
包装用テープは、円高の高進で輸入競合品が増加し、消費低迷もあり厳しい環境。
以上により、同事業の売上高は93億1900万円、利益は5億8000万円となった。
〈生活用品〉
コンドーム及び除湿剤等の医療日用品は堅調に推移。
手袋は医療用、食品用で昨年の同時期における新型インフルエンザの予防対策による需要も本年は沈静化で減少した。
また、降水量が例年より増加したことでブーツ、雨衣の販売が増加し、シューズは昨年並みで推移した。
以上により、同事業の売上高は59億5400万円、利益は5億4800万円となった。
中間期の業績予想は、売上高310億円、営業利益11億円、経常利益13億円、中間純利益8億円を見込んでいる。

関連キーワード:

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー