ゴムタイムス社 上場24社の第3四半期 6割が増収増益に 2014年3月3日 12時 主要上場ゴム企業の2014年3月期第3四半期決算が出揃った。国内景気の緩やかな回復や消費税増税前の駆け込み需要、海外市場の好調さ、円安などによって、合成ゴム2社(JSR・日本ゼオン)を含む24社の業績は全体として回復基調にあり、同一社対比での24社合計では、前年同期に比べ増収増益となっている。 24……
ゴムタイムス社 ブリヂストンの13年12月期連結決算 2期連続で最高益を更新 2014年2月24日 12時 ブリヂストンの2013年12月期連結決算は3兆5680億9100万円で前期比17・4%増、営業利益4381億3100万円で同53・2%増、経常利益4347億9300万円で同52・5%増の増収増益となった。 営業利益については、北米や中国などでタイヤ販売が好調だったことに加え、円安効果(1140億円)と、……
ゴムタイムス社 住友ゴム13年12月期連結決算 年間販売1億本突破 2014年2月17日 10時 住友ゴム工業は2月13日、13年12月期連結決算を発表した。主力のタイヤ事業において海外の新たな市場における拡販、原材料価格の安定と為替の円安効果などが収益増に貢献し、売上高および各利益項目すべてで過去最高を記録する増収増益を達成した。 13年12月期の連結業績は、売上高7806億800万円で前期比9・9……
ゴムタイムス社 日本ゼオン カタールで合成ゴム事業化へ 2014年2月10日 12時 日本ゼオンはこのほど、カタールのラスラファン工業都市における合成ゴムの原料からの一貫生産のための事業化について、カタール石油公社(カタール・ペトロリアム)と三井物産との間で覚書(MOU)を締結したことを明らかにした。日本ゼオンは6月にも事前調査を終え最終結論を打ち出す。 石油公社と覚書調印 同M……
ゴムタイムス社 日本ゴム工業会 ミャンマーゴム協会と覚書 2014年2月3日 9時 ゴム・タイヤ産業にとって天然ゴムの安定調達と市場価格の安定化は大きな課題であるが、日本ゴム工業会及び日本ゴム輸入協会は、昨年11月に今後、天然ゴムの主要産出国となっていくことが予想されるミャンマーの天然ゴムについて、ミャンマーゴム協会との間で「今後の協力関係の構築に関する覚書」締結に調印した。新た……
ゴムタイムス社 日本ゴム工業会 一般社団法人への移行を正式に決議 2014年1月27日 9時 日本ゴム工業会は1月24日、第306回理事会に先立ち開催した臨時総会で、4月1日付けで一般社団法人へ移行することを正式に決議した。現在ある8部会と3協議会は3月末までに解散する。ロール部会は、4月1日付けで新たに日本ゴムロール工業会を設立、ゴム板部会も検討中だという。 これまで各部会・協議会で行……
ゴムタイムス社 合成ゴム各社が値上げ 2014年1月22日 10時 JSR、クラレ、ナフサ価格上昇で 合成ゴム各社の値上げが続いている。すでにエラストマーやクロロプレンゴムの価格を改定した電気化学工業・三井化学に続き、JSR、クラレが合成ゴム・エマルジョン製品の値上げを発表した。合成ゴム各社は同様の環境下にあり、この4社に続き値上げに踏み切る公算が強くなってきた……
ゴムタイムス社 2014年 ゴム企業トップの年頭訓示 2014年1月14日 12時 グローバル展開さらに加速 米国経済は堅調に推移しているものの、中国市場の減速や不安定さを抱える欧州市場など、世界経済の先行きには依然として不透明さが残る。それでも、日本の製造業がさらなる業績向上を目指すためには、海外進出が不可欠だ。このためゴム企業トップの年頭あいさつでも、グローバル展開への言及……
ゴムタイムス社 日本ゴム工業会 一般社団法人への移行で組織改革 2013年12月16日 12時 日本ゴム工業会は11日、組織改革に関する説明会を開催した。来年4月に一般社団法人へ移行するのに伴い、組織・仕組みを見直し、現行の製品別部会・協議会を廃止するとともに、委員会を再編。会員ニーズへの対応力やコンプライアンスなどを強化する。 最初に西海和久会長(ブリヂストンCOO)が組織改革の基本的な……
ゴムタイムス社 横浜ゴム 韓国クムホタイヤと提携で基本合意 2013年12月2日 13時 横浜ゴムは2日、11月29日に韓国のクムホタイヤと、タイヤに関する技術提携及び株式の持ち合いを前提とした資本提携の実施に向けて協議することで基本合意したと発表した。 両社は、主に将来に向けたタイヤ関連技術の研究開発を共同で実施することにより、研究開発資源の共有と効率的な運用を通して、両社の競争力を強……
ゴムタイムス社 合成ゴム生産 2013年9月累計は減速傾向示す 2013年12月2日 12時 合成ゴム工業会がこのほどまとめた、2013年1―9月の合成ゴム品種別生産実績によると、累計の生産量は全体で123万トン、前年同期比0・9%減となった。円高是正により輸出が拡大したものの、国内の販売数量減によって生産は伸び悩んでいるとみられ、依然として先行きは不透明なままだ。 合成ゴムの主要用途である……
ゴムタイムス社 JSR ハンガリーにS-SBRの新工場 年産6万トン 2013年11月22日 13時 JSRは22日、MOL Hungarian Oil and Gas Public Limited Company(以下「MOL」)とハンガリーにて溶液重合スチレン・ブタジエンゴム(S―SBR)の製造・販売を行う合弁会社を設立すると発表した。JSRとMOLは、契約の調印式を開催し、関係者出席のもと、……
ゴムタイムス社 ゴム企業24社の中間決算 9割が増収も収益は明暗 2013年11月18日 12時 3月期決算企業の第2四半期連結業績が出そろった。合成ゴム2社を含む24社の決算内容は、9割強の22社が増収ながら、収益面は営業増益12社、減益12社、経常増益18社、減益6社となり、明暗を分けた。円高是正と株高により輸出企業の収益が改善する一方、円安、原燃料価格とエネルギー価格の高騰、さらには欧州や中国市……
ゴムタイムス社 タイヤ3社の第3四半期連結決算、タイヤ事業は増収増益に 2013年11月11日 12時 為替、原料コスト低下が下支え タイヤ3社(ブリヂストン、住友ゴム、横浜ゴム)の13年12月期第3四半期連結決算が発表された。国内市場では新車用のエコカー補助金効果からの反動減や市場の低価格志向化や価格競争の激化が目立ったが、為替円安、原料コスト低下が収益を下支えした。横浜ゴムは売上・利益ともに過去最……
ゴムタイムス社 国内の新工場建設相次ぐ 2013年11月5日 12時 震災復興、次世代技術に対応 ゴム企業でのグローバル展開が加速する中、今後本格化する東日本大震災の復興需要や道路など社会インフラの老朽化対応、2020年の東京五輪に向けた建設・土木工事の増加によるゴム製品需要増に対応した日本国内での新工場建設が相次いでいる。東海ゴム工業が京都に産業用ホースの新工場建……
ゴムタイムス社 日本ゴム工業会、一般社団法人へ移行 2013年10月28日 12時 第305回理事会を大阪で開催 日本ゴム工業会は10月26日、大阪市のホテルで第305回理事会を開催(詳報次号に掲載)。役員の異動、組織改革(案)などに関して非公開で審議した後、環境、労務、安全衛生の各委員会から、平成24年度会員企業の経営指数調査など、各種調査の結果概要が報告された。 会員企業の満足度向……
ゴムタイムス社 ブリヂストン 中期経営計画2013を策定 2013年10月18日 16時 ブリヂストンは17日、2014年から2018年の「中期経営計画2013(2013MTP)」を策定し、記者説明会を開催した。「真のグローバル企業」をめざし、経営改革の質とスピードの向上を図る。 説明会には、津谷正明代表取締役CEO兼取締役会長、西海和久代表取締役COO、江藤彰洋常務執行役員CFO・財……
ゴムタイムス社 横浜ゴム インドネシア・バタム島に海洋商品の新工場建設 2013年10月7日 15時 横浜ゴムは7日、インドネシア・バタム島に海洋商品(空気式防舷材、マリンホース)の新工場を建設すると発表した。 約30億円を投資し材料混合、成型、加硫までを行う工場を建設、2015年6月から生産を開始する。現在、海洋商品の生産は日本で行っているが、新工場が完成すると2工場体制となり、生産規模も現在に……