ゴムタイムス社 取材メモ 首都圏に拠点があるメリット 2015年11月2日 10時 ブリヂストンは中期経営計画の中で、東京・小平にある生産・開発拠点の再構築を発表した。 同拠点には、技術センターと東京工場があるが、再構築ではタイヤ生産の一部を移管して縮小する一方、研究開発については新たに4つの強化領域を設定し、それぞれ施設を建設することになった。 同工場の歴史は古く、久留米工……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 変わる国内拠点の位置付け 2015年11月2日 10時 ブリヂストンが東京・小平市の開発・生産拠点の再構築を発表した。生産部門の一部を他の国内工場に移管する一方、開発部門を強化することで、新たな顧客価値を創出する技術革新や、ソリューション型提案力の強化を図る。 同社に限らず、国内の拠点については単に高品質の製品を生産するだけでなく、
ゴムタイムス社 取材メモ 工作機械の内需減は2年ぶり 2015年11月2日 9時 工作機械の受注金額が減少している。日本工作機械工業会が発表した15年9月の受注速報によると、受注総額は1096億9700万円で前年同月比19・1%減。21ヵ月ぶりに減少に転じた8月に続いて、前年同月割れとなった。内訳は、内需が480億2900万円で同2・3%減、輸出が616億6800万円で同28・6%減……
ゴムタイムス社 取材メモ 下期のエラストマーは10%増に 2015年11月2日 9時 JSRの上期のS―SBRの販売量は、前年同期に比べて約30%増加した。一方で、全体的には1%程度のマイナスになった。ということは、上期はS―SBR以外が不振だったことを意味している。 その背景は、日本のタイヤ生産が減少していること。1~9月で約5%減となっており、同社のエラストマーの販売量の
ゴムタイムス社 語録 「我々の使命としてやらなければならい」 2015年10月30日 10時 「先日発表したFCV水素ホースは、全国で水素スタンドがまだ少ない事から、それほど多くの量を出すことはできないと思う。ただ、我々が供給することによって、次のモビリティーがサステインできるなら、我々の使命としてやらなければならい」(グアユールの技術説明会で持続可能な社会の実現について話すブリヂストン中……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム技術がFCV普及に貢献 2015年10月26日 10時 愛知県稲沢市の豊田合成所有地に、西尾張地域では初となる「移動式水素ステーション」が開設された。 燃料電池自動車(FCV)の普及に向けた動きが本格化する中、これ以外にも、横浜ゴムとブリヂストンが水素充填用ホースを開発したり、
ゴムタイムス社 取材メモ HP刷新効果で地上波放映 2015年10月26日 9時 企業の情報発信ツールとして、ホームページ(HP)は欠かせない存在だ。SNSへの対応やSEO対策など、新しい課題もあるが、世界中のどこからでもアクセスでき、情報が簡単にシェアできるという利便さは他には代えがたい。 今年6月、テレビ朝日系列で放送された「大改造!!劇的ビフォーアフター」で、クレハエラ……
ゴムタイムス社 取材メモ ほぼ100%の 米国リトレッド率 2015年10月26日 9時 横浜ゴム、ミシシッピ工場の開所式を取材した際に、現地のリトレッド工場を見学する機会を得た。 日本ではリトレッドの台タイヤを確保するのが難しく、質の良い台タイヤを如何に確保するかが工場稼働率向上の課題となっている。 アメリカでも同様の問題があると思い、質問したところ「全く困っていない」との回答を……
ゴムタイムス社 取材メモ ゴム連合誕生秘話「机を叩いたことも」 2015年10月24日 6時 先日開催されたゴム連合10周年記念式典で、あいさつに立った山本昭二委員長がゴム連合誕生の経緯について語った。 それによると、1991年7月に、全日本ゴム労連がブリヂストン労働組合に対して、双方の組織を連携し、連合(日本労働組合総連合会)への加盟を具現化したいと、申し入れが行われた。 その後、両組……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 町工場の存在がノーベル賞に 2015年10月19日 10時 今年のノーベル賞で、物理学賞に梶田隆章・東京大学宇宙線研究所長、医学生理学賞には大村智・北里大学特別名誉教授が選ばれた。昨年も3人の日本人が物理学賞を受賞しており、改めて日本の学術のレベルの高さを示したと言える。 梶田氏は、ニュートリノに質量があることを示す現象を世界で初めて確認した。それまで……
ゴムタイムス社 取材メモ 改めて展示会の意義とは 2015年10月19日 9時 9月30日~10月2日に東京ビッグサイトで開催された、材料と技術の複合展「エヌプラス2015」(主催・プラスチック工業技術会)を取材して、展示会がいかに新製品開発や新規顧客の獲得などにつながるかを改めて知らされた。 例えば、霜田ゴム工業はNBRを基に、配合によってシール性と滑り性を持たせた「滑るゴ……
ゴムタイムス社 取材メモ 合成ゴム各社が事業基盤再構築 2015年10月19日 9時 世界最大の合成ゴムメーカー、ランクセスと世界最大の石油およびエネルギー供給事業者であるサウジアラビアの国営石油会社、サウジアラムコ社が共に、多岐に渡る戦略的パートナーシップを構築することになった。 ランクセスは、新しく設立する合弁会社に9ヵ国20ヵ所の製造施設と約3700名の従業員を擁する、タイ……
ゴムタイムス社 取材メモ 九州は世界有数の自動車生産地 2015年10月16日 19時 九州ゴム工業会の創立50周年祝賀会における講演で、三井物産㈱機械・輸送本部九州統括の杉山信幸氏が、九州地区における産業の特長を解説した。 それによると、14年の乗用車生産台数が150万台を超える国は、世界に11ヵ国あり、日本は第2位の827万台で、九州地区の自動車生産は約130万台。つまり、九州は世……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 懸念されるゴム商組の組合員減 2015年10月13日 10時 全国の工業用ゴム製品卸商業組合の組合員数は、3年連続で減少する一方、賛助会員数は逆に増加していることが、全国連合会のアンケート集計報告で明らかになった。 全国の組合員数は今年4月で553社となり、昨年から6社減った。一方、賛助会員は164社から170社へと6社増えている。 組合員数の変化を地区……
ゴムタイムス社 取材メモ 国内再編はメリットなし 2015年10月13日 9時 「国内再編のメリットは少ない」と語るのは東海カーボンの長坂一社長。 記者懇談会の席上、「構造不況を脱却するために、国内メーカーとの再編はありえるのか」との質問に「電極もカーボンブラックも今のままでは立ち行かない」とし、「カーボンブラックの国内需要は年々縮小している。為替が円高に戻った場合、国内……
ゴムタイムス社 取材メモ 原油安がバイオマス由来ゴム置換の足かせに 2015年10月13日 8時 横浜ゴムはバイオマスを原料とした合成ゴムの新技術を相次いで発表している。 先日開催されたタイヤ技術勉強会の中で、研究本部の日座操技師長は、「植物由来原料の実用化は、原油価格が安いため、石油由来原料との競合では実現性が低い」との見解を示した。 喫緊の原料価格について「今まで高騰していたが、ここ最近……
ゴムタイムス社 取材メモ 究極のスタッドレスはいつ実現? 2015年10月13日 7時 スタッドレスタイヤ商戦が始まった。近年は非降雪地域で大雪が降ることも珍しくないため、タイヤメーカー各社は降雪地域はもちろん、非降雪地域での販売強化にも努めている。 スタッドレスタイヤが発売されたのは三十数年前のこと。それ以前は金属製のピンを埋め込んだスパイクタイヤが使われていたが、舗装路を傷つ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 コンプライアンスの徹底を 2015年10月5日 10時 東芝とフォルクスワーゲンという、世界的なメーカーの不正が明るみに出た。日独の名門企業の問題を振り返ることで、教訓としたい。 東芝の不正会計問題は、インフラをはじめとする主要事業で、2008年4月~14年12月の約7年間に、総額1518億円もの利益を水増ししていたというものだ。 その背景についてはい……
ゴムタイムス社 語録 技術と技能の違い 2015年10月5日 5時 「技術とは理論を実際に応用する技であり、知っていることを実際にやってみて、実務に役立てるようになって初めて技能になる。ゴム加工はコツや勘に頼る経験的技能に負うところが大きい。だから、実際に経験してみなければならない」(墨東ゴム工業会の三木会で開催された東京ゴム製作所OB大坪氏の講演で)
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 自然災害への万全な備えを 2015年9月28日 10時 8月10日の豪雨で茨城県や栃木県、宮城県などで洪水が発生し、大きな被害が出た。被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。 日本列島は環太平洋火山帯の上にあり、火山活動と地震活動が活発な上、台風の通り道にあることから、これまで多くの大規模な自然災害に見舞われてきた。 このため、国や自治体などで……
ゴムタイムス社 取材メモ 全てのタイヤに合う合成ゴムは? 2015年9月28日 6時 ある合成ゴムメーカーの担当者によると、現時点では、世界の全てのタイヤメーカーの要求に当てはまるような製品はあり得ないのだという。 例えば、日本をはじめとする設計能力の高い先進国のタイヤメーカーは、グリップ力と転がり抵抗の低減
ゴムタイムス社 取材メモ 上海ショック後も株価を上げた企業 2015年9月28日 5時 8月下旬、上海株式市場の暴落に端を発した世界同時株安により、東京株式市場も大きな影響を被った。8月24~28日の5日間、ゴム関連企業32社のうち、半数を超える17社が年初来安値を更新した。そんな状況の中、ゴム企業の中にはストップ高を記録するほど急騰した銘柄があった。 朝日ラバーは昨年10月より、独自の分……
ゴムタイムス社 取材メモ 「NITTO」ブランドの高い存在感 2015年9月28日 5時 東洋ゴム工業の15年12月期中間決算は、最終的に免震ゴム問題への対応により当期純損失を計上した。ただ、売上の約8割を占めるタイヤ事業は好調で、営業利益および経常利益は、第2四半期としては過去最高を達成。特に北米での売上は、前年同期実績比で2割以上伸長している。 同社の北米市場における高いプレゼンス……
ゴムタイムス社 語録 九州のゴム産業の発展に向けて 2015年9月28日 4時 九州ゴム工業会と日本ゴム協会九州支部の目的は、九州ゴム工業がゴムのビジネス、日本ゴム協会九州支部がゴムのサイエンスとテクノロジーと微妙に異なるが、究極的な目標としては九州のゴム産業を発展させようということで一致しているので今後も協力していきたい(創立50周年記念祝賀会の西村氏の来賓のあいさつで)
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 天然ゴム技術の開発進む 2015年9月14日 8時 住友ゴム工業が、ロシアタンポポを新たな天然ゴム資源として実用化するための共同研究を、米ベンチャー企業と開始した。ロシアタンポポについては、すでにブリヂストンと独コンチネンタルタイヤが実用化に向けた研究を行っており、天然ゴムをめぐる技術開発が加速しそうだ。 ロシアタンポポは
ゴムタイムス社 取材メモ 日米欧は成長市場にあらず 2015年9月14日 7時 日本建設機械工業会の藤岡純会長(コベルコ建機社長)は、建設機械需要予測を発表した記者会見の質疑応答で、記者からの北米市場をどう見ているかとの問いに対し、個人的意見と断った上で「基本的に日米欧の先進国は、成長しているというイメージは持っていない」と答えた。 これらは
ゴムタイムス社 取材メモ 自動車で拡大する高機能樹脂の採用 2015年9月14日 6時 クラレは、ポリアミド系スーパーエンジニアリング・プラスチック「ジェネスタ」の自動車分野への展開を進めている。 自動車用途としてのジェネスタの特長は、耐熱性・耐衝撃性・耐摩耗性・
ゴムタイムス社 取材メモ 次世代の事業育成のために 2015年9月14日 6時 一般産業用伝動ベルトの好調さが寄与し第1四半期が増収増益となったバンドー化学。同社は中長計の第1フェーズの達成、または第2フェーズの準備に向けて、次世代の柱となりうる新事業を育成している。 その育成のため、研究領域はオプトエレクトニクス、医療、保健などの領域に注目。同社は昨年から神戸大学と医療……
ゴムタイムス社 語録 大学では学べないゴム技術 2015年9月14日 5時 「関西ゴム技術研修所は、高分子の基礎からゴム材料、配合技術、練り技術、ゴム試験など幅広いカリキュラムで系統的にゴム技術全般の知識を吸収できる場所になっています。現在の大学や大学院にはこのようなカリキュラムはないと思うので、しっかりとここで学んでほしい」(関西ゴム技術研修所入学式で大阪ゴム工業会加貫……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~6月営業利益ランキング 2015年9月7日 9時 上場ゴム企業の2016年3月期第1四半期決算の営業利益をランキングした。1位は前年同期に続きNOK。電子部品事業が好調で、唯一100億円を超えた。2位には
ゴムタイムス社 取材メモ 円安メリットを捉えきれない 2015年9月7日 6時 円安は輸出を押し上げるメリットがある反面、原材料など輸入品の価格が上昇するデメリットがあるというのが一般的な見方だ。しかし、日本の製造業は、円安のメリットをうまく捉えきれていないように見える。 日本ゴムホース工業会が、財務省貿易統計をもとにまとめた15年1~6月のゴムホース輸出通関実績によると、……
ゴムタイムス社 取材メモ 合成ゴム生産が回復基調 2015年9月7日 6時 合成ゴム工業会がこのほどまとめた2015年6月の合成ゴム品種別生産実績によると、6月単月の生産量は13万6526tで前年同月比3・2%増となり、2ヵ月連続の増加となった。この結果、1~6月計の上期実績は、全体で81万9403t、前年同期比0・7%増となった。合成ゴム生産は5月から上昇に転じており、6……
ゴムタイムス社 取材メモ ランクセス ゴム事業で新会社 2015年9月7日 6時 ランクセスでは昨年より3段階の事業再構築プログラムを推進している。 第1段階の「事業部および管理部門の組織再構築による競争力強化」では、今年1月にゴム薬品ビジネスユニットの特殊化学品ラインと機能性化学品ビジネスユニット、ならびにラインケミービジネスユニットを統合し、グローバルで新たに「ラインケミ……
ゴムタイムス社 語録 仲間との絆を築いてほしい 2015年9月7日 5時 この研修所で研修生同士のコミュニケーションを大事にしてほしい。普段はなかなか同業他社と触れあう機会はない。ぜひとも、この研修で仲間を作り、その仲間との絆を大切にしてほしい。卒業してから仕事の上でのきっと役に立つだろう(関西ゴム技術研修所入学式の山口所長のあいさつで)
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~6月売上高ランキング 2015年8月31日 10時 主要上場ゴム企業の2016年3月期第1四半期決算が出揃ったのを受け、第1四半期の売上高をランキングした。 自動車用ゴム部品は、国内は軽自動車税増税の影響もあって不振だったものの、米国、中国、欧州が好調あるいは堅調。ベルトも国内は低調だったが、
ゴムタイムス社 取材メモ 中国・米国で好調だったのは…。 2015年8月31日 9時 中間決算で過去最高益を達成した横浜ゴムの決算説明会の質疑応答では、その要因に関連した質問がいくつか野地彦旬社長に寄せられた。 まず、中国で新車販売が落ちているにもかかわらず、タイヤの売上が増え、下期も伸びが見込めるとの見方を示しているのはなぜかという問いに対し、野地社長は
ゴムタイムス社 取材メモ 黒鉛電極の厳しい現状 2015年8月31日 8時 炭素・セラミック事業部門の合理化について説明を行った東海カーボンの長坂一社長は、そのなかで黒鉛電極市場の現状を紹介した。 長坂社長によると、黒鉛電極の世界の生産能力は、中国を除いて年間約85万t。しかし、世界の需要は
ゴムタイムス社 取材メモ 東洋ゴムが宙に浮くサインボールを展示 2015年8月31日 7時 8月22日に開幕したセリエA。 本田圭佑選手が所属するACミランは惜しくも開幕戦で敗れてしまったが、同チームのプレミアムスポンサーをつとめる東洋ゴム工業が、このたびイリュージョン・ディスプレイ「Flyvision™」を用いて、サインボールを公開した。 ボールには本田選手をはじめ、デ・ヨング選手など……
ゴムタイムス社 語録 意識変革を強調 2015年8月29日 9時 「90年という歴史の中で積み重なってきた既成概念を一旦取り払って、今までと違うことをみんなで考えてもいい、枠に縛られずにいろんな人に意見を出してほしいと、
ゴムタイムス社 決算談話 多角化事業は増収減益に 2015年8月24日 10時 ブリヂストンの15年12月期中間決算で、タイヤ事業は増収増益となったが、多角化事業については増収ながら微減益となった。その要因について、江藤彰洋専務執行役員は「多角化事業には内外の化工品事業に加え、米州事業での屋根材、空気ばね事業がある。上期の化工品事業においては、国内で車両用のパットが自動車生産台……
ゴムタイムス社 決算談話 米国の売上比率が上昇 2015年8月24日 10時 クラレの15年度中間決算は、各事業とも堅調で過去最高の売上・利益となった。伊藤正明社長は上期の事業説明の中で地域別売上高の推移に触れ、「GLS事業の統合により、これまで手薄だった米国での売上が、13年度上期対比で10%から
ゴムタイムス社 決算談話 目指すべき企業風土を考える 2015年8月24日 10時 東洋ゴム工業の決算説明会では、免震ゴム問題の進捗状況も報告された。その中で、継続対策に挙げられた項目のうち「企業風土の改革」について、質問者から、風土改革委員会の立ち上げが遅れているのではないかという指摘があった。 それに対し、山本卓司社長は「決して遅れているわけではない」と前置きした上で、「……
ゴムタイムス社 決算談話 バッファロー工場のレベルアップへ 2015年8月24日 10時 住友ゴム工業の池田育嗣社長は、グッドイヤーとの提携解消により「自由度が上がった」(池田社長)中で、北米での販売拡大を注力する分野として挙げている。 そこで課題となっているのが、バッファロー工場のレベルアップだ。 同工場は
ゴムタイムス社 決算談話 世界での知名度向上へ 2015年8月24日 10時 横浜ゴムは現在取り組んでいる中計「GD100」フェーズⅣの中で、大需要・得意市場でのプレゼンス向上をタイヤ事業の柱の1つとして位置付けている。 「その強力な武器」と野地彦旬社長が語るのが、
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 スチレン系TPEに熱い視線 2015年8月24日 8時 スチレン系熱可塑性エラストマー「TPS」の生産能力増強が相次いでいる。スチレン系TPEはSBS、SISおよびSBSの不飽和結合を高度に水素添加した飽和型のHSBS(SEBS、SEPS)の4種に大別される。 SBSはポリマー改質剤、アスファルト舗装材改質向けが多く、SISは粘着剤を中心に、SE……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 15年上半期の原材料動向 2015年8月10日 9時 2015年上半期の原材料動向を振り返ってみた。 天然ゴムの輸入量(生ゴム量、日本ゴム輸入協会)は、1月に5万8096t、前年同月比6%減でスタートした後、2月が6万2209tで同4%増となり、5月の6万2256t、同17%増まで一貫して増加基調で推移した。 天然ゴムの営業倉庫在庫量(日本ゴム輸入……
ゴムタイムス社 決算談話 合成ゴムは減収ながら増益 2015年8月10日 8時 日本ゼオンの決算説明会に、今期から説明役として古谷岳夫取締役執行役員が登壇した。 同社の15年度第1四半期の合成ゴムは、減収増益だった。その内訳について、古谷取締役は「汎用ゴム輸出が同24%増加したことが寄与して、販売数量は前年同期比で2%増加したが、比較的単価の低い汎用ゴムが増加したことと、原料……