タイガースポリマーの3月期連結 タイ洪水など響き減収減益

2012年05月21日

ゴムタイムス社

 タイガースポリマーの2012年3月期連結決算は、売上高271億1600万円、前期比2・0%減、、営業利益8億1900万円、同51・6%減、経常利益8億9500万円、同47・2%減の減収減益となった。当期純利益は4億3300万円で同54・6%減。
 産業用ホースやゴムシートは、震災からの復旧に向けた需要が拡大したが、世界的な自動車生産量の減少や円高の影響などを受け、売上高は2%の減収となり、収益面は、原材料価格高騰や人件費増加に加え、タイの洪水被害によりグループ全体の利益率が悪化、その結果、大幅な減益となった。
 市場別動向は次の通り。
 〈日本〉
 自動車部品は震災による自動車メーカーの生産調整の影響などを受け減少したが、震災からの復旧に向けた需要の増加により、産業用ホースおよびゴムシートが増加し、さらにタイの洪水被害を受け代替生産を行った。その結果、売上高は183億2200万円、同1・3%増、営業利益は1億7000万円、同64・6%減。
 〈米国〉
 為替の影響を受けが、産業用ホース、自動車部品ともに順調に売上高を伸ばした結果、売上高は62億7900万円、同2・5%増、営業利益は3億3200万円、同23・6%減。
 〈東南アジア〉
 マレーシアは、家電用ホースの販売が増加したが、為替の影響を受けた。タイは、東日本大震災および洪水の影響を受け、家電用ホース、自動車部品ともに減少。その結果、売上高は17億9000万円、同29・4%減、営業損失8400万円となった。
 〈中国〉
 家電用ホースは好調に推移したが、自動車部品は東日本大震災による自動車メーカーの生産調整の影響を受けた。その結果、売上高は21億2700万円、同3・5減、営業利益は1億800万円、同60・9%減となった。
 次期は、付加価値の高い製品の販売拡大、海外拠点の増強、新製品の開発、原価低減活動と固定費の削減などに注力し、連結業績予想は売上高290億円、営業利益12億円、経常利益12億円、当期純利益10億円を見込んでいる。

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