昭和電工 クロロプレンゴムの国内価格改定

2011年08月05日

ゴムタイムス社

 昭和電工㈱(市川秀夫社長)は8月5日、原燃料の高騰に伴い、クロロプレンゴム「ショウプレン」と合成樹脂の1種である塩素化ポリエチレン「エラスレン」の値上げを決定した。 値上げ幅は「ショウプレン」は全品種がキロあたり56円以上、「エラスレン」は、同34円以上、「シート」は同34円以上、「コンパウンド」は同44円以上。実施時期は9月1日納入分より。
 価格改定の背景は、同社が2011年春からの原燃料価格の上昇に対応し、これまでコストダウンを行ってきたが、自助努力の限界を超える状況となり、値上げを決断した。これにより、同社は引き続き両製品の安定供給を維持していく。 「ショウプレン」は自動車用部品や土木車両部品などに利用され、「エラスレン」は自動車用ホース・電線被覆材の原料などに利用されている。

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