ゴムタイムス社 取材メモ 新社名に託す意図 2018年6月14日 18時 5月25日に開催した取締役会で、19年4月1日に新商号「藤倉コンポジット」に変更することを6月28日開催の株主総会に付議することを発表した藤倉ゴム工業。 6月14日に開催した決算説明会で、社名変更の意図を紹介した森田健司社長は、「当社は第5次中期経営計画の経営ビジョンで、ゴムと樹脂、ゴムと金属などの複……
ゴムタイムス社 取材メモ 新布陣で海外開拓 2018年6月8日 10時 オカモトは、6月28日開催予定の株主総会終了後に開催される取締役会で、岡本良幸代表取締役社長が代表取締役会長、田村俊夫専務取締役が代表取締役社長に就任する。 5月29日に開いた決算発表会の席上、岡本社長は「私が2011年に就任してから7年間、国内・海外で積極的に設備増強を進めてきた。特に、国内工場……
ゴムタイムス社 取材メモ 大阪ソーダとのシナジー効果は 2018年6月8日 9時 自動車タイヤ用のゴムコンパウンドやゴムシート・マット、樹脂製品事業などを展開する日東化工。同社は今年2月、三菱ケミカルの所有していた日東化工株式の36・3%のうち31・3%を大阪ソーダが取得したことにより、大阪ソーダが日東化工の筆頭株主となった。 日東化工が4月末に開催した18年3月期決算説明会の場……
ゴムタイムス社 語録 退任のあいさつ(中部ゴム商組、西部ゴム商組、大阪ゴム工業会) 2018年5月30日 12時 ●中部ゴム商組 「大変微力ではございましたが、3期6年間、当組合の理事長を務めさせていただきました。本日、無事に通常総会を迎えることができましたのも、組合員、賛助会員、役員の皆様のお力添えの賜物と深く感謝をしております。今期から加藤巳千彦新理事長のもとでスタートします。当組合が今後ますます発展します……
ゴムタイムス社 取材メモ 話題を集めるニッタの「Namd」技術 2018年5月18日 12時 中長期経営計画「V2020」フェーズ3を18年度からスタートさせたニッタ。フェーズ3では、フェーズ2で進めてきた3大チャレンジをさらに進化させるべく、①新事業・新製品の創出と成長、②グローバルマネジメントの推進、③トータルコスト競争力の向上―に重点的に取り組んでいく方針を掲げている。 新製品・新技術……
ゴムタイムス社 取材メモ タイヤで変わるレース展開 2018年5月18日 12時 横浜ゴムは、2016年からタイヤを供給している全日本スーパーフォーミュラ選手権で、現行のミディアムコンパウンドに加えて、ソフトコンパウンドタイヤを追加した2スペックタイヤを供給している。 既に、2016年にはソフトタイヤの導入が決定し、第4戦の「もてぎ」に供給。 翌2017年には、ミディアム、……
ゴムタイムス社 取材メモ 「本物」伝える社会貢献 2018年4月26日 16時 独ランクセスの日本法人であるランクセスは、指揮者の小澤征爾氏がアジアの若手音楽家を育成するために立ち上げたNPO法人、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀への支援を、今年度も継続する。 「社会的責任への取り組み」を事業のテーマの1つに掲げる同社は、2011年の同アカデミーの立ち上げから支援を続けて来……
ゴムタイムス社 取材メモ WEBでも空気圧の重要性説く 2018年4月26日 15時 4月7日に埼玉県北葛飾郡杉戸町の「道の駅アグリパークゆめすぎと」で行われた住友ゴム工業の「ダンロップ全国タイヤ安全点検」で、増田本部長はタイヤ点検を始めた当初と比較して「当初はタイヤ点検に対して、お客様に警戒心を持たれていたが、今ではタイヤ点検をさせていただくことで『ありがとう』という言葉を聞け……
ゴムタイムス社 語録 キャボットジャパン山梨展明社長 2018年4月19日 17時 「安全対策に労力をかけることは、必ずしも効率最重視ではなくなるが、中・長期的に見れば効率を落とすものではないと考えている」安全対策を重視する理由を問われ、キャボットジャパン山梨展明社長
ゴムタイムス社 取材メモ 商工一体でモノ不足改善を 2018年4月6日 10時 東部ゴム商組のベルトホース部会は3月22日に開催したベルトホース商工懇談会で、山田徹副部会長が「第4回ベルトホース流通動態統計調査」を発表するとともに、前田淳部会長が「景況調査を踏まえての商業界市況報告」を紹介した。 この景況調査については、ベルトホース部会の約30の商業者が年4回集まり、四半期ご……
ゴムタイムス社 取材メモ ふれあい通じ地域貢献 2018年3月23日 11時 三ツ星ベルトは、地域社会に根差した企業として、「住民と企業の共生によるまちづくり」を目指したさまざまな活動を通じ、社会貢献に取り組んでいる。 同社グループ従業員で構成された社内任意団体の「三ツ星ベルトふれあい協議会」が行う地域貢献活動もその一つだ。ふれあい協議会の活動は、すべて社員による手作り……
ゴムタイムス社 取材メモ 国内の普及率を30%に 2018年3月16日 9時 3月15~17日に東京・有明の東京ビッグサイトで開催された「第15回国際オートアフターマーケットEXPO2018」に出展した更生タイヤ全国協議会。 同協議会の五味達夫会長によると、世界のトラック・バス用タイヤのリトレッドタイヤの普及率は、米国が半数以上、ドイツが約40%、日本が約20%だという。 日本の……
ゴムタイムス社 取材メモ グローバルに拡大するタイヤ自主規制 2018年3月15日 14時 先日開催された東洋ゴムの技術セミナーの資料の一部で、日本で始まった環境性能自主規制が、グローバルに浸透拡大していることが紹介されていた。 資料によると現在9ヵ国・地域で自主規制制度の導入、もしくは予定、検討をしているという。 日本では、2010年1月からPCRで格付レベルの表示・開示を導入、2……
ゴムタイムス社 取材メモ 緑化活動を通じ社会貢献 2018年3月9日 11時 住友ゴム工業はCSR活動の一環として、緑化活動を通じた社会貢献を国内・海外で推進している。このうち、緑化活動の大きな柱が森づくり活動だ。2009年から国内外で100万本の木を植える目的で始まった森づくり活動は、現在国内と海外合わせて170万本を超える木を植樹している。 国内の森づくり活動では、……
ゴムタイムス社 取材メモ 公開燃費テスト開催の理由は 2018年3月9日 10時 このほど首都圏・関東の運送業者を対象に、トラック・バス用低燃費タイヤ「エコピアM801」の公開燃費テストを開催したブリヂストンタイヤジャパン。 同社によると、公開燃費テストを実施したのは2012年以来約6年ぶりだという。テスト終了後、その理由を問われた同社の番匠谷克志常務執行役員は、「運送業者……
ゴムタイムス社 取材メモ 町工場の技術力を再認識 2018年3月2日 12時 2月8日、9日に東京国際フォーラムで開催された「町工場見本市2018」も盛況のうちに幕を下ろした。 この見本市は葛飾区及び近隣地域の中小企業が下町発の確かな技術力や優れた製品を披露・紹介する場として今年で4回目の開催になる。 会場ではプラスチックやガラス、皮革などの町工場をはじめ、葛飾区が「ゴ……
ゴムタイムス社 取材メモ カー黒輸入は減少傾向 2018年3月2日 12時 優れたゴム補強材としてタイヤなどに使われているカーボンブラック。中国や韓国、インドなど海外メーカーの攻勢を受け、これまでカーボンブラックの輸入量は増加傾向が続いてきたが、ここ数年は減少傾向が鮮明となっている。 財務省の貿易統計によると、17年のカーボンブラックの輸入量は16万2310tで同2・4%……
ゴムタイムス社 取材メモ 通期予想を据え置くのは 2018年2月22日 15時 宇部興産の18年3月期第3四半期連結決算は増収増益となり、営業利益は同65・7%増、経常利益は同72・8%増、四半期純利益は同77・0%増で、経常・純利益は第3四半期段階で過去最高となった。 質疑応答で、この好業績を受けて通期の業績予想を修正しないのかと問われた藤井正幸執行役員グループFCOは「現時点……
ゴムタイムス社 取材メモ 業績好調の一方で減損損失を計上 2018年2月22日 15時 日本ゼオンの18年3月期第3四半期決算は、売上高・営業利益・経常利益が過去最高となった一方、シンガポール子会社で固定資産の帳簿価額を回収可能評価額まで減額し、減損損失として計上したことで、純利益は大幅減となった。 1月31日に開催した決算説明会で、古谷岳夫執行役員が売上高・利益の増減要因を解説した……
ゴムタイムス社 取材メモ 国内外とも受注が好調 2018年2月1日 12時 1月18日に開催された日本プラスチック機械工業会の賀詞交歓会で、依田穂積会長がプラスチックス機械統計について触れていた。 17年の受注台数は1万68005台で、前年比34・4%増(前年は1万2501台)となった。その内訳は国内が4791台で同13・3%増となり、海外が1万2014台で同45・2%増と大き……
ゴムタイムス社 取材メモ 良好な市場環境が持続 2018年2月1日 12時 JSRの18年3月期第3四半期決算は大幅な増収増益となった。決算説明会で清水喬雄上席執行役員は、その要因を「上半期と状況が似て、市場環境が非常に良かった」とまとめた。 エラストマー事業については、販売数量は前年同期に比べて3%減少したものの、販売価格の上昇により売上収益は同11%増、営業利益は同1……
ゴムタイムス社 取材メモ 地域経済を牽引するゴム企業 2018年1月26日 11時 自治体や公的支援団体が優れた経営や技術革新を行う企業を表彰する企業表彰制度で、ゴム関連企業が表彰される事例が相次いでいる。 経済産業省が認定する「地域未来牽引企業」もその一つで、これは昨年6月公布の「地域未来投資促進法」の一環として実施されたもの。同省では、地域の特性を生かして高い付加価値を創……
ゴムタイムス社 語録 果敢に行動していく(ニッタ新田元庸社長) 2018年1月25日 16時 「今年の干支は、戊戌。この干支の意味は、大きく飛躍を目指すのであれば、果敢に決断をし行動をすることが必要であることを意味している。昨年はニッタは変わらなければならいという強い気持ちで、新しいグループ企業理念を発表した。今年は果敢に行動することで変わっていきたい」(ニッタグループ合同の新年賀詞交歓会……
ゴムタイムス社 語録 EV化の流れに対応(住友理工松井徹社長) 2018年1月25日 16時 「自動車のEV化のシフトについて、内燃機関車に比べ、部品点数が3分の1程度に減少することや、IT企業や家電メーカーなどの異業種からの参入が加速している。今後、既存のお客様だけではなく、新規参入企業に対する適切なアプローチが、当社の持続的成長のために不可欠と考えている」(住友理工グループ新年賀詞交歓……
ゴムタイムス社 取材メモ 変わらないゴムの優位性 2018年1月25日 11時 「オートモーティブワールド」や「ネプコン・ジャパン」など複数の展示会で構成された大規模な展示会が開催され、ゴム関係企業も多数出展した。 このうち、自動車の先端技術に関するオートモーティブワールドでは、EV化や自動運転技術の進展に伴う電子化・軽量化などに対応するため、新たな部品や素材に関する様々……
ゴムタイムス社 取材メモ 日本のクルマ文化 2018年1月19日 13時 「東京オートサロン」が3日間の開催を終え、約32万人が訪れた。単純には比較できないものの、「東京モーターショー」が10日間で約77万人だから、その人気の高さが分かるというものだ。世界最大規模のカスタムカーイベントとあって、会場は熱気に包まれ、海外からの来場者の姿も数多く見られた。 カスタムカーとは改……
ゴムタイムス社 取材メモ アグレッシブなタイヤ投入へ 2018年1月19日 13時 東洋ゴム工業の水谷友重常務執行役員は、幕張メッセで開催された「東京オートサロン2018」のプレスカンファレンスで米国のクルマ文化やトレンドを紹介した。 水谷常務によると、米国の自動車保有台数は日本の約3・3倍、年間走行距離も日本の約7~8倍あり、20~30万キロ走行する車も珍しくないという。 また……
ゴムタイムス社 語録 昨年とは違う顔付きに(日本建設機械工業会平野耕太郎会長) 2018年1月11日 13時 「この会場に入って来て、最初に皆様の顔付き、話されている言葉のトーンが去年とずいぶん違うなと感じている。昨年の建設機械の世界需要は一昨年と大きく様相を変え、ほとんどの地域で増加に転じた。当工業会がまとめている建設機械出荷金額統計を見ても、1月から11月までの累計は、国内は対前年比7%増、輸出は29%……
ゴムタイムス社 取材メモ 日本でのプロモーション戦略 2017年12月26日 16時 コンチネンタル・タイヤ・ジャパンは先日、東京ビッグサイトで開かれた「東京モーターショー」で、日本におけるビジネスや電動化、自動運転などをテーマにした個別事業説明会を開催した。 このうち、「アジア太平洋地域におけるタイヤ販売戦略」をテーマとする説明会では、アジア・太平洋地域は、他の地域よりも成長……
ゴムタイムス社 取材メモ 環境に配慮した福島工場 2017年12月25日 16時 先日開催された墨東ゴム工業会の三木会で、ノブカワの福島工場を見学した。 福島工場は安達太良山を展望できる1万3000坪の敷地で、職場環境を重視した工場だ。 環境に配慮した取り組みのひとつに、カーボン自動計量装置がある。同装置は多品種に対応できるフレコン装置であり、計量は地下でクリーンな環境を維……
ゴムタイムス社 取材メモ EV化に向け研究開発を重視 2017年12月7日 16時 10月に開催された住友理工の事業説明会で、松井社長は電気自動車(EV)がグローバルで加速するなかで、同社のEV化の考え方について述べていた。 EV化の対応として、ダイムラー社が昨年のパリモーターショー2016で発表した中・長期戦略「CASE」を例に挙げた。 このCASEは、Cのコネクティビティ(……
ゴムタイムス社 【取材メモ】たら、ればをやめる 2017年12月7日 11時 巨人打撃総合コーチの吉村禎章氏は、11月17日に開かれたヤマカミ共進会でヤマカミの得意先・仕入先をはじめ、ヤマカミ社員を前に「野球が教えてくれたこと」と題する講演会を行った。 講演会最後で吉村氏は自身が大切にしている3つの考えを紹介した。それによると、一つ目は答えは一つではないこと(いろんな角度か……
ゴムタイムス社 取材メモ タイヤ事業の復権図る横浜ゴム 2017年11月30日 10時 創業100周年を迎えた横浜ゴムは次期中計(GD2020)でタイヤ事業の復権を目指す。 「創業時の国内タイヤ市場において当社は首位の座を得ていましたが、今現在は3位であり、世界ランキングを見ても、以前、当社が技術供与をしていた韓国の韓国タイヤに抜かれ世界8位の位置にある。我々はこうした現状に真摯……
ゴムタイムス社 取材メモ 市場上回るS―SBRの伸び 2017年11月30日 10時 JSRの決算説明会の質疑応答の中で、小柴満信社長はS―SBRの上期の販売量について「前年同期と比べてほぼ横ばいだった」と述べた。 これは、前年度の上期はタイの合弁会社のプラントが本格稼働したことで、販売量が伸びたという特殊要因によるものだ。今期の第1四半期と第2四半期の比較では、11%程度伸びてい……
ゴムタイムス社 語録 「ゴム精練の高度自動化が我々の使命」(鈴鹿エンヂニヤリング 矢田龍生社長) 2017年11月16日 12時 他の産業に比べると、ゴム産業の高度自動化は進んでいない。特にゴム精練部門は自動化が十分に行き届いていない部分が数多く残されており、このことはお客さまも我々も認識している。本来は20年前にもゴム産業全体として解決しておくべきテーマだったが、労働人口の減少に直面し、いよいよ未着手分野の自動化が待ったな……
ゴムタイムス社 決算談話 計画ベースでは順調に推移 2017年11月1日 13時 日東化工の2018年3月期第2四半期決算の説明会で、管理部経理グループの小平英希マネージャーは同決算について、第1四半期の原材料高の影響に加え、構造改革に伴う不採算製品の絞り込みもあって減収減益となったものの、「計画ベースでは順調に推移している」ことを紹介した。 同社は今年度を初年度とする3ヵ……
ゴムタイムス社 取材メモ ブリヂストンのORタイヤ 2017年10月27日 12時 日本ゴム精練工業会の臨時総会の前に、コマツが創設した「こまつの杜」を見学した際、超大型ダンプトラック930Eを見学した。このダンプトラックに装着しているのが、ブリヂストンのORタイヤ。同タイヤは高さが約4m、重さは約5tとなっており、世界最大級ののタイヤとなっている。 こまつの杜の説明員がOR……
ゴムタイムス社 取材メモ 日本のホースが選ばれる理由 2017年10月26日 15時 建機市場が好調だ。国内では今年8月の排ガス規制強化に伴う駆け込み需要が発生し、海外では住宅投資が好調な米国を始め、中国やアジアの新興国も堅調に推移。世界中で建機市場が活況なことから、油圧ショベルなどに使われる高圧ホースも品薄になっているという。 さらに、海外では、これまでの「安かろう悪かろう」……
ゴムタイムス社 取材メモ 五輪金メダルへの技術 2017年10月20日 14時 ブリヂストンは東京オリンピック自転車競技の日本代表チームに、短距離種目用自転車を供給することになり、その記者発表会で、関口匡一ブリヂストンサイクル社長は自転車開発の考え方について説明を行った。 短距離競技用自転車の開発に当たっては「解析・予測技術」「評価技術」「設計・製造技術」の3つが重要にな……
ゴムタイムス社 取材メモ タイムリーな見学会 2017年10月20日 13時 日本ゴム協会関東支部は、毎年秋の恒例行事として、ゴムに関連する工場を見学する「施設見学会」を開催している。9月下旬に行われた今年の見学会は、正会員・賛助会員・学生会員の44人が参加し、試験機大手のスガ試験機日高川越工場(埼玉県日高市)と自動車メーカーのホンダ寄居工場(埼玉県大里郡寄居町)を訪れた。……
ゴムタイムス社 取材メモ 水の事故防止に期待 2017年10月13日 11時 この夏も水の事故が相次いだ。無謀な遊泳などで事故に遭うのは仕方がないとしても、誤ってため池や川、海などに落ちて命を失うのは残念だ。 特に、おぼれた人が助かって、救助しようとした人が命を落とすケースが結構あり、気の毒でならない。そうした事故を少しでも減らすために必要なのが救命具だ。 先日開催され……
ゴムタイムス社 取材メモ ベルト業界の課題 2017年10月13日 10時 ベルト業界全体でベルトのエンドレス加メーカーの高齢化対策が急務となっている。各ベルトメーカーとベルトのエンドレス加工メーカーとの関係は重要であり、各ベルトメーカーは対策を練っている状況だ。 そこで、三ツ星ベルトは、同社の名古屋工場で樹脂製コンベヤベルトの加工訓練学校「NSアカデミー」を
ゴムタイムス社 取材メモ ホッティーポリマーの技術開発 2017年10月13日 10時 9月22日まで関西のインテックス大阪で開催されていた第5回高機能プラスチック展で、ホッティーポリマーが出展していた。 同社は毎年、新製品の顧客ニーズを把握するため、積極的に展示会に出展している。そのために、同社では技術開発の会議を毎月実施しているほか、技術や製造、営業などの各担当者を集め3カ月に……
ゴムタイムス社 語録 作業力磨き拡販へ 2017年9月22日 16時 「どんなに商品が良く、作業が早く、工賃が安くても、安心・安全に勝るものはない。タイヤの脱輪事故は今でも年間40件程度発生し、タイヤショップの作業力に関心を持つユーザーが増えている。当社は作業力を商品力、営業力を下支えする重要な役割ととらえ、作業力を高めることにより、脱輪事故の抑制、撲滅に努めている。……
ゴムタイムス社 取材メモ ゴム技術をさらにスポーツで活用へ 2017年9月22日 15時 住友ゴム工業は子会社のダンロップスポーツと、海外で「ダンロップ」ブランドのスポーツ用品事業やライセンス事業などを行うダンロップインターナショナルを、住友ゴムに合併することを決定した。 このスポーツ事業統合の目的は、住友ゴムの持つ資金力や材料、研究部門などの経営資源を活かすとともに、ダンロップス……
ゴムタイムス社 取材メモ 新製品の開発・上市を推進へ 2017年9月22日 13時 クレハエラストマーの田中和広新社長は6月16日付けで親会社の東洋紡から転籍した。 顧客にあいさつ回りをする中で田中社長が感じたのは、「お客様の多くが当社製品の品質に満足していただいており、『クレハファン』が多いことが分かったことだ」という。 自動車部品をはじめ、玄関マットや靴底、杖の先など、ゴム……
ゴムタイムス社 取材メモ 建機工会員の需要への見方 2017年9月4日 10時 日本建設機械工業会の需要予測では、今年度の出荷金額は前年比9%増となるも、来年度は同2%減になるとの見通しが示された。 国内・輸出別では、今年度の国内は同7%増、輸出は同11%増、来年度の国内は同6%減、輸出は2%増と見込まれている。 記者会見で説明を行った平野耕太郎会長は、これらの予測の背景と……
ゴムタイムス社 取材メモ カーボンブラックに品質回帰の動き 2017年9月4日 8時 東海カーボンの長坂一社長は、先日開催された決算説明会の中で、カーボンブラックの売上が増加している理由として、品質回帰の動きがあると説明した。 長坂社長によると、タイでの動きが一番顕著で、以前はタイヤメーカーが意識的に中国品を使用していたが「安かろう、悪かろうにも、限界が出てきたのではないか」と……
ゴムタイムス社 取材メモ 継続と発展を含めた最適な事業譲渡へ 2017年9月4日 8時 先日開催された東洋ゴム工業第2四半期決算説明会の質疑応答で、清水社長は7月に発表された建築用免震ゴムを除く化工品事業の事業譲渡の経緯について触れていた。 清水社長は、今回の事業譲渡は従来の事業譲渡や事業撤退という考え方ではなく、事業の継続や発展を図る方策として、ゴム化工品や硬質ウレタン製品の譲……
ゴムタイムス社 語録 「年輪のようにじわじわと」(コクゴ南明則社長) 2017年9月4日 6時 「社員が働きやすい職場、環境にしたい。そして『チームコクゴ』の団結力を基本に、従来事業やネット事業においても、昨年、発行した創立70周年史の表紙に採用した『年輪』のようにじわじわと成長していきたい」(コクゴ南明則社長、今後の経営方針について)