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『PETフィルム技術入門Q&A講座~基礎、製法、物性制御、装置、分析、メーカー特徴~』

ゴムタイムス社

受講可能な形式

趣旨

 PETフィルムは、包装材料としての用途が多いが、最近、電気・電子関係の工業用用途の素材としても重要な存在となっている。本セミナーでは、 Q&A形式でPET樹脂の製造法と基本的な特性、PETフィルムの製造法と特性をまず解説し、これらの各種特性の制御・向上技術について述べる。 次に、PETフィルムの構造、分子配向、表面特性、ガスバリア性などの解析・評価法について解説し、各種の特性を生かしたPETフィルムの用途展開につい ても言及する。

受講対象者

日時 2015年11月24日11:00~16:00
講師 包装科学研究所 主席研究員 葛良 忠彦
講師略歴
受講料 【1名につき】27,000円(税込、昼食代、テキスト費用を含む)
会場 WEBセミナー(ZOOM)
主催会社 AndTech
配布方法
お申込み

プログラム

1.材料編
 Q1 PET樹脂の原料は?
 Q2 PET樹脂の重合法は?
 Q3 PETフィルムの製造法は?
 Q4 PETのフィルム押出装置は?
 Q5 PETフィルムの延伸装置は?
 Q6 寸法安定性を得るためのポイントは?
 Q7 高い強度を得るためのポイントは?
 Q8 PETフィルムのメーカーと各社の特徴は?
 Q9 用途別PETフィルムの上市状況は?
 Q10 PET樹脂のフィルム以外の用途は?

2.基礎編
 Q1 PET樹脂の固体構造は?
 Q2 結晶化度とは?
 Q3 PETの結晶性の特徴は?
 Q4 ポリマーの分子配向とは?
 Q5 PETの分子配向性と物性との関係は?
 Q6 PETフィルムの光学的特性の特徴は?
 Q7 PETフィルムの力学的特性の特徴は?
 Q8 PETフィルムのガスバリア特性は?

3.物性制御・向上編
 Q1 PETフィルムの透明性を上げるには
 Q2 PETフィルムの耐衝撃性をあげるには?
 Q3 PETフィルムの耐熱性を上げるには?
 Q4 PETフィルムの寸法安定性をあげるには?
 Q5 PETフィルムのガスバリア性をあげるには?
 Q6 PETフィルムの印刷性を上げるには?
 Q7 PETフィルムの接着性を上げるには?
 Q8 PETフィルムのヒートシール性を上げるには?

4.分析技術(構造解析・分子配向・表面特性評価)編
 Q1 PETフィルムの構造解析の技法とは?
 Q2 X線回折によう結晶構造解析とは?
 Q3 電子顕微鏡による固体構造解析とは?
 Q4 X線回折による分子配向評価とは?
 Q5 複屈折測定による分子配向評価とは?
 Q6 接触角測定による表面特性評価とは?
 Q7 XPS(ESCA)による表面特性評価とは?
 Q8 原子間力顕微鏡による表面粗度測定とは?
 Q9 ガスバリア性の評価法とは
 Q10 水蒸気バリア性の評価法とは

5.製品例にみる応用技術編
 Q1 多層フィルムにおけるPETフィルムの役割とは?
 Q2 透明蒸着バリアフィルムの製造法は?
 Q3 透明蒸着バリアフィルムムにおけるPETフィルムの役割は?
 Q4 包装分野における透明蒸着バリアフィルムの利点とは?
 Q5 太陽電池バックシートの特徴は?
 Q6 有機ELにおけるバリア膜は?
 Q7 透明導電性フィルムにおけるPETフィルムの役割は?

6.環境技術編
 Q1 PET製品のリサイクルの方法は?
 Q2 焼却処理におけるPETフィルムの位置は?

7.トピックス編
 Q1 今後のPETフィルムは?
 Q2 電気・電子分野でのPETフィルムの役割は?

注意事項

セミナーの録画・撮影・テキストの複製は固くお断り致します。本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信対応セミナーとなります。

Zoom(ズーム)のやり方などでお困りの方は、セミナー当日までに設定や使い方をご指導致します。

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