東ソーは、南陽事業所(山口県周南市)においてクロロプレンゴム(商品名スカイプレン、CR)の生産能力増強を決定した。
生産能力は年間2・2万t増強し、合計の生産能力は5・9万t。なお、投資額は約750億円で、工事着工は2027年春を予定、商業運転開始は2030年春を予定している。
クロロプレンゴム(スカイプレン)は、同社チェーン事業の付加価値素材を構成する機能性ポリマー製品。主に自動車のホースやベルト、各種工業部品の他、接着剤や医療用手袋など、多種多様な用途に使用されており、優れた耐油性、耐候性や難燃性を併せ持つバランスの取れた特殊合成ゴム品として幅広い分野で活用されている。
同社では、今回の生産能力増強計画により安定供給を図るとともに、今後想定される世界的な需要成長に対応し、さらなる事業規模の拡大と収益力向上を図っていくとしている。
同社は
2025年06月12日