昭和電工 液化塩素・苛性ソーダ・次亜塩素酸ソーダを価格改定

2012年01月19日

ゴムタイムス社

 昭和電工(株)(市川秀夫社長)は、液化塩素・苛性ソーダ・次亜塩素酸ソーダの価格改定を行うことを決定した。今回の価格改定の背景には2011年春からの原燃料価格の上昇に端を発しているという。今回の価格改定の対象となる製品は、液化塩素(5円/kg以上)、苛性ソーダ(16円/kg以上)、次亜塩素酸ソーダ(5円/kg以上)、の3製品で、2012年2月16日出荷分より実施される。

 同社は原燃料価格の高騰への対応として度重なるコストダウンを行ってきたが、自助努力による削減に限界があることに加え、昨今のエネルギーコストの急騰により、これらの製品については収益性が急速に悪化している。このような状況下、今後本製品の安定供給体勢と事業の維持継続を行うためには、顧客にその一部の負担をお願いせざるを得ないとの結論に至った。
 塩素は塩化ビニルなどの塩素化合物、苛性ソーダは洗剤・化学繊維等の原料に使用される他、両製品ともさまざまな化学製品を製造する際の不純物除去、漂白、中和、軟化等の工程に用いられる。また両製品を原料とする次亜塩素酸ソーダは、水道水・プールの殺菌消毒や紙・パルプの漂白などに使用され、いずれの製品もさまざまな分野において広く用いられる基礎化学品とのこと。

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