三井化学は、石油化学事業を中心とするベーシック＆グリーンマテリアルズ（Ｂ＆ＧＭ）事業を分社化する。
同社が５月30日に開いた経営概況説明会において橋本修社長は「Ｂ＆ＧＭ事業は、中国をはじめとする大幅な供給過剰を受けるなか、23年度からは工場設備の停止やダウンサイジングなど事業の再構築を進めてきた。25年度からは再構築第２幕を進めているが、自力努力（自走化）でできる再構築にめどがついてきた」とし、「１００％子会社化の形になるかもしれないが27年近傍にもＢ＆ＧＭの分社化を実行していく」と言及した。
Ｂ＆ＧＭ事業を分社化する目的としては、一つ目は、他社
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