ゴムタイムス社 松田製作所 独デスマ社と業務提携を締結 2017年10月10日 13時 ゴム射出成形機のパイオニアである松田製作所(埼玉県久喜市、鈴木康三社長)は10月3日、今春にドイツの「DESMA(デスマ)」社と業務提携を締結したと発表した。 デスマ社は欧州でゴム射出成形機の分野では多くのシェアを占めており、同社のグローバル展開における地域別戦略と互いの技術力向上に対する取り組……
ゴムタイムス社 東洋ゴム 米・マレーシアのタイヤ工場能増 2017年9月28日 16時 東洋ゴム工業は9月28日、米国とマレーシアのタイヤ製造工場の生産能力を増強すると発表した。米国工場は第5期、マレーシア工場は第2期の能増となる。 同社はタイヤ事業の20年度の売上高を昨年度実績比で31・6%増の4000億円、営業利益を同23・3%増の560億円とする業績目標を中計’17で掲げている。 こ……
ゴムタイムス社 全国ゴム商組連合会 賛助会員ら交え商工懇開く 2017年9月22日 15時 第35回全国ゴム商組連合会(幹事組合・西部ゴム商組)と全国連合商工懇談会が9月15日、大阪市のホテルグランヴィア大阪で開催された。全国連合会商工懇談会には各地域の組合員、各工業会代表に加え、賛助会員のメーカー4社6人が参加。工業用品の製品別の伸び率の推移、ゴム・樹脂ベルトとホースの国内動向のほか、賛……
ゴムタイムス社 住友ゴム スポーツ事業統合で池田社長が会見 2017年9月1日 10時 住友ゴム工業は8月31日、都内で同社グループのスポーツ事業統合に関する説明会を開催し、池田育嗣社長が事業統合の概要や目的について説明を行った。 今回の事業統合では、来年1月1日を効力発生日として、住友ゴムを存続会社、スポーツ事業子会社のダンロップスポーツ(DSP)を消滅会社とする吸収合併を行う。 ……
ゴムタイムス社 上場ゴム企業の4~6月期 増収企業が8割に 2017年8月28日 10時 主要上場ゴム企業の2018年3月期第1四半期連結決算が出揃った(日東化工は非連結)。JSRと日本ゼオンの合成ゴム2社を含む22社の決算は、国内で自動車生産が回復したことや海外市場が概ね堅調だったことなどから、増収企業数は19社(86%)と前年同期の8社に比べ大幅に増加した。 売上高が2桁増となった企……
ゴムタイムス社 17年1~6月のゴム製品 出荷は微増 2017年8月22日 16時 経済産業省がまとめた1~6月のゴム製品生産・出荷金額によると、出荷金額は1兆755億4700万円で前年同期比0・3%増となった。 自動車用タイヤは生産・金額ともに前年実績を下回ったが、ゴムベルト・ゴムホース・工業用ゴム製品は生産・金額ともに増加。これにより、ゴム製品全体としても出荷金額が微増と……
ゴムタイムス社 タイヤ4社 1~6月期 販売増で全社増収 2017年8月21日 10時 通期予想を上方修正 タイヤ4社の2017年12月期第2四半期決算が出揃った。総じてタイヤ販売が好調だったことから全社が増収となったものの、原材料価格の上昇により、横浜ゴムが増益となった以外は減益となった。ただ、各社とも第2四半期の業績が想定を上回ったことに加え、タイヤ需要の堅調さや為替が円安傾向に……
ゴムタイムス社 ニッタ 東洋ゴム化工品事業を37億円で買収 2017年8月2日 8時 ニッタは7月28日、東洋ゴム工業グループの化工品事業を取得すると発表した。東洋ゴム工業の子会社である東洋ゴム化工品株式会社が設立する新会社に、対象事業を継承させた上で、新会社の株式を37億円(概算値)で買収する。同日開催された記者会見で新田元庸社長は「ニッタが持っているノウハウ、技術、販路、海外の拠……
ゴムタイムス社 旭化成 シンガポールでS―SBR生産能増 2017年7月24日 15時 旭化成は7月24日、シンガポールの低燃費タイヤ向け溶液重合法スチレンブタジエンゴム(S―SBR)の生産能力を約3万t/年増強し、2系列で合計13万t/年とすることを決定したと発表した。 シンガポールでは2013年から生産を開始し、新開発の高性能銘柄を投入するなど市場の要求に応えてきたが、さらなる需要……
ゴムタイムス社 ゴム関連27社の海外売上高比率 5割超え企業が半数に 2017年7月24日 9時 本紙がまとめたゴム関連企業27社の2016年度海外売上高比率によると、前年度の比率を上回った企業は7社に上った。また、海外比率が5割を超えた企業は、半数近い13社。業種にもよるが、各社とも海外販売を伸ばすことに注力し、それが数字となって表れたと言える。 タイヤメーカーは、住友ゴム工業以外は円高の影……
ゴムタイムス社 17年5月のゴム製品(確報) 出荷額が2ヵ月連続で増加 タイヤも26ヵ月ぶりにプラスに 2017年7月21日 10時 経済産業省と日本ゴムホース工業会がまとめた5月のゴム製品生産・出荷金額によると、出荷金額は1710億4026万1000円で前年同月比3・9%増となり、2ヵ月連続で増加した。 品目別で見ると、主要製品のうち自動車用タイヤ・ゴムホース・工業用ゴム製品は生産・金額ともに増加となり、ゴムベルトは生産は……
ゴムタイムス社 ゴム連合 17年春のとりくみ妥結状況 賃上げ率は1・76% 2017年7月10日 10時 ゴム連合はこのほど、2017年春季生活改善のとりくみ状況について回答・妥結状況を明らかにした。それによると賃金については、6月30日現在、要求した54組合のうち全ての組合が妥結し、全体の平均賃上げ妥結額は加重平均(50組合集計)で5115円、率で1・76%となった。なお、前年妥結額(5752円、1・98%……
ゴムタイムス社 ゴム企業29社の16年度設備投資 前年度に比べ15・1%減 2017年7月3日 10時 本紙がまとめたゴム関連企業29社の2016年度の設備投資実績によると、投資額は合計で5656億3700万円となり、前年度に比べ15・1%減となった。海外進出ラッシュが一巡するなか、前年度に続き2年連続で前年実績を下回った。 業種別にみると、タイヤ4社は合計3035億3600万円で前年度比26・3%減……
ゴムタイムス社 17年4月のゴム製品(確報) 出荷が4ヵ月ぶりに増加 ホース・工業用が牽引 2017年6月16日 16時 経済産業省と日本ゴムホース工業会がまとめた4月のゴム製品生産・出荷金額によると、出荷金額は1812億8187万8000円で前年同月比0・4%増となり、4ヵ月ぶりに増加した。 品目別で見ると、主要製品のうち自動車用タイヤは生産が微減、金額も減少した。ゴムホース・工業用ゴム製品は生産・金額ともに増……
ゴムタイムス社 ブリヂストン コンベヤ・免震ゴム値上げ 7月1日から平均10% 2017年6月15日 8時 ブリヂストンは6月12日、コンベヤベルト・ラバースクリーンと免震ゴムの国内向けメーカー出荷価格を、7月1日から平均10%値上げすると発表した。 コンベヤベルトについては、昨年来、主要原材料である天然ゴムをはじめ、合成ゴムなど石油化学系原材料の価格が高騰している。 免震ゴムについても、主要原材料であ……
ゴムタイムス社 原料メーカー11社の17年3月期 製品価格上昇で期後半に利益増 2017年6月7日 15時 合成ゴム・化学メーカーの2017年3月期決算から、合成ゴムとエラストマー事業の現況をピックアップした。期後半からの原料であるブタジエン価格の上昇を背景とした製品価格上昇により期の後半で採算が改善し、概ね営業利益は前期を上回った。 ◆JSR 国内タイヤ向けが不調だったが、輸出が増加したこと及びタ……
ゴムタイムス社 17年1~3月の合成ゴム生産 SBR減少もBR・NBR伸びほぼ横ばいに 2017年5月25日 14時 合成ゴム工業会がこのほどまとめた1~3月の合成ゴム品種別生産実績よると、累計の生産量は全体で38万8217t、前年比0・1%減となった。 品種別生産量をみると、タイヤ向けを中心とする汎用のSBRは13万2803tで同2・2%減、同じく汎用のBRは8万4829tで同14・7%増となった。 SBRのうち……
ゴムタイムス社 17年1~3月のゴム製品 タイヤ伸びず出荷金額は1%減 ベルト・ホースなどは増加 2017年5月24日 15時 経済産業省がまとめた1~3月のゴム製品生産・出荷金額によると、出荷金額は5352億7300万円で前年比1・0%減となった。 品目別で見ると、工業用ゴム製品は生産・金額ともに増加、ゴムベルトとゴムホースは生産減も金額は増加、自動車用タイヤは生産・金額ともに前年実績を下回った。 自動車用タイヤの1……
ゴムタイムス社 上場ゴム企業の17年3月期 減収企業が過半数に 円高響く、営業増益企業は7割 2017年5月22日 9時 主要上場ゴム企業の2017年3月期連結決算が出揃った(日東化工のみ非連結)。JSR・日本ゼオンの合成ゴム大手2社を含む22社の決算は、円高の影響で増収企業が前年同期の14社(64%)から10社(45%)に減少。利益面でも円高の影響もあり、営業増益企業数が17社(77%)から15社(68%)に減少した。増収営業増益……
ゴムタイムス社 タイヤ4社 1~3月期 海外好調で増収に 2017年5月15日 10時 原料高で営業益は明暗 タイヤ4社の2017年12月期第1四半期連結決算が出揃った。国内のタイヤ販売は全般的に回復傾向にあり、海外では概ね好調だったことで、4社とも売上高はプラスとなった。営業利益については、原材料・素材価格高騰の影響を受けたブリヂストンと住友ゴム工業が減益となったが、横浜ゴムと東洋……
ゴムタイムス社 2017年1~4月値上げ〈原材料〉合成ゴム、TPEなど複数回改定も 2017年5月1日 9時 17年1~4月には、原料メーカー各社が価格改訂を実施した。昨年秋以降、ナフサやブタジエンなど原料価格が軒並み高騰し、需給もタイトになっている。このような状況を受け、原料メーカー各社は合成ゴム、TPE、カーボンブラックなど原材料の値上げに踏み切ったもの。品目によっては、複数回の価格改定を実施したもの……
ゴムタイムス社 IRSG統計 16年世界新ゴム消費量 前年比1・6%増 2017年4月24日 10時 国際ゴム研究会(IRSG)がまとめた世界の新ゴム消費量によると、16年は2721万1000tで、前年に比べ1・6%増加した。新ゴム消費量で1位の中国は前年の減少から増加したのに対し、米国は前年の増加から減少に転じた。また、前年4位のインドは日本を抜いて3位に浮上した。 中国は900万5000tで……
ゴムタイムス社 ニッタ 浪華ゴム工業を子会社化 2017年4月13日 13時 ニッタは4月10日、浪華ゴム工業㈱(奈良県大和高田市、大島勳社長)の株式を100%取得する株式譲渡契約を締結したと発表した。 株式取得の理由として、同社の中長期経営計画「V2020」にある 「ソフトマテリアル『複合化技術』のグローバルNo.1 パートナー」の「新事業・新製品創出」の観点から戦略的に重……
ゴムタイムス社 2017年ゴム関連企業の入社式 各企業トップが新入社員にメッセージ 2017年4月10日 10時 多くのゴム関連企業の入社式が4月3日に開催された。グローバル化が特筆すべきものではなくなり、AI、ビッグ・データ、IoTなどが今後、ものづくりにも影響を与えていくことが見込まれる中で、各企業には従来にも増して柔軟性や創造性、チャレンジ精神などが求められるようになっている。各社トップのメッセージに……
ゴムタイムス社 ゴム連合 春のとりくみ、ヤマ場越え34単組が妥結 2017年4月3日 10時 ゴム連合の2017年春季生活改善とりくみは、労使交渉の集中回答日(3月16~22日)を終えて、58単組中、賃金については34単組が妥結した(3月29日まとめ、妥結方向を含む)。今年の春のとりくみでは、「底上げ・底支え」と「格差是正」に寄与する取り組みを強化する観点から、昨年と同様に、定期昇給・賃金カーブ維……
ゴムタイムス社 17年度ゴム企業の新卒採用状況 採用数が大幅に増加 2017年3月27日 10時 本紙はゴム企業とゴム関連企業に対し、17年度の新卒採用状況に関するアンケート調査を実施した。回答のあった26社の新卒採用者数は1143人。昨年も回答のあった22社の新卒採用者数は1124人で、昨年に比べ106人増えた。米国のトランプ政権の政策に不透明な部分はあるものの、国内の景気が回復の兆しを見せる中……
ゴムタイムス社 16年の合成ゴム出荷 EPDM、IIRが2桁増 2017年3月13日 9時 総出荷量は前年比横ばいで推移 日本ゴム工業会がこのほどまとめた2016年の合成ゴム品種別出荷実績は、輸出出荷が微増で推移したものの、国内ゴム工業向けのタイヤ出荷の落ち込みが響き出荷量は140万8188tで前年同期比0・2%減と、15年に続き前年実績を下回った。 国内出荷のゴム工業向けでは自動車……
ゴムタイムス社 上場ゴム企業の4~12月期 円高で増収企業が減少 経常増益企業数は増加 2017年2月27日 9時 主要上場ゴム企業のうち、3月期決算企業の第3四半期連結決算が出揃った(日東化工のみ非連結)。合成ゴム大手2社を含む22社の決算は、増収企業が前年同期の15社から6社に激減。利益面では営業増益14社、同減益8社、経常増益14社、同減益8社となり、前年同期に比べ営業増益企業数は減ったものの、経常増益企業数は……
ゴムタイムス社 16年1~12月のゴム製品 主要製品不振で出荷金額が3・9%減 2017年2月21日 11時 経済産業省がまとめた16年のゴム製品生産・出荷金額によると、出荷金額は2兆1737億1600万円で前年比3・9%減となった。 品目別で見ると、その他ゴム製品は生産・金額とも増加したものの、自動車用タイヤ、ゴムベルト、ゴムホースは生産・金額ともに前年同期実績を下回っている。工業用ゴム製品は金額のみ……
ゴムタイムス社 タイヤ3社の1~12月期 円高響き減収減益 2017年2月20日 9時 タイヤメーカー4社のうち、ブリヂストン・住友ゴム工業・東洋ゴム工業の2016年12月期決算が発表された。原料価格が低位で推移したものの、円高の影響が大きく3社とも減収減益となった。タイヤ事業についても販売は好調あるいは堅調だったが、為替の影響で3社とも減収減益となっている。 ◇ブリヂストン ブリ……
ゴムタイムス社 16年のゴムベルト生産実績 2年連続の3万t割れ 2017年2月6日 10時 日本ベルト工業会がこのほど発表した16年1~12月のゴムおよび樹脂ベルト生産状況によると、ゴムベルト生産量(新ゴム量)は合計で2万6373t、前年同期比7%減となり、2年連続で3万tの大台を下回った。 このうち、内需は伝動ベルトが横ばいとなったものの、コンベヤの2ケタ減が響き、生産量は合計で1万9……
ゴムタイムス社 住友理工 自動車営業を拡充・強化 ドイツにグローバル第2本部 2017年1月25日 18時 海外自動車メーカーに拡販 住友理工はグローバルに自動車用部品の拡販を図るためドイツ・フランクフルトに新たに第2グローバル自動車営業本部(フランクフルト・SRK―EU)を2月1日付で設置する。 国内の第1グローバル自動車営業本部(名古屋・グローバル本社)とともに2本部体制とし、全世界での拡販活動……
ゴムタイムス社 日本ゴム工業会 17年新ゴム消費量予想は微増に 第10幹事会を開催 2017年1月20日 14時 日本ゴム工業会は1月20日、東京・大手町の経団連会館で第10回幹事会を開催し、16年の新ゴム消費量見込みと17年の消費予想など7件の報告を行った。16年のゴム工業会の新ゴム消費量は5年連続でマイナスとなる見込みとなったが、17年の新ゴム消費量予想については微増の見通しを示した。 最初に南雲忠信会長が「当業……
ゴムタイムス社 企業トップの年頭所感・訓示 2017年1月16日 9時 急激な環境変化に対応を 激動の予感をはらみながら2017年が幕を開けた。ゴム関連企業では、2020年を中計の最終目標に据え、今年は一つ手前のフェーズが最終年を迎える企業が多いようだ。先行きの不透明感が一層増す中で、ゴム企業各社のトップが示した所感・訓示には、2020年を見据えつつ、急激な環境変化……
ゴムタイムス社 景況アンケート 2017年の景況見通し 2017年1月5日 9時 ―本紙調査― 景況「回復傾向」が過半に 企業収益・設備投資から判断 本紙は昨年12月時点で原材料メーカー、製造メーカー、ゴム製品卸商社を対象に、「2017年の景況見通しと業績予想」に関するアンケート調査を実施した。その結果、17年の景況見通しについては「変化はないがやや明るい兆しがみえ始める」が43%で最……
ゴムタイムス社 2016年ゴム業界の10大ニュース 北米向け投資が継続 2016年12月12日 9時 2016年のゴム業界をめぐる事業環境は、国内市場は業種や取引先によって違いはあるものの、全体としては依然として低調だったと言える。一方、米国市場は堅調を維持し、中国市場は小型車を対象とするエコカー減税の影響もあり、自動車業界は好調を維持、アジア市場では二輪車や産業機械、農業機械などが好調で、こう……
ゴムタイムス社 ブリヂストン 年末定例記者会見を開催 2016年12月5日 8時 ブリヂストンの津谷正明CEOと西海和久COOは12月1日、東京都中央区の本社で年末定例記者会見を行った。 会見で津谷CEOは、経営の最終目標「真のグローバル企業、業界において全てに『ダントツ』」の達成に向け、オリンピック関連などのブランド戦略の推進、技術をはじめビジネスモデルやデザインにおけるイ……
ゴムタイムス社 16年1~9月のゴム製品 主要品目の不振続く 履物とその他ゴム製品は増加 2016年11月28日 9時 経済産業省がまとめた1~9月のゴム製品生産・出荷金額によると、出荷金額は1兆6112億7400万円で前年同期比4・5%減となった。 品目別で見ると、ゴム製履物とその他ゴム製品は生産・金額とも増加したものの、自動車用タイヤ、ゴムベルト、ゴムホース、工業用ゴム製品、その他ゴム製品は生産・金額ともに……
ゴムタイムス社 上場ゴム企業の4~9月期 円高響き増収企業数が10社減少 2016年11月21日 9時 主要上場ゴム企業のうち、3月期決算企業の第2四半期連結決算(日東化工は非連結)が出揃った。合成ゴム2社(JSRと日本ゼオン)を含む22社の決算内容は、増収企業が7社にとどまり、営業増益は14社、営業減益は8社、経常増益は11社、経常減益は11社で、前年同期に比べ増収企業は10社、営業増益は12社、経常増益は……
ゴムタイムス社 日本ゼオン シート系熱界面材料を開発 SGCNTとゴムを複合 2016年11月11日 16時 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は11月10日、日本ゼオンが量産を開始したカーボンナノチューブとゴムを複合したシート系熱界面材料(TIM)の開発に成功したと発表した。 開発したTIMはシート系でありながら、従来使用されている半固体状のグリース系TIMより優れた熱抵抗……
ゴムタイムス社 16年1~9月のゴムベルト生産実績 伝動はわずかに増加 2016年11月7日 10時 日本ベルト工業会がこのほど発表した16年1~9月のゴムおよび樹脂ベルト生産状況によると、ゴムベルト生産量(新ゴム量)は内需と輸出の合計で1万9764t、前年同期比9%減となった。コンベヤは内需・輸出とも振るわず同15%減。伝動ベルトは自動車生産の回復傾向を反映して、前年同期実績をわずかながら上回った……
ゴムタイムス社 「国際ゴム技術会議(IRC2016北九州)」が開催 2016年10月31日 10時 「2016年国際ゴム技術会議(IRC2016北九州)」が10月24~28日、福岡県北九市の北九州国際会議場と西日本総合展示場新館で開催された。日本で開かれるのは11年ぶり5度目。20ヵ国以上のゴム技術者・研究者が発表したほか、併催の「ゴム・エラストマー技術展」には、海外を含む111の企業・団体が出展した。……
ゴムタイムス社 ゴムタイムス 創刊70周年を迎えて 2016年10月24日 5時 産業界と共に未来を作る 専門紙として健全な業界発展に傾注 弊社発行の「ゴムタイムス」は、1946年(昭和21年)10月17日に創刊されました。 おかげさまで今年10月、創刊70周年の節目を迎えます。 当初は古紙を原料とする仙花紙に印刷された、タブロイド版8ページの小さな新聞からスター卜しました。 創刊し……
ゴムタイムス社 JSR メキシコにCMBの新会社設立を決定 2016年10月11日 16時 JSRは10月11日、連結子会社のエラストミックスが、メキシコでカーボンマスターバッチ(CMB)の新会社設立を決定したと発表した。 新会社の名称は「エラストミックス・メキシコ(仮称)」。所在地はグアナファト州イラプアト市。代表者は未定。資本金額は514万US$。来年1月の設立、再来年の商業生産開始……
ゴムタイムス社 ブリヂストン 高強度材料「タフポリマー」の研究成果を発表 2016年10月3日 8時 ブリヂストンは9月28日、内閣府で行われた「ImPACT(インパクト)」の会見で、省資源タイヤの実現を可能にする高強度な材料「タフポリマー」を発表した。会見で説明した角田克彦ブリヂストン中央研究所フェローは、「開発段階のこの材料をゴムクローラーにて実証検証を行った結果、燃費特性を意識した基準配合に……
ゴムタイムス社 全国ゴム商組連合会 賛助会員ら交え商工懇開く 2016年9月26日 9時 第34回全国ゴム商組連合会(幹事組合・東部ゴム商組)と全国連合商工懇談会が9月14日、東京・浜松町の浜松町東京會舘で開催された。全国連合会商工懇談会には各地域の組合員、各工業会代表に加え、14年ぶりに賛助会員のメーカー18社22人が参加。海外への販売、東京オリンピック需要への対応とその後の取り組みなどを巡……
ゴムタイムス社 1~6月期の合成ゴム出荷 輸出微増も2・2%減 2016年9月8日 17時 日本ゴム工業会がこのほどまとめた1〜6月の合成ゴム品種別出荷実績によると、前年同期と同様、輸出出荷は微増となったものの、国内出荷がマイナスとなったことにより、70万695tで前年同期比2・2%減となった。 国内出荷は、タイヤ向けを中心とするSBRソリッドが同7・8%減、BRソリッドは
ゴムタイムス社 デンカ・住友ゴムなど 橋梁用ゴム支承を開発 高い耐オゾン性を実現 2016年8月31日 16時 デンカは8月31日、中日本高速技術マーケティング・住友ゴム工業と共同で、橋梁用高耐オゾン性ゴム支承(UDRB)を開発したと発表した。 従来の天然ゴム系配合物と比べ、約5000倍以上の耐オゾン性を持つクロロプレンゴム系材料を主原料として被覆ゴムに用いることで、高い耐オゾン性を実現させたことが特長。 ……
ゴムタイムス社 上場ゴム企業の4~6月期 円高響き増収3割に留まる 2016年8月29日 10時 主要上場ゴム企業の2017年3月期第1四半期連結決算が出揃った(日東化工は非連結)。JSR・日本ゼオンの合成ゴム大手2社を含む23社の決算は、円高の影響により増収企業数が8社(35%)に留まり、前年同期に比べ10社減った。 売上高が2桁増となった企業は、前年同期は8社あったが、今期は1社もなかった。……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 業績は中長期の視点で 2016年8月29日 8時 各社の四半期決算がほぼ出揃い、12月期決算企業は第2四半期、3月期決算企業は第1四半期の業績が明らかになった。 12月期決算のタイヤ4社は、国内市場では自動車生産の減少、海外市場では円高の進行や価格競争の激化などにより、4社とも減収となった。営業利益についても3社が減益となり、この結果を受けて、各……