ゴムタイムス社 進化系合成ゴムの採用拡大 三井化学、EPDMを設計変更 2024年5月27日 14時 三井化学が開発した進化系合成ゴムの「VNB-EPT」「EBT」の採用が徐々に広がっている。5月22~24日に横浜で開催された人とくるまのテクノロジー展では、同社ブースにおいてバイオマス素材と並んで両グレードをPRした。 VNB-EPTは、EPDMのジエン成分を一般的なENBタイプからVNBタイプに設……
ゴムタイムス社 三井EPT値上げ 三井化学、キロ40円以上 2021年11月10日 9時 三井化学は11月9日、三井EPTについて12 月1日納入分より価格改定を実施すると発表した。対象製品は三井EPT全銘柄で価格改定幅はプラス40円/kg 以上。なお、同製品の値上発表は20年9月(20年12月納入分より)以来となる。 価格改定の理由について、同社では「コロナ禍からの自動車生産回復による旺盛な需要……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 相次ぐ生産停止の理由とは 2021年10月18日 9時 21年はJSRが5月、ENEOSにエラストマー事業譲渡を発表したのに続き、9月に住友化学がエチレン・プロピレンゴム(EPDM)の生産停止を発表するなど、合成ゴム業界で大きなニュースが相次いだ。21年は合成ゴム業界にとって「節目の年」と後々語られるかもしれない。 住友化学では、EPDMを生産する千葉……
ゴムタイムス社 21年合成ゴム業界 20年後半から値上げ相次ぐ 2021年1月25日 10時 20年の合成ゴム市場は、19年から引き続き米中の貿易摩擦や世界経済の低迷が続いていることに加え、新型コロナウイルスの影響を受けた。特に20年は新型コロナ感染拡大の対策として、世界各国で自動車・タイヤ工場が次々と停止する事態に追い込まれ、自動車産業は厳しい環境だった。 20年7月から徐々に回復基調になっ……
ゴムタイムス社 年明けも値上げ続く 設備維持や物流費高騰理由に 2021年1月18日 7時 20年末から21年年明けにかけてゴム・樹脂原料メーカーから価格改定の動きが相次いでいる。主要原材料コストの継続的な上昇に加え、安定供給のための設備の維持・更新費用の増加、さらにはコンテナ不足などによる物流関連費用の高騰などを要因に挙げる企業が目立つ。 住友化学は20年12月21日、合成ゴムのエチレン・プ……
ゴムタイムス社 EPDMを値上げ 住友化学、1月18日より 2020年12月22日 15時 住友化学は12月21日、合成ゴムのエチレン・プロピレンゴム(EPDM)に関し、価格改定を実施すべく需要家との交渉に入ると発表した。対象製品はエスプレンEPDMで、価格改定幅は+20円kg。改定時期は2021年1月18日出荷分より。 EPDMは、安定供給を維持するための製造設備の高経年化対策や、環境と安……
ゴムタイムス社 サウジでENB製造を検討 JXTGが第3の拠点として 2020年4月20日 11時 JXTGエネルギーは4月17日、サウジアラビアにおいてENB(エチリデン・ノルボルネン)製造装置新設の事業化可能性調査(FS)を開始したと発表した。2020年代後半に年産2万3000tの能力を持つENB製造装置を新設する計画について検討を進める。 今回FSを開始したサウジアラビアでは、Saudi……
ゴムタイムス社 取材メモ EPDMの多様な用途 2015年7月27日 10時 独ランクセスは7月14日、都内でEPDM事業に関する記者説明会を開催し、市場の現状や同社の取り組みなどを紹介した。 EPDMは耐水性や耐薬品性、耐候性、耐寒性などに優れているのが特徴で、自動車部品を中心に幅広い分野で使われている。 同社によると、グローバルの分野別需要は自動車が
ゴムタイムス社 ランクセス EPDMで真のグローバルサプライヤーに 2015年7月15日 16時 独ランクセスは7月14日、丸ビルコンファレンススクエアで、中国の新プラントの状況を含めたEPDM事業に関する記者説明会を開催した。 同社から3人が出席し、ハイパフォーマンス・エラストマービジネスユニットのクリスティアン・ヴィダースホーフェンEPDM事業統括が説明を行った。 同社はここ数年、特にE……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】住友化学 S―SBRフル稼働へ 2015年4月18日 15時 住友化学の機能樹脂事業部合成ゴム部がシンガポールのジュロン島に建設した溶液重合法スチレンブタジエンゴム(S―SBR)製造プラントは、昨年5月に量産生産を開始。14年度は年産4万tに対して6~7割の稼働・販売数量となった。15年度中にはほぼフル生産・フル販売になる見込み。第2期プラントについて
ゴムタイムス社 独ランクセス 中国でEPDM新プラントを稼働開始 2015年4月8日 14時 独ランクセスは4月7日、中国・江蘇省常州において「ケルタン」の商標名で販売しているEPDMの新プラントの稼働を開始したと発表した。 新プラントの段階的な立ち上げにより、同社は、グローバルにおけるEPDM(エチレンプロピレンゴム)生産拠点の基盤強化を完了する。 同社は今後、サンプリングを経て顧客……
ゴムタイムス社 合成ゴム 海外プラントの増産進む 2015年4月6日 12時 S-SBRは第2期拡張へ 生産体制再構築の動き EP、BRは供給過剰に 合成ゴム各社の海外プラントの能力増強、新増設が相次ぐ一方、グローバルでの供給過剰を考慮した生産体制の見直し、最適化を図る動きも活発化してきた。 タイヤの低燃費性能の格付け制度の普及に伴い需要拡大が見込まれている低燃費タイヤ……
ゴムタイムス社 合成ゴム7~9月出荷 輸出が6・2%増と回復 2014年12月8日 19時 総出荷は3四半期ぶりに増加 日本ゴム工業会がこのほどまとめた2014年7~9月計の合成ゴム品種別出荷実績(CR、IIR除く)によると、この間の合成ゴム出荷は輸出出荷の増加により、総出荷が3四半期ぶりに前年同期実績を上回ったことで、1~9月累計の総出荷が111万4344t、同0・1%増とわずかながら……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】住友化学 S―SBR シンガポール本格稼働 2014年9月27日 12時 住友化学の機能樹脂事業部合成ゴム・エラストマー部がシンガポールのジュロン島メルバウ地区に建設した年産4万トン能力の低燃費タイヤ向け溶液重合法スチレンブタジエンゴム(S―SBR)製造プラントが本格稼働を開始した。 同社はプレマーケティングで全体の7割の販売先を確保しており、本年4月に商業運転を開始……
ゴムタイムス社 【合成ゴム特集】三井化学 中国のEPT工場 11月に稼働 2014年9月17日 10時 三井化学がかねてから建設を進めていた中国石油化工股份有限公司(シノペック)との共同出資による年産7万5000tのEPT(エチレン・プロピレン・ジエン共重合ゴム)プラントがこのほど完成、5月28日に現地で竣工式が行われた。現在、最終調整が行われており、本年11月から生産を開始する。 同プラントはメタロ……