ゴムタイムス社 取材メモ ワークライフバランス実現へ 2017年4月24日 9時 ゴム連合の2017年春季生活改善とりくみは、労使交渉の集中回答日を終えて、大半の企業が妥結した。 ゴム連合では、今年の重点実施事項として①賃金、②一時金、③ワーク・ライフ・バランスの実現の3つを挙げていた。その中で、ワーク・ライフ・バランスの実現については、ゴム連合の総実労働時間が2000時間以上……
ゴムタイムス社 取材メモ 株主総会の来場者が大幅に減少 2017年4月10日 10時 3月24日に開催されたブリヂストンの第98回定時株主総会に来場した株主数は374人で、昨年の630人に比べ大幅に減少した。 プレス向けの説明会で、その理由について問われた同社は、主な要因として株主自体が減少したことを挙げた。昨年の株主総会時には8万人台だったが、今年は6万人台に減っているという。 ……
ゴムタイムス社 取材メモ 物流コスト上昇を懸念 2017年4月10日 9時 東部ゴム商組のべルトホース部会は3月23日、べルトホース商工懇談会で「ベルトホース流通動態統計調査」を発表した。 同調査は1982年からベルトとホースを隔年で実施してきたが、15年からベルトとホースの合同調査に変わり、今回で3回目の合同調査になる。 同調査は組合対象地区のベルト・ホース取扱商業者の……
ゴムタイムス社 語録 商工一体で働き方を考える 2017年4月3日 8時 「ワークライフバランスなど社員の働き方が問われるなかで、当社ではノー残業デーは当たり前のこととして受け止めている。働き方について、今後はさらに一歩踏み込んだものをメーカーと商業者が
ゴムタイムス社 取材メモ 採用広がるカラーコンクリート 2017年3月27日 9時 ランクセスはここ数年、無機顔料(バイフェロックス)で着色されたコンクリート建築の多様性や芸術性、技術特性を広めるための取り組みを「カラーコンクリートワークス」と銘打ち、日本でもその取り組みに注力している。 その一環として、3月7日~10日に東京ビッグサイトで開催された「建築・建材展2017」で、……
ゴムタイムス社 取材メモ トランプ政権は追い風 2017年3月27日 8時 東洋ゴム工業は、今年を初年度とする4ヵ年の新中期経営計画「中計’17」を策定した。先日開催された策定記者会見の中で、トーヨータイヤU・S・A会長とニットータイヤU・S・A会長を兼任する水谷友重常務執行役員が米国のタイヤビジネスの状況を説明した。 水谷氏は「シェールオイルが産出している地域で……
ゴムタイムス社 取材メモ 熊本地震で性能を発揮したミライエ 2017年2月27日 9時 住友ゴム工業は、1月27日に京都大学防災研究所で住宅用制震装置「MIRAIE(ミライエ)」の性能を確認する実大振動台実験を実施した。昨年4月に発生した熊本地震と同規模の震度と回数で、実物大の木造2階建住宅を揺らす実験を行い、「ミライエ」装着の住宅に損傷がないことを確認した。 実際に起きた熊本地震……
ゴムタイムス社 決算談話 一日も早い問題解決へ 2017年2月27日 6時 東洋ゴム工業の清水隆史社長は16年12月期の決算説明会で、免震ゴム対策の影響について「1月末現在で最初に公表した55棟のうち32棟で着工し、21棟で製品交換が完了、2度目に公表した99棟では14棟で着工、うち10棟で製品交換が完了したことを確認した」ことを明らかにした。 免震ゴムの交換・改修工事などを見込んだ……
ゴムタイムス社 語録 ツートップからスリートップに(横浜ゴム野地社長) 2017年2月13日 9時 「ツートップからスリートップへになったイメージで、フォワードを一人追加した。新社長には101年目からの事業をメインに、副会長の私はATGをメインに、会長は重しとして、全体を見つつ、新社長を国内でサポートする」(社長交代記者会見で社長、会長、副会長の役割を問われた野地社長)
ゴムタイムス社 決算談話 ブタジエン価格の見通し 2017年2月13日 9時 決算説明会の質疑応答で、ブタジエン価格高騰の背景と見通しについて問われた宇部興産の藤井正幸執行役員グループCFOは「ブタジエンは需給と思惑で価格が動くと思う。しかし、この状況がずっと続くわけではないだろう」との見方を示した。 ただ「過去を見てもかなり大きくぶれているので、先行きを見通すのは難し……
ゴムタイムス社 取材メモ 次世代IRもたらした重合触媒 2017年1月30日 9時 ブリヂストンが天然ゴムを上回る性能のイソプレンゴム(IR)の合成に成功したのは、新しい重合触媒としてガドリニウム(Gd)触媒を開発できたからだ。 従来のIRの重合触媒には、リチウム・チタン・ネオジムなどが使われていた。しかし、これらの触媒を使って合成したIRは、ゴムの性能を示すシス率が94・0~9……
ゴムタイムス社 取材メモ フコク海外拠点の増強続く 2017年1月30日 9時 フコクの齋藤祐二執行役員総合企画室長は、12月9日に行った決算説明会の中で、グローバルでのグループの人員が3月の6828人に対し、9月は7126人と298人増加したことを紹介した。 特に大きく増えているのはタイのサイアムフコクで230人、次いで
ゴムタイムス社 年頭語録 ロボットに履かせる靴(ゴム履協伊藤守副会長) 2017年1月27日 15時 「現在、日本経済は乱気流と偏西風が吹く真っ只中にいる。その中で日本経済再生に向けたキーワードを挙げると、AI(人工知能)・ロボット・ビッグデータ・IoT・そしてウーバーや民泊などのシェアリング・エコノミーの5つになる。 さて、このキーワードに当てはまるものが履物業界にあるか考えると悩んでしまう……
ゴムタイムス社 取材メモ 「ドクター・ハリボー」登場! 2017年1月23日 9時 特殊化学品メーカー、ランクセスは、CSR活動の一環として若者と音楽を支援している。東日本大震災により被災した子どもたちを対象とした、公益社団法人「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)」の活動を支援しているのもその一つで、これまで岩手県山田町、同陸前高田市、宮城県石巻市の3地域で「子どもまち……
ゴムタイムス社 語録 多くの会員が納得できる運営を(東部ゴム商組山上茂久理事長) 2017年1月23日 6時 「(組合活動には)自分の個性をあまり出しすぎないように注意している。方針の決定や、審議すべきことは、
ゴムタイムス社 取材メモ 数字よりも重要なのは 2016年11月28日 9時 三井化学の淡輪敏社長は11月16日に開催した経営概況説明会の中で「14中期経営計画」の総括を行った。 同計画の最終年度となる今年度は、純損失251億円を計上した13年度に比べ、営業利益が3・5倍、ターゲット事業領域の営業利益は1・6倍となり、ネットD/Eレシオは0・54ポイント改善する見込みだ。 また、……
ゴムタイムス社 取材メモ パンク対応ソリューションとは 2016年11月28日 4時 ブリヂストンは「2016中期経営計画」の重点項目の中で、引き続き単体からソリューションへ注力していく方針を掲げた。その具体例として挙げられているのが「パンク対応」「NVH」「運送」「鉱山」「農機」だ。 NVH・運送・鉱山・農機については、すでにいろいろな形で紹介されているが、パンク対応ソリュー……
ゴムタイムス社 取材メモ 落語ブームを肌で感じる 2016年11月28日 4時 最近、落語がブームなのだという。実力・人気を兼ね備えた若手落語家が増えたことで、テレビ番組や雑誌等で落語が取り上げられている他、都内で開かれる落語会の数も急増している。中には、若手落語家を追いかける若い女性もいるそうだ。 そうした中、東部ゴム商組共済組合が主催する「東部ゴム商組共済会寄席」を観……
ゴムタイムス社 取材メモ 上期は不調も下期は回復へ 2016年11月21日 9時 JSRの2017年3月期第2四半期連結決算は、特に円高が響き減収減益となった。これを受けて、通期の業績予想を下方修正した。 ただ、部門別の下期の売上高予想を見ると、エラストマー事業と合成樹脂事業については、上期の実績を上回る見込みとなっている。 部門別の上期の売上高はエラストマーが833億円、……
ゴムタイムス社 取材メモ ボトムアップの展示会 2016年11月21日 9時 バンドー化学が9年ぶりに神戸と東京で開催した「バンドーテクノフェア2016」では、環境・省エネ・高機能をテーマに、各事業部が新製品・新技術を展示した。 テクノフェアは、開発型企業を進める雀部昌吾元社長の発案で始められたもので、1989年から2007年まで隔年で開催していたが、リーマンショックを……
ゴムタイムス社 取材メモ 成果も真の構造改革へは道半ば 2016年11月14日 9時 日東化工の2017年3月期第2四半期決算は、減収だったものの、営業利益は前年同期に比べて倍増となった。15年3月期に営業損失を計上したのを受けて構造改革に取り組んできた、その成果が表れた形だ。 同社が構造改革に着手したのは、昨年6月。チームを立ち上げて方策を練り、具体的な活動を進めてきた。その後……
ゴムタイムス社 取材メモ CRが想定通りでなかったのは 2016年11月14日 8時 2017年3月期第2四半期連結決算が減収減益だったデンカの吉高紳介社長は、不振の理由の一つとして、昨年11月から稼働した米国のクロロプレンゴム(CR)工場での生産が、想定通りでなかったことを挙げた。 同工場は米デュポンから買収したものだが、吉高社長によれば
ゴムタイムス社 取材メモ 高速隊の声かけ効果を実感 2016年11月14日 7時 日本自動車タイヤ協会(JATMA)が東名高速が全面開通した1969年から実施する「東名高速道路浜名湖サービスエリアタイヤ点検」が10月26日、浜名湖サービスエリアで行われた。 今年で48回目を迎えたタイヤ点検では、新たな取り組みとして、JATMAの各点検班に静岡県警察本部交通部高速道路交通警察隊が &n……
ゴムタイムス社 取材メモ 時代の流れを読める人間に 2016年11月7日 5時 関西ゴム技術研修所の9月の入学式で、山内一郎・大阪ゴム工業会会長は、入学生に向け同研修所で学ぶ意義を説いた。 山内会長は自社のヤマウチ㈱を例に上げ、戦後70年の間、商売を4回変更しながら事業を継続してきたと説明。その上で「今、商売している製品でも、15~20年は続けられるかも
ゴムタイムス社 取材メモ 「べっぴんさん」で関西景気の浮揚へ 2016年10月31日 9時 NHKの連続テレビ小説「べっぴんさん」で描かれているフアミリアの創業者の一人である田村枝津子(田村えつこ)さんが、ゴム関係者の間で話題になっている。 というのは、田村さんは阪東調帯護謨株式会社(現バンドー化学)の創業者榎並充造氏の次女だからだ。 NHKの「べっぴんさん」の実在モデルの紹介欄には……
ゴムタイムス社 取材メモ 国内安定化後は海外も視野に 2016年10月24日 8時 ユーシー産業(永吉昭二社長)は16年を初年度とする5ヵ年計画を策定した。最終年度となる20年度には、15年対比で鳥取工場生産分売上高50%増をはじめ、収益面・財務面での大きな改善を目標としている。 その一環として、同社は中国の合弁工場で生産するエアコン用ドレンホースの、国内鳥取工場への生産移管を開始し……
ゴムタイムス社 取材メモ 作業用手袋開拓に強い意欲 2016年10月21日 18時 ミドリ安全は10月5日、都内本社でスリランカの手袋メーカー、アドバンスト・テクノロジー・グローブ社(ATG)と日本総代理店契約の調印式を開催した。 調印式を終え、会見に応じた安田一成ミドリ安全セフティ&ヘルス統括部取締役統括部長は、作業用手袋をグローバル展開するATG商品を販売することで、物流や……
ゴムタイムス社 取材メモ 五輪需要を心待ち 2016年10月21日 18時 全国ゴム商組連合会は9月14日に開いた商工懇談会で、各工業会の代表者らに加え、14年ぶりにメーカーの賛助会員(18社22名)を呼んで意見交換を行った。 懇談会では、商業組合側が事前に用意した10の質問を、賛助会員の出席者が答える形で行われた。その中の一つに、東京五輪需要に関する質問があった。すでに需要が……
ゴムタイムス社 取材メモ 需要好調なTPU、樹脂ベルトが牽引 2016年10月3日 9時 熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)の総出荷量がリーマンショック以前を上回る過去最高を記録しそうだ。TPU各社の上期の販売動向も前期実績比2ケタ近くの伸びをみせており、各社ともにフル生産に近い状況という。 TPUは優れた弾性、機械的強度、低温特性、耐摩擦性、耐候性、耐油性を持ち、押出成形、……
ゴムタイムス社 取材メモ 16年前半のゴム企業の株価推移 2016年10月3日 9時 2016年のここまでの株式市場を振り返ると、ゴム平均株価(弊紙選定のゴム関連企業32社の株価・週末終値の平均値から算出された指数)は、1月4日の大発会で1218円56銭からスタートし、9月2日に1000円25銭をつけて大引けを迎えた。およそ8ヵ月間で218円31銭下げたことになる。 また、前年は一度も……
ゴムタイムス社 語録 皆様のご支援のおかげ(山本昭二ゴム連合前中央執行委員長) 2016年9月30日 15時 「単組とゴム連合を合わせると労働組合活動に28年携わってきた。そのうち、ゴム連合に6年お世話になった。書記長4年、中央執行委員長2年勤めあげられたのも
ゴムタイムス社 語録 金型会社もイメージ戦略が必要(由良製作所内山孝子副社長) 2016年9月30日 15時 「お客様が会社の玄関を開けた時に、『この会社は明るく清潔で他と雰囲気が違うな』と思って頂ける、そういうイメージはすごく大事。金型屋もイメージ戦略をする時代が来たと思う。求人・採用に関しても第一印象はとても大切で、3K色のイメージが強い製造業でも『明るく、清潔感がある』という企業カラーを打ち出さな……
ゴムタイムス社 取材メモ 意識改革を進める難しさ 2016年9月26日 9時 東海カーボンの長坂一社長は13日に都内で行った記者会見の中で、構造改革の柱の一つである「社内意識改革」が進んでいない現状を率直に語った。 長坂社長は、「1年半前に合理化策を打ち出した後、経営環境は大きくに変わり、しかも厳しくなったものの、それでも社内の意識はなかなか変わらないことから、今後も社内……
ゴムタイムス社 取材メモ 分かりやすい説明とは 2016年9月26日 9時 ブリヂストンが8月29日に開催した「ブリザック」の新CM発表会の中で、技術プレゼンテーションを行ったブリヂストンタイヤジャパンの渡部亮一氏の説明は分かりやすく、「ブリザック=発泡ゴム」というメッセージが鮮明に伝わった。 内容は、なぜブリザックは冬道で滑らないのか、なぜ効果が長持ちするのかというも……
ゴムタイムス社 取材メモ 式年遷宮に学ぶ機械の更新計画 2016年9月12日 9時 日本製の機械には「正確で、壊れにくく、長持ちする」というイメージがある。それは長所に違いないのだが、実際には逆の面もあり得るというところに企業経営の難しさがある。 国税庁によれば、ゴム製品製造業用設備の耐用年数は9年と定められている。一般に、減価償却が終了した機械を使い続ければ利益が出る。30年……
ゴムタイムス社 取材メモ 一球にかける想い 2016年9月9日 13時 東部ゴム商組第38回野球大会は、ヤマカミ(ベルト)の3連覇で幕を閉じた。 大会4日目の準決勝と決勝を観戦した。観戦前は、打撃戦のイメージをしていたが、その予想は全く違った。投手の球のスピード、コントロールもよく、守備もしっかりしており、点が入らなくても見ごたえのある好ゲームが繰り広げられた。 さ……
ゴムタイムス社 取材メモ 需要に関する建機工会員の見方 2016年9月5日 9時 日本建設機械工業会の今年度の需要予測に関する辻本雄一会長の記者会見では、国内外の経済指標や市場動向に関する会員の見方も紹介された。 これは、国内の投資と海外市場の需要について、今年度と来年度に「増加」あるいは「減少」するか、「横ばい」かを問うものだ。ただし、国内は年度(4~3月)を上期と下期に……
ゴムタイムス社 語録 バンドー化学が長寿である理由(バンドー化学 吉井満隆社長) 2016年9月2日 12時 「先代はベルトという『いい事業』を選んでくれた。中身は変わっても、ベルトの機構自体は100年過ぎても変わっていない。時代を牽引するインダストリーに合わ
ゴムタイムス社 決算談話 事業目標の必達で局面打開へ 2016年9月2日 10時 東洋ゴム工業は16年度第2四半期決算において、円高や市況の変化に対応したことから減収減益となった。さらに、一連の免震・防振ゴム問題に起因する特別損失を約176億円計上している。 同社の清水隆史社長は「この局面を乗り越えるために、事業目標を
ゴムタイムス社 取材メモ 通期予想を変更しないのは 2016年9月1日 14時 日本ゼオンの17年3月期第1四半期連結決算は、円高と原料安に伴う売買スプレッドの悪化によって減収減益となったが、通期の業績予想に変更はなかった。 決算説明を行った古谷岳夫執行役員によれば、第1四半期の売上高は699億9800で前年同期比7・8%となったが、これを4倍すると2799億9200万円で……
ゴムタイムス社 取材メモ カー黒市場の現状 2016年8月26日 14時 中期経営計画「T-2018」の進捗状況について説明を行った東海カーボンの長坂一社長は、そのなかでカーボンブラック市場の現状を紹介した。 長坂社長によると、国内のカーボンブラック市場はじり貧にあるとしながらも、グローバルでは成長が見込める商品の1つとした上で、同社の主力事業であるファインカーボン、黒鉛……
ゴムタイムス社 取材メモ SSBRへの期待 2016年8月26日 13時 JSRの17年3月期第1四半期連結決算は減収減益となり、説明会で清水喬雄上席執行役員は「厳しいスタートとなった」と述べた。ただ、全体的に低調な中にあって、SSBRは好調だった。 質疑応答で、燃費不正疑惑を背景とした、タイヤ・自動車メーカーからのSSBRに対する注目について問われた清水上席執行役員……
ゴムタイムス社 語録 オールシーズン市場の開拓・定着へ(日本GY金原雄次郎社長) 2016年8月26日 13時 「グッドイヤーは世界初のオールシーズンタイヤ『ティエンポ』の発売以来、30年以上にわたりオールシーズンタイヤのマーケットを切り開いてきた実績と知見がある。この実績をテコに、日本にオール
ゴムタイムス社 語録 ワンオーダー改善で世の中が変わる(鈴鹿エンヂニヤリング 矢田龍生社長) 2016年8月20日 11時 「(ゴム混練の精度が)ワンオーダー改善すると、世の中が大きく変わる。お客さんが諦めていたことが実現するかもしれない。きっかけは小さな分野での改善でも、それが波及して、パラダイムシフトと呼べ
ゴムタイムス社 語録 甘い考えは捨てる(タイガースポリマー渡辺健太郎社長) 2016年8月8日 7時 「16年3月期は過去最高の営業利益を更新したが、原材料費低減など環境に助けられた部分が大きい。国内市場は
ゴムタイムス社 語録 お客様のために何をしていくか(入間川ゴム 清水佑樹社長) 2016年8月8日 6時 「これまでの中計では工場の改善や利益率などは計画通りに進んでも、売上は計画通りになかなか伸びなかった。新製品開発を進め、既存のビジネスに上乗せすることも必要だ
ゴムタイムス社 取材メモ 冬タイヤの進化に驚く 2016年8月1日 9時 住友ゴム工業が先日開催した乗用車用スタッドレスタイヤの新製品「WINTER MAXX(ウインターマックス)02」のプレス向け試走会で、初めてスタッドレスタイヤを経験し、その威力をまざまざと体感した。 何しろ冬タイヤを装着した車を運転するのは30年ぶりだ。当時はスパイクタイヤが全盛で、スパイクがアス……
ゴムタイムス社 取材メモ マグネ電池開発に込めた思い 2016年8月1日 7時 藤倉ゴム工業は4日、本社で開催したアナリストミーティングの中で、9月に上市する非常用マグネシウム空気電池「ワットサット」のプレゼンテーションを行った。 ワットサットは電気の単位であるワットと日本語の「さっと」を組み合わせた造語。特長は2リットルの水と付属の塩を専用のケース混ぜあわせるだけで発電……
ゴムタイムス社 取材メモ 東京ゴム相場「逆ざや」の背景 2016年7月25日 9時 6月に入ってから、東京ゴム相場の終値が興味深い値動きで推移した。 月初から当限(当月が決済月)と先限(5ヵ月先が決済月)にほとんど「さや」がない状態で始まり、9日以降は先限が当限より安い「逆ざや」を形成した。通常は、決済まで時間のある先限は高値をつけ、決済が近づくほど値の下がる「順ざや」状態に……
ゴムタイムス社 取材メモ 業容拡大で社名は? 2016年7月25日 9時 国内のゴム製品の市場拡大が見込めない中で、各企業はゴムにとらわれずに事業領域を拡大するようになっている。そうなると、やっかいなのが社名である。 JSRは先日、ライフサイエンス事業の説明会を開催した。同社は高分子化学に関する技術をベースに、石化系事業からファイン事業、ライフサイエンス事業へと業容……