ゴムタイムス社 取材メモ グローバルに拡大するタイヤ自主規制 2018年3月15日 14時 先日開催された東洋ゴムの技術セミナーの資料の一部で、日本で始まった環境性能自主規制が、グローバルに浸透拡大していることが紹介されていた。 資料によると現在9ヵ国・地域で自主規制制度の導入、もしくは予定、検討をしているという。 日本では、2010年1月からPCRで格付レベルの表示・開示を導入、2……
ゴムタイムス社 取材メモ 緑化活動を通じ社会貢献 2018年3月9日 11時 住友ゴム工業はCSR活動の一環として、緑化活動を通じた社会貢献を国内・海外で推進している。このうち、緑化活動の大きな柱が森づくり活動だ。2009年から国内外で100万本の木を植える目的で始まった森づくり活動は、現在国内と海外合わせて170万本を超える木を植樹している。 国内の森づくり活動では、……
ゴムタイムス社 取材メモ 公開燃費テスト開催の理由は 2018年3月9日 10時 このほど首都圏・関東の運送業者を対象に、トラック・バス用低燃費タイヤ「エコピアM801」の公開燃費テストを開催したブリヂストンタイヤジャパン。 同社によると、公開燃費テストを実施したのは2012年以来約6年ぶりだという。テスト終了後、その理由を問われた同社の番匠谷克志常務執行役員は、「運送業者……
ゴムタイムス社 取材メモ 町工場の技術力を再認識 2018年3月2日 12時 2月8日、9日に東京国際フォーラムで開催された「町工場見本市2018」も盛況のうちに幕を下ろした。 この見本市は葛飾区及び近隣地域の中小企業が下町発の確かな技術力や優れた製品を披露・紹介する場として今年で4回目の開催になる。 会場ではプラスチックやガラス、皮革などの町工場をはじめ、葛飾区が「ゴ……
ゴムタイムス社 取材メモ カー黒輸入は減少傾向 2018年3月2日 12時 優れたゴム補強材としてタイヤなどに使われているカーボンブラック。中国や韓国、インドなど海外メーカーの攻勢を受け、これまでカーボンブラックの輸入量は増加傾向が続いてきたが、ここ数年は減少傾向が鮮明となっている。 財務省の貿易統計によると、17年のカーボンブラックの輸入量は16万2310tで同2・4%……
ゴムタイムス社 取材メモ 通期予想を据え置くのは 2018年2月22日 15時 宇部興産の18年3月期第3四半期連結決算は増収増益となり、営業利益は同65・7%増、経常利益は同72・8%増、四半期純利益は同77・0%増で、経常・純利益は第3四半期段階で過去最高となった。 質疑応答で、この好業績を受けて通期の業績予想を修正しないのかと問われた藤井正幸執行役員グループFCOは「現時点……
ゴムタイムス社 取材メモ 業績好調の一方で減損損失を計上 2018年2月22日 15時 日本ゼオンの18年3月期第3四半期決算は、売上高・営業利益・経常利益が過去最高となった一方、シンガポール子会社で固定資産の帳簿価額を回収可能評価額まで減額し、減損損失として計上したことで、純利益は大幅減となった。 1月31日に開催した決算説明会で、古谷岳夫執行役員が売上高・利益の増減要因を解説した……
ゴムタイムス社 取材メモ 国内外とも受注が好調 2018年2月1日 12時 1月18日に開催された日本プラスチック機械工業会の賀詞交歓会で、依田穂積会長がプラスチックス機械統計について触れていた。 17年の受注台数は1万68005台で、前年比34・4%増(前年は1万2501台)となった。その内訳は国内が4791台で同13・3%増となり、海外が1万2014台で同45・2%増と大き……
ゴムタイムス社 取材メモ 良好な市場環境が持続 2018年2月1日 12時 JSRの18年3月期第3四半期決算は大幅な増収増益となった。決算説明会で清水喬雄上席執行役員は、その要因を「上半期と状況が似て、市場環境が非常に良かった」とまとめた。 エラストマー事業については、販売数量は前年同期に比べて3%減少したものの、販売価格の上昇により売上収益は同11%増、営業利益は同1……
ゴムタイムス社 取材メモ 地域経済を牽引するゴム企業 2018年1月26日 11時 自治体や公的支援団体が優れた経営や技術革新を行う企業を表彰する企業表彰制度で、ゴム関連企業が表彰される事例が相次いでいる。 経済産業省が認定する「地域未来牽引企業」もその一つで、これは昨年6月公布の「地域未来投資促進法」の一環として実施されたもの。同省では、地域の特性を生かして高い付加価値を創……
ゴムタイムス社 取材メモ 変わらないゴムの優位性 2018年1月25日 11時 「オートモーティブワールド」や「ネプコン・ジャパン」など複数の展示会で構成された大規模な展示会が開催され、ゴム関係企業も多数出展した。 このうち、自動車の先端技術に関するオートモーティブワールドでは、EV化や自動運転技術の進展に伴う電子化・軽量化などに対応するため、新たな部品や素材に関する様々……
ゴムタイムス社 取材メモ 日本のクルマ文化 2018年1月19日 13時 「東京オートサロン」が3日間の開催を終え、約32万人が訪れた。単純には比較できないものの、「東京モーターショー」が10日間で約77万人だから、その人気の高さが分かるというものだ。世界最大規模のカスタムカーイベントとあって、会場は熱気に包まれ、海外からの来場者の姿も数多く見られた。 カスタムカーとは改……
ゴムタイムス社 取材メモ アグレッシブなタイヤ投入へ 2018年1月19日 13時 東洋ゴム工業の水谷友重常務執行役員は、幕張メッセで開催された「東京オートサロン2018」のプレスカンファレンスで米国のクルマ文化やトレンドを紹介した。 水谷常務によると、米国の自動車保有台数は日本の約3・3倍、年間走行距離も日本の約7~8倍あり、20~30万キロ走行する車も珍しくないという。 また……
ゴムタイムス社 取材メモ 日本でのプロモーション戦略 2017年12月26日 16時 コンチネンタル・タイヤ・ジャパンは先日、東京ビッグサイトで開かれた「東京モーターショー」で、日本におけるビジネスや電動化、自動運転などをテーマにした個別事業説明会を開催した。 このうち、「アジア太平洋地域におけるタイヤ販売戦略」をテーマとする説明会では、アジア・太平洋地域は、他の地域よりも成長……
ゴムタイムス社 取材メモ 環境に配慮した福島工場 2017年12月25日 16時 先日開催された墨東ゴム工業会の三木会で、ノブカワの福島工場を見学した。 福島工場は安達太良山を展望できる1万3000坪の敷地で、職場環境を重視した工場だ。 環境に配慮した取り組みのひとつに、カーボン自動計量装置がある。同装置は多品種に対応できるフレコン装置であり、計量は地下でクリーンな環境を維……
ゴムタイムス社 取材メモ EV化に向け研究開発を重視 2017年12月7日 16時 10月に開催された住友理工の事業説明会で、松井社長は電気自動車(EV)がグローバルで加速するなかで、同社のEV化の考え方について述べていた。 EV化の対応として、ダイムラー社が昨年のパリモーターショー2016で発表した中・長期戦略「CASE」を例に挙げた。 このCASEは、Cのコネクティビティ(……
ゴムタイムス社 【取材メモ】たら、ればをやめる 2017年12月7日 11時 巨人打撃総合コーチの吉村禎章氏は、11月17日に開かれたヤマカミ共進会でヤマカミの得意先・仕入先をはじめ、ヤマカミ社員を前に「野球が教えてくれたこと」と題する講演会を行った。 講演会最後で吉村氏は自身が大切にしている3つの考えを紹介した。それによると、一つ目は答えは一つではないこと(いろんな角度か……
ゴムタイムス社 取材メモ タイヤ事業の復権図る横浜ゴム 2017年11月30日 10時 創業100周年を迎えた横浜ゴムは次期中計(GD2020)でタイヤ事業の復権を目指す。 「創業時の国内タイヤ市場において当社は首位の座を得ていましたが、今現在は3位であり、世界ランキングを見ても、以前、当社が技術供与をしていた韓国の韓国タイヤに抜かれ世界8位の位置にある。我々はこうした現状に真摯……
ゴムタイムス社 取材メモ 市場上回るS―SBRの伸び 2017年11月30日 10時 JSRの決算説明会の質疑応答の中で、小柴満信社長はS―SBRの上期の販売量について「前年同期と比べてほぼ横ばいだった」と述べた。 これは、前年度の上期はタイの合弁会社のプラントが本格稼働したことで、販売量が伸びたという特殊要因によるものだ。今期の第1四半期と第2四半期の比較では、11%程度伸びてい……
ゴムタイムス社 取材メモ ブリヂストンのORタイヤ 2017年10月27日 12時 日本ゴム精練工業会の臨時総会の前に、コマツが創設した「こまつの杜」を見学した際、超大型ダンプトラック930Eを見学した。このダンプトラックに装着しているのが、ブリヂストンのORタイヤ。同タイヤは高さが約4m、重さは約5tとなっており、世界最大級ののタイヤとなっている。 こまつの杜の説明員がOR……
ゴムタイムス社 取材メモ 日本のホースが選ばれる理由 2017年10月26日 15時 建機市場が好調だ。国内では今年8月の排ガス規制強化に伴う駆け込み需要が発生し、海外では住宅投資が好調な米国を始め、中国やアジアの新興国も堅調に推移。世界中で建機市場が活況なことから、油圧ショベルなどに使われる高圧ホースも品薄になっているという。 さらに、海外では、これまでの「安かろう悪かろう」……
ゴムタイムス社 取材メモ 五輪金メダルへの技術 2017年10月20日 14時 ブリヂストンは東京オリンピック自転車競技の日本代表チームに、短距離種目用自転車を供給することになり、その記者発表会で、関口匡一ブリヂストンサイクル社長は自転車開発の考え方について説明を行った。 短距離競技用自転車の開発に当たっては「解析・予測技術」「評価技術」「設計・製造技術」の3つが重要にな……
ゴムタイムス社 取材メモ タイムリーな見学会 2017年10月20日 13時 日本ゴム協会関東支部は、毎年秋の恒例行事として、ゴムに関連する工場を見学する「施設見学会」を開催している。9月下旬に行われた今年の見学会は、正会員・賛助会員・学生会員の44人が参加し、試験機大手のスガ試験機日高川越工場(埼玉県日高市)と自動車メーカーのホンダ寄居工場(埼玉県大里郡寄居町)を訪れた。……
ゴムタイムス社 取材メモ 水の事故防止に期待 2017年10月13日 11時 この夏も水の事故が相次いだ。無謀な遊泳などで事故に遭うのは仕方がないとしても、誤ってため池や川、海などに落ちて命を失うのは残念だ。 特に、おぼれた人が助かって、救助しようとした人が命を落とすケースが結構あり、気の毒でならない。そうした事故を少しでも減らすために必要なのが救命具だ。 先日開催され……
ゴムタイムス社 取材メモ ベルト業界の課題 2017年10月13日 10時 ベルト業界全体でベルトのエンドレス加メーカーの高齢化対策が急務となっている。各ベルトメーカーとベルトのエンドレス加工メーカーとの関係は重要であり、各ベルトメーカーは対策を練っている状況だ。 そこで、三ツ星ベルトは、同社の名古屋工場で樹脂製コンベヤベルトの加工訓練学校「NSアカデミー」を
ゴムタイムス社 取材メモ ホッティーポリマーの技術開発 2017年10月13日 10時 9月22日まで関西のインテックス大阪で開催されていた第5回高機能プラスチック展で、ホッティーポリマーが出展していた。 同社は毎年、新製品の顧客ニーズを把握するため、積極的に展示会に出展している。そのために、同社では技術開発の会議を毎月実施しているほか、技術や製造、営業などの各担当者を集め3カ月に……
ゴムタイムス社 取材メモ ゴム技術をさらにスポーツで活用へ 2017年9月22日 15時 住友ゴム工業は子会社のダンロップスポーツと、海外で「ダンロップ」ブランドのスポーツ用品事業やライセンス事業などを行うダンロップインターナショナルを、住友ゴムに合併することを決定した。 このスポーツ事業統合の目的は、住友ゴムの持つ資金力や材料、研究部門などの経営資源を活かすとともに、ダンロップス……
ゴムタイムス社 取材メモ 新製品の開発・上市を推進へ 2017年9月22日 13時 クレハエラストマーの田中和広新社長は6月16日付けで親会社の東洋紡から転籍した。 顧客にあいさつ回りをする中で田中社長が感じたのは、「お客様の多くが当社製品の品質に満足していただいており、『クレハファン』が多いことが分かったことだ」という。 自動車部品をはじめ、玄関マットや靴底、杖の先など、ゴム……
ゴムタイムス社 取材メモ 建機工会員の需要への見方 2017年9月4日 10時 日本建設機械工業会の需要予測では、今年度の出荷金額は前年比9%増となるも、来年度は同2%減になるとの見通しが示された。 国内・輸出別では、今年度の国内は同7%増、輸出は同11%増、来年度の国内は同6%減、輸出は2%増と見込まれている。 記者会見で説明を行った平野耕太郎会長は、これらの予測の背景と……
ゴムタイムス社 取材メモ カーボンブラックに品質回帰の動き 2017年9月4日 8時 東海カーボンの長坂一社長は、先日開催された決算説明会の中で、カーボンブラックの売上が増加している理由として、品質回帰の動きがあると説明した。 長坂社長によると、タイでの動きが一番顕著で、以前はタイヤメーカーが意識的に中国品を使用していたが「安かろう、悪かろうにも、限界が出てきたのではないか」と……
ゴムタイムス社 取材メモ 継続と発展を含めた最適な事業譲渡へ 2017年9月4日 8時 先日開催された東洋ゴム工業第2四半期決算説明会の質疑応答で、清水社長は7月に発表された建築用免震ゴムを除く化工品事業の事業譲渡の経緯について触れていた。 清水社長は、今回の事業譲渡は従来の事業譲渡や事業撤退という考え方ではなく、事業の継続や発展を図る方策として、ゴム化工品や硬質ウレタン製品の譲……
ゴムタイムス社 取材メモ 北米での生産体制強化 2017年8月28日 9時 ブリヂストンの2017年12月期第2四半期連結決算の説明会で、江藤彰洋執行役副社長が17年12月期通期における同社のタイヤ販売数量予想を紹介した。 江藤執行役によると、17年12月期通期の乗用車用タイヤのPSRの販売数量は、前年比でグローバルで若干の増加、トラック・バス用タイヤのTBRは同1割弱の増加を……
ゴムタイムス社 取材メモ フィリピン工場火災の影響 2017年8月28日 9時 横浜ゴムの山石昌孝社長は決算説明会の冒頭、ヨコハマタイヤ・フィリピン(YTPI)の工場火災について説明したが、決算説明や質疑応答を通じて、この火災のもう少し詳しい影響が明らかになった。 まず、通期連結業績予想のうち、営業利益と経常利益を上方修正したものの、売上高と純利益は据え置くことになった。 ……
ゴムタイムス社 取材メモ 第1四半期好調も慎重な見通し 2017年8月21日 10時 日本ゼオンの18年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比18%増、営業利益は同38%増と好調だった。 ただ、説明会の質疑応答で第1四半期の評価や通期の見通しについて問われた古谷岳夫執行役員は慎重な姿勢を示し、通期予想の変更についても「時期尚早」と述べた。 同19%増で54億円となったエラストマー素材……
ゴムタイムス社 取材メモ 海外タイヤ市場の現況と対応策 2017年8月21日 10時 住友ゴム工業の2017年12月期第2四半期連結決算の説明会で、海外のタイヤ販売と競争激化について問われた池田育嗣社長は、北米・中国・中東・アフリカなどの状況を説明した。 北米ではSUV用タイヤが伸びており、その要因として、年初に発売した新製品が好評なことを挙げた。「生産が追い付かないほど」とのこ……
ゴムタイムス社 取材メモ 東洋ゴム 意識改革への強い意志 2017年8月7日 15時 東洋ゴム工業は先日、兵庫県伊丹市に移転した本社を報道陣に公開した。 挨拶に立った櫻本保常務執行役員は、新本社の説明の中で、5月29日に行われた「新本社稼動式典」での清水社長訓示を紹介した。 新本社稼動式典は、新本社大ホールに約600人を集めて開催された。清水社長は「調和・誇り・変革」の3つの言葉……
ゴムタイムス社 取材メモ まだ使われていたスパイクタイヤ 2017年8月7日 10時 冬のタイヤ商戦に向け、4社がスタッドレスの新製品を発表した。このうち、ブリヂストンは乗用車用の新製品「BLIZZAK(ブリザック)VRX2」の発表会と試乗会を横浜で開催した。 一般ユーザーを対象とした試乗会で、取材の合間に同社の開発担当者から、冬タイヤについていろいろ話を聞くことができた。意外……
ゴムタイムス社 取材メモ 東洋ゴム 意識改革への強い意志 2017年8月6日 9時 東洋ゴム工業は先日、兵庫県伊丹市に移転した本社を報道陣に公開した。 挨拶に立った櫻本保常務執行役員は、新本社の説明の中で、5月29日に行われた「新本社稼動式典」での清水社長訓示を紹介した。 新本社稼動式典は、新本社大ホールに約600人を集めて開催された。清水社長は「調和・誇り・変革」の3つの言葉……
ゴムタイムス社 取材メモ 自動車防振、ホースで世界トップシェアに 2017年7月24日 9時 住友理工は自動車分野で世界5極開発・生産体制構築と海外OEMへの販路拡大を進めており、自動車用防振ゴム、ホースでの世界トップシェアを目指す。 防振ゴムの同社グループのマーケットシェアは16年度実績で日系向け48%、海外で10%を占め、世界全体で28%とトップシェアを誇る。同社の中計V2020の最終年度……
ゴムタイムス社 取材メモ 2枚看板で冬商戦へ 2017年7月10日 9時 日本グッドイヤーの金原雄次郎社長は、新製品プレミアムスタッドレスタイヤ「ICE NAVI(アイスナビ)7」の発表会のあいさつの中で、上期の業績について、1~5月の販売本数が前年同期比約20%増と、国内タイヤ販売全体の伸びを若干上回ったことを紹介した。 その要因として昨年、本格上市したオールシーズ……
ゴムタイムス社 取材メモ 「Mチップ」の正体は 2017年7月10日 9時 日本ミシュランタイヤは、スタッドレスタイヤとしては5年ぶりとなる2種類の新製品を、8月1日から発売する。 1つは乗用車用「X―ICE3+(アイス3プラス)」、もう1つは商用車用「AGILIS(アジリス)X―ICE」である。 乗用車用は現行品の「X―ICE3」に比べアイスブレーキ性能を向上させると……
ゴムタイムス社 取材メモ 「母親のような役割を」 2017年7月3日 9時 5月29日に開かれた大阪ゴム商業会の通常総会で、新会長に就任した大西健路宇都宮製作社長は、会長就任にあたって当会の歴史や会則を復習したという。 会則について、大西会長は「当会はゴム業界の健全なる発展に資するとともに、会員相互の親睦・協調を図ることを目的としている」と紹介。 また、大阪ゴム商業会と……
ゴムタイムス社 取材メモ 「四季島」に採用された技術力 2017年7月3日 9時 工業用ゴム製品商社のニシヤマは6月16日に開いた第73回ニシヤマ会で、西山正晃社長が17年度計画や経営方針を紹介したほか、各事業部長が17年度事業部方針や主要テーマについて説明した。 各事業部長の説明で目を引いたのは、競合他社にはないユニークな技術を持った商品を相次ぎ開発している点だ。 技術開発型商社……
ゴムタイムス社 取材メモ ビジョン実現へ着実な歩み 2017年7月3日 9時 先日の決算説明会で新中期経営計画を発表した藤倉ゴム工業の森田健司社長は、能力増強を行っている中国の安吉藤倉で、欧州自動車部品メーカーからの受注が決定したことから、次期投資も検討していることを明らかにした。 補足説明を行った雑賀隆明管理本部長によると、同社は中国に進出して20年になる。これまでは日……
ゴムタイムス社 取材メモ 世界の自動車需要見通し 2017年6月26日 10時 自動車部品工業会の志藤昭彦会長(ヨロズ会長)は、2016年度の自動車部品工業の経営動向に関する記者会見の席上、記者の質問を受けて今年のグローバルでの自動車需要についての見通しを示した。 北米での販売は15年がピークで、16年以降は市場縮小が続く見込み。ブラジルは低調のまま、ほぼ横ばい。 欧州では英……
ゴムタイムス社 取材メモ 「安全第一」が生んだ美しい夜景 2017年6月26日 10時 地域活動を通じた社会貢献を重視する企業が増えている。その中で、少し変わった形での地域活動も出始めている。 旭カーボン(新潟市東区、大橋牧夫社長)は、創業66年を迎えるカーボンブラック製造・販売の専業メーカー。創業当時の本社周辺は、葦原が広がる中に工場が点在する自然豊かな場所だったそうだが、その後……
ゴムタイムス社 取材メモ ミラストマー事業を社長表彰 2017年6月26日 9時 今年度を初年度とする新中計を発表した三井化学の淡輪敏社長は、モビリティ事業に関する説明の中で、4月にミラストマー事業に対し社長賞の表彰を行ったことを紹介した。 同事業は2008~10年ごろは赤字だった。しかし、従来の自動車内装表皮材やガラスのシール材などの採用拡大に加え、エアバッグカバーやステア……
ゴムタイムス社 取材メモ AI普及に伴う環境 変化に適切な対応を 2017年6月19日 9時 米グーグルが開発した囲碁用の人工知能(AI)「アルファ碁」が世界最強とされるプロ棋士、柯潔九段との三番勝負で連勝し、世界に衝撃を与えた。 AIに加え、パソコンやスマホなどの情報通信機器に限らず、すべての「モノ」がインターネットにつながるIoT「Internet of Things」が産業構造を……
ゴムタイムス社 取材メモ 性能面で声かけが必要 2017年6月19日 9時 先日開かれた自動車用品小売業協会(APARA)の総会後の懇親会で、国土交通省自動車局整備の久手俊彦課長補佐が来賓のあいさつをした。そのなかで、ユーザーに部品の性能面での声かけが必要になってくるのではないかと述べていた。 久手課長補佐によると、昨年度の整備総売上高は5・4兆円で対前年比2・2%減……
ゴムタイムス社 取材メモ 組合活動に参加し課題解決を 2017年6月19日 9時 先日開催された西部ゴム商組の総会で近畿支部の通常総会も開かれた。 支部総会のあいさつで、ムツボシの田井登副支部長は中小企業が抱える課題について、第1に人材の確保の難しさ、第2に従業員の高齢化と経営者そのものの高齢化、最後は後継者への引き継ぎの問題などの3つを挙げた。 田井副支部長はこの3つを解……