東海カーボン 12月期第1四半期連結決算 カー黒事業は横ばい

2012年05月15日

ゴムタイムス社

 石巻工場は一部操業開始

 東海カーボンは12年12月期第1四半期連結決算を発表した。売上高は249億9300万円で、前年同期比横ばい、営業利益は21億4800万円、同11・1%減、経常利益25億4400万円、同2・5%増と小幅ながら増益となった。四半期純利益は14億8900万円で同38・0%増。
 カーボンブラック事業は、タイ洪水による自動車減産も回復基調に転じ、カー黒需要は国内外とも概ね堅調に推移した。震災により操業を停止していた石巻工場も一部操業を再開したが、3月からの出荷開始で全面復旧には至っていないことなどから、販売数量は前年同期の水準を下回った。以上により、同事業の売上高は101億円、同0・1%減、営業利益は13億7300万円、同0・2%減となった。
 黒鉛電極の売上高は75億4700万円、同7・3%増、ファインカーボンの売上高は40億4000万円、同13・1%減となり、以上の結果、炭素・セラミックス事業の売上高は115億8700万円、営業利益は9億7100万円、同19・7%減となった。
 工業炉および関連製品事業の売上高は10億2200万円、同1・8%増、営業利益は8500万円、同44・0%減。
 通期の連結業績予想は、収益面は回復が難しく減益予想であるが、売上高は1140億円、前期比8・6%増を見込んでいる。