【TPE特集】 リケンテクノス タイのTPE新工場生産開始

2013年06月11日

ゴムタイムス社

タイのTPE新工場生産開始 「E触感エラストマー」の需要拡大

リケンテクノス

 インドネシア塩ビ工場も稼働 コンパウンドの供給能力を強化
 リケンテクノスは、創業以来培われてきた合成樹脂加工に係わる総合的な技術をベースに「コンパウンド事業」「フイルム事業」「食品包材事業」の3事業を柱に国内外で事業を展開している。コンパウンド事業では塩ビコンパウンド、各種熱可塑性エラストマーを製造販売しており、熱可塑性エラストマーでは「アクティマー」「トリニティ」「レオストマー」「オレフレックス」をシリーズ化、分野別の営業、開発体制を強化し、各種TPEのシリーズ拡充に注力している。

 ユーザーとの共同開発による新グレードの市場投入も活発で「レオストマー」 コンパウンドでは耐熱性、高硬度での圧縮永久歪特性に優れる「レオストマー SE」、加硫ゴムの置き換えを中心にウェザーストリップをはじめ自動車用途分野での需要が拡大している「アクティマー」シリーズの新グレード「アクティマーG」がある。新規グレードとしては先にスチレン系エラストマーの動的架橋システムを駆使した「E触感 エラストマー」を開発。同社では人が触る部分には全て「触感」が存在することに着目、官能的な評価に頼らない物理データに基づいた触感評価法の確立とモルフォロジーに起因する表面構造の解析による触感メカニズムを解明した。エラストマーの構成成分、製造時の加工条件を全て見直し、触感に影響する因子を洗い出し、材料開発を進めた結果、「性能」「加工性」「価格」を満足させ、木のぬくもり、シルクの肌触り、革の柔らかさの良い触感を得ることに成功した。現在、シフトノブ、ハンドブレーキ、アシストグリップなどの自動車内装グリップ材で自動車大手の数多くの車種に採用 されている。

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