ゴムタイムス社 取材メモ 東洋ゴムが宙に浮くサインボールを展示 2015年8月31日 7時 8月22日に開幕したセリエA。 本田圭佑選手が所属するACミランは惜しくも開幕戦で敗れてしまったが、同チームのプレミアムスポンサーをつとめる東洋ゴム工業が、このたびイリュージョン・ディスプレイ「Flyvision™」を用いて、サインボールを公開した。 ボールには本田選手をはじめ、デ・ヨング選手など……
ゴムタイムス社 語録 意識変革を強調 2015年8月29日 9時 「90年という歴史の中で積み重なってきた既成概念を一旦取り払って、今までと違うことをみんなで考えてもいい、枠に縛られずにいろんな人に意見を出してほしいと、
ゴムタイムス社 決算談話 多角化事業は増収減益に 2015年8月24日 10時 ブリヂストンの15年12月期中間決算で、タイヤ事業は増収増益となったが、多角化事業については増収ながら微減益となった。その要因について、江藤彰洋専務執行役員は「多角化事業には内外の化工品事業に加え、米州事業での屋根材、空気ばね事業がある。上期の化工品事業においては、国内で車両用のパットが自動車生産台……
ゴムタイムス社 決算談話 米国の売上比率が上昇 2015年8月24日 10時 クラレの15年度中間決算は、各事業とも堅調で過去最高の売上・利益となった。伊藤正明社長は上期の事業説明の中で地域別売上高の推移に触れ、「GLS事業の統合により、これまで手薄だった米国での売上が、13年度上期対比で10%から
ゴムタイムス社 決算談話 目指すべき企業風土を考える 2015年8月24日 10時 東洋ゴム工業の決算説明会では、免震ゴム問題の進捗状況も報告された。その中で、継続対策に挙げられた項目のうち「企業風土の改革」について、質問者から、風土改革委員会の立ち上げが遅れているのではないかという指摘があった。 それに対し、山本卓司社長は「決して遅れているわけではない」と前置きした上で、「……
ゴムタイムス社 決算談話 バッファロー工場のレベルアップへ 2015年8月24日 10時 住友ゴム工業の池田育嗣社長は、グッドイヤーとの提携解消により「自由度が上がった」(池田社長)中で、北米での販売拡大を注力する分野として挙げている。 そこで課題となっているのが、バッファロー工場のレベルアップだ。 同工場は
ゴムタイムス社 決算談話 世界での知名度向上へ 2015年8月24日 10時 横浜ゴムは現在取り組んでいる中計「GD100」フェーズⅣの中で、大需要・得意市場でのプレゼンス向上をタイヤ事業の柱の1つとして位置付けている。 「その強力な武器」と野地彦旬社長が語るのが、
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 スチレン系TPEに熱い視線 2015年8月24日 8時 スチレン系熱可塑性エラストマー「TPS」の生産能力増強が相次いでいる。スチレン系TPEはSBS、SISおよびSBSの不飽和結合を高度に水素添加した飽和型のHSBS(SEBS、SEPS)の4種に大別される。 SBSはポリマー改質剤、アスファルト舗装材改質向けが多く、SISは粘着剤を中心に、SE……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 15年上半期の原材料動向 2015年8月10日 9時 2015年上半期の原材料動向を振り返ってみた。 天然ゴムの輸入量(生ゴム量、日本ゴム輸入協会)は、1月に5万8096t、前年同月比6%減でスタートした後、2月が6万2209tで同4%増となり、5月の6万2256t、同17%増まで一貫して増加基調で推移した。 天然ゴムの営業倉庫在庫量(日本ゴム輸入……
ゴムタイムス社 決算談話 合成ゴムは減収ながら増益 2015年8月10日 8時 日本ゼオンの決算説明会に、今期から説明役として古谷岳夫取締役執行役員が登壇した。 同社の15年度第1四半期の合成ゴムは、減収増益だった。その内訳について、古谷取締役は「汎用ゴム輸出が同24%増加したことが寄与して、販売数量は前年同期比で2%増加したが、比較的単価の低い汎用ゴムが増加したことと、原料……
ゴムタイムス社 取材メモ ロシアタンポポへの期待 2015年8月10日 7時 住友ゴム工業は新たな天然ゴム資源としての利用が見込めるロシアタンポポの共同研究を、米国のベンチャー企業と開始した。 決算説明会の質疑応答で、なぜロシアタンポポなのかを問われた池田育嗣社長は、タイに自社の広大なパラゴムノキ農園があるが、そこで採れるゴムの量は
ゴムタイムス社 決算談話 減収減益は予想通り 2015年8月7日 10時 JSRの決算説明会で、平野勇人上席執行役員は第1四半期が減収減益になったことについて「一見、ネガティブに見えるが、言い方を変えると、元々上期のガイダンスは1年前に比べて減益を予想していたため、第1四半期は予想通りの着地となった」との見方を示した。 同社は通期の見通しでは増収増益を予想しているが……
ゴムタイムス社 取材メモ 女性活躍推進状況アンケート 2015年8月3日 10時 ゴム連合は先ごろ、第51回ゴム産業労使懇談会において「自社の女性活躍推進状況アンケート」まとめを報告し、回答のあった48社(実施期間:14年6月4日~23日)の詳しい内容が明らかになった。 それによると、従業員総数4万9831人のうち、女性は4780人、全体の9・6%だった。そのうち、管理職(役員を除……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 注目集める放射線関連製品 2015年8月3日 10時 印章やスタンプなどを製造するシヤチハタが「放射線遮蔽シート」を未来科学研究所などと共同開発したと発表した。 同社の製品ラインナップからすると、やや異質な感じもするが、同社は
ゴムタイムス社 取材メモ 点滴用バッグで需要拡大のSEBS 2015年8月3日 10時 水添スチレン系熱可塑性エラストマー「SEBS」の需要が拡大している。中国で、点滴用輸液バッグへのポリプロピレンフィルムの採用が広がっており、その耐衝撃性の改質剤としてSEBSが使われているためだ、 中国では、これまで点滴はガラス瓶に養剤を入れて使用していたが、破損したり、衛生面や取扱いの面で問……
ゴムタイムス社 取材メモ ファルケンの支援受け世界に挑戦 2015年7月27日 10時 住友ゴム工業の新生「ファルケン」の販売店向け発表会に、同社がサポートするエアレース・パイロットの室屋義秀選手が登場し、大きな拍手を浴びた。 室屋選手は、空のF1と呼ばれる「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ」に、アジア人でただ一人のパイロットとして参戦している。 鈴木敬三ファル……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 国内で生産することの意義 2015年7月27日 10時 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島を中心に、東北地方での工場設置が続いている。そうした中、住友理工が7月7日、山形県米沢市に東北初の製造・販売拠点を設けることを発表した。 東北地方への工場進出が復興の後押しになることは言うまでもないが、進出企業にとっては、それに加えて国内を含めた……
ゴムタイムス社 取材メモ EPDMの多様な用途 2015年7月27日 10時 独ランクセスは7月14日、都内でEPDM事業に関する記者説明会を開催し、市場の現状や同社の取り組みなどを紹介した。 EPDMは耐水性や耐薬品性、耐候性、耐寒性などに優れているのが特徴で、自動車部品を中心に幅広い分野で使われている。 同社によると、グローバルの分野別需要は自動車が
ゴムタイムス社 取材メモ 新たな事業の柱に 2015年7月13日 10時 藤倉ゴム工業の中光好社長は、7月3日に行ったアナリストミーティングの中で、新製品である「災害用テント」と「熱膨張断熱ゴム」の拡販、新開発品の「マグネシウム燃料電池」「CFRP製ドライブシャフト」「感圧センサ」の一刻も早い上市を今期の目標として掲げた。 災害用テントは集中豪雨や洪水などの災害発生……
ゴムタイムス社 取材メモ 建機生産減への対策は 2015年7月13日 9時 建設機械業界が不振に陥っている。日本建設機械工業会の統計によると、15年に入り、前年は好調だった輸出がマイナスに転じ、建設機械の出荷金額は3月から3ヵ月連続で前年同月比で減少している。豪州や中国など、資源国における鉱山機械の新車需要が低迷していることが大きく響いているようだ。内需は持ち直してきては……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 カー黒、TPE値上げ続く 2015年7月13日 8時 カーボンブラックやエラストマー関連製品などの値上げが相次いで発表された。 その背景には、企業の自助努力では吸収しきれない原料価格の上昇や円安の進行による製造コストの高騰があり、その影響はまだ続く見込みだ。 カーボンブラックについては、東海カーボンが6月16日、全品種を7月1日出荷分からキロ当たり……
ゴムタイムス社 語録 来年は賃金改正のジャンプ 2015年7月13日 6時 「ゴム連合では2年連続で賃金改善を要求した。上部団体の連合ではこれをホップ、ステップと捉えており、来年はジャンプだと話している。ゴム連合でも持続的な賃金改善を求めていきたい」(ゴム産業労使懇談会での山本昭二中央執行委員長のあいさつ)
ゴムタイムス社 語録 新社長はGPSを持っている 2015年7月13日 6時 「Gはグローバリティ。Pはパーソナリティ、誰からも好かれ、尊敬される人。Sはスペシャリティのこと。当社の事業の6割以上が防振ゴム。彼(松井徹新社長)は技術屋で防振ゴムの世界的権威でもある。海外での経験が長く、英語も問題ない。アメリカでのマネージメントン能力も高い」(住友理工の新会長、新社長就任記者……
ゴムタイムス社 語録 柔らか頭で市場に働きかけ 2015年7月6日 10時 「履物だけでなく、今はアパレルを含めてどこでもオーバーストアで、同じように苦しんでいる。実際の売り場は靴だけを売っているわけじゃない。我々もまだ頭が固いので、もっと頭を柔らかくしていろんなアイディアを持って、マーケットに働きかけていきたい」(全日本履物団体協議会総会後の懇親会で岩崎幸次郎副会長)
ゴムタイムス社 取材メモ フェアでクリーンな熱戦を 2015年7月6日 10時 東部ゴム商組の野球大会の組み合わせを決める主将会議が6月24日に開催された。 その会合の冒頭、あいさつを行った大会委員長の山上茂久・同商組理事長は、大会の目的は「親睦と健康増進を図ること」だと述べた。 しかし、その後行われた大会概要の詳細な説明と、毎年アンパイアを務めている千葉審判協会の審判員の……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 印刷用ロールに救世主? 2015年7月6日 10時 複写機やプリンタなどの普及、印刷工程のデジタル化による価格競争により、印刷産業は年々縮小傾向にある。 そうした中、オフセット印刷に使われる「パウダーレスインキ」が登場した。この新しいインキは、印刷用ロールの需要掘り起こしにつながるだろうか。 経済産業省の工業統計によると、昨年の印刷事業所数は約……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 自由化で変わる電力供給 2015年6月29日 10時 電力小売りの全面自由化まで、あと10ヵ月となった。ここ数年の電力料金の上昇によるコスト増に苦しんできた企業にとっては、これを機に電力料金が下がることを期待したいところだ。 その一方で、自家発電の余剰電力を販売している企業の中には、
ゴムタイムス社 語録 安全にはコストがかかる 2015年6月29日 10時 「安全にはコストがかかる。だが、そこは社員の安全のため、また、信用のために決して手を抜かない。全社的に見ても、治療が必要な事故は手と指、腕に集中している。そこをどうやって守るかというキャンペーンを張って、具体的に落とし込んでいく。例えば、階段の手すりを何人かが掴まなかったら、『なぜか』というところ……
ゴムタイムス社 語録 他社拡販で日産の比率低減 2015年6月29日 10時 「現在、当社の売上に占める日産関連の割合は57%程度で、今後も日産関連の売上は増えるが、他社拡販が勝ることから、近い将来には日産関連の売上比率は50%強になるだろう」(鬼怒川ゴム工業の決算説明会で関山定男社長)
ゴムタイムス社 取材メモ 2兆円企業を支えるこだわり 2015年6月22日 10時 少し前になるが、旭化成が開催した経営説明会で気づいたことがある。同社は、次期中計で予定している組織再編の目的を、「企業価値の向上を目指し、挑戦・創造を更に加速するため、『ナレッジ・技術』と『人財』の高度化・融合を図り、競争力を強化」するためとしている。 浅野敏雄社長は、質疑応答の中で「例えば、……
ゴムタイムス社 取材メモ 売上高100億円のカギは海外市場 2015年6月22日 10時 不二ラテックスの伊藤研二社長は6月12日に開催した決算説明会の中で、医療機器事業と精密機器事業の海外での販売を拡大することにより、近い将来、売上高を100億円の大台に乗せることができるのではないかとの見方を示した。 同社の15年3月期の売上高は67億円。コンドームを主力とする医療機器事業の売上高は、……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 改めて知る日本製品の力 2015年6月22日 10時 コンドームメーカー各社の薄型製品が好調だ。国内だけでなく、海外での評価も高いことから、今後、日本製コンドームが海外市場を席巻することになるかもしれない。 オカモトのコンドームを含む生活用品事業の売上高は、前年同期比0・7%増の328億7800万円、セグメント利益は同21・2%増の28億9900万円……
ゴムタイムス社 語録 海外における営業力の必要性 2015年6月21日 12時 「リーマンショックからゴム産業だけではなく、全ての産業が海外展開を行っている。企業の経営にとって、一番大事なのは営業力。これはゴム産業の経営も同じ。海外で単に生産拠点の役割で終わるのではなく、海外でどのようにものを売り込むかが重要になってくる。例えば、知らない国で聞いたことない相手に自分の力でもの……
ゴムタイムス社 取材メモ 新製品開発の市場調査が顕著に 2015年6月20日 12時 6月9~12日に東京ビッグサイトで開催れた「FOOMAJAPAN2015」では、出展した681社が、国内マーケットのみならずアジア地域も視野に入れた新製品や先端技術・新機能などを披露していた。 最近の傾向として、食品搬送・加工ベルトは食品を搬送する役割だけではなく、紙
ゴムタイムス社 取材メモ 乗用車より高価な軽自動車のベルト 2015年6月8日 10時 ハイブリッド車(HV)はあまりベルトを使っていないため、その普及はベルトメーカーにとってマイナス要因となる。しかし、三ツ星ベルトによれば、現時点での影響は限定的だという。 というのは、HVの需要は日本を含めた先進国であり、同社製品が伸びている
ゴムタイムス社 取材メモ 大型免震試験装置の導入を 2015年6月8日 10時 先日、日本免震構造協会が記者懇談会を実施した折、話題は3月中旬に発覚した東洋ゴム化工品の免震ゴム装置不適合問題に及んだ。 この問題に対し、同協会では「免震支承対応委員会」を設置し、学術的な問題も含めて、今後さまざまな問題に対応していくとしている。 免震ゴムの「指定性能評価機関」である同協会が今……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業の15年3月期経常利益ランキング 2015年6月8日 10時 上場ゴム企業の2015年3月期決算の経常利益をランキングした。 顧客や注力市場の好不調などにより、同一業種でも大幅に利益を伸ばす企業がある一方、減益となる企業もあった。 輸出企業にとっては円安が追い風となったが、原材料価格の
ゴムタイムス社 語録 次のあるべき姿を同世代と共に 2015年6月8日 10時 「会社の体質強化は非常に大切な課題だ。私は今年48歳で、前社長の伊藤も51歳だったが、この世代がそれぞれ販売から工場まで、大事な部分の責任者を務めている。同じ釜の飯を食って力をつけてきた仲間として、一枚岩でゆるぎない状態にあり、今もいろいろな意味で会話を増やしている。次のVISION、あるべき姿をこ……
ゴムタイムス社 取材メモ 住友ゴムと室屋選手に共通の思い 2015年6月7日 9時 住友ゴム工業がファルケンブランドでオフィシャルパートナーとなった「レッドブル・エアレース千葉2015」は、日本初開催が話題を呼び、盛況のうちに幕を閉じた。 同レースにアジア人として唯一参戦した室屋義秀選手。ファルケンは室屋選手もサポートしているが、双方には共通の思いがあるという。それは「福島の……
ゴムタイムス社 語録 世界タイヤ市場でトップ4へ 2015年6月5日 12時 「私の期待としては4位と言いたいのですが、まずは5位に行きたいなと思っている。今回は欧米のビジネスは確保することができたが、新興国市場に力を入れていくという姿勢は変えません。特にアフリカであったり中東であったり、今から確実に伸びていく市場で私どもはシェアを上げていく。その中での
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業の15年3月期売上高ランキング 2015年6月1日 10時 主要上場ゴム企業の2015年3月期決算が出揃ったのを受け、売上高をランキングした。 自動車部品や自動車用ベルトなどの自動車関連事業は、日本とタイでは低調だったが、
ゴムタイムス社 決算談話 なぜインドに拠点を設けるのか 2015年6月1日 10時 三ツ星ベルトの決算説明会で、インド拠点について質問された池田浩執行役員は「非常に厳しい」と認めつつも、撤退する考えは微塵もないことを強調した。 その背景にあるのは、グローバル供給の問題だ。例えば「ある自動車メーカーがインドと南米で同じ設計のエンジンを作るとする。これに対し、同社が南米では供給で……
ゴムタイムス社 決算談話 成長3分野への転換を加速 2015年6月1日 10時 三井化学は、石化・基礎化など汎用の「基盤素材」中心の製品構成から、モビリティ、ヘルスケア、フード&パッケージという「成長3分野」へのポートフォリオ転換を加速している。 同社淡輪敏社長は経営概況説明会で「14中計」の進捗状況について、「最終年度の16年度に、目標とした営業利益600億円+αがほぼ現実化……
ゴムタイムス社 決算談話 15%~20%の能増 2015年6月1日 8時 需要増加に伴い、設備投資を増加させているオカモト。今期の設備投資額は35億円、来期は33億円を予定している。 国内では、薄型コンドームの需要増加に対応するための設備投資を行い、海外では日系自動車メーカーが好調な米国で車両用資材の生産能力を増強、タイのコンドー増強を行う」(岡本良幸社長)
ゴムタイムス社 決算談話 北米自動車産業は好調 2015年5月29日 9時 15年3月期の決算をは「自動車産業に支えられた1年だった」と振り返った岡本良幸社長。今期の北米の自動車産業の需要については「私どもの予測では年内は忙しい」との見通しを示した。「アメリカはまだ人口が増えている。まだまだ自動車産業は大きくなるとみている。ピックアップ車などの大型の車が売れている。ガソリ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 四社四様だったタイヤ決算 2015年5月25日 10時 タイヤメーカー各社の15年12月期第1四半期の決算が発表された。各社はいずれも、14年度まで2期連続で売上高と営業利益が過去最高を記録していたが、今期最初の四半期決算は一転して「四社四様」となった。 ブリヂストンは、一般タイヤが日本の販売減を海外市場の伸長でカバーし、売上高は前年同期比3・5%増とな……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 製造業の国内回帰は本物か? 2015年5月18日 10時 円安を主な理由として、日本の製造業が国内に回帰する動きが見られるようになっている。 パナソニックとシャープは、中国を始めとする海外工場で生産している製品の一部を国内に移転。キャノンは国内の生産比率を2年後をめどに、現在の4割程度から5割程度へ引き上げる方針だという。一方、日産自動車は円安を受け……
ゴムタイムス社 決算談話 今期は大幅な回復を予想 2015年5月18日 10時 15年3月期連結決算で売上高と営業利益がマイナスとなった宇部興産は、16年3月期では増収増益を見込んでいる。 様々な要因のうち、特に売上・利益ともに大きな影響を与えると見込まれるのが、化学セグメントの合成ゴム・ポリイミド・電池材料・ファインケミカルの販売数量増だ。 「合成ゴムは昨年上期に発生したト……
ゴムタイムス社 決算談話 高水準の設備投資に 2015年5月18日 10時 日本ゼオンの14年度の資本的支出は285億円で前年度に比べ5%増加した。 主な設備投資は、テレビ用フィルムと中小型向けフィルムの新設、シンガポール2期工事の開始など。 15年度はこれに加え、熱可塑性エラストマーの能力増強やカーボンナノチューブの設備新設、シンガポール2期工事の本格化などにより「比較……