ゴムタイムス社 ニュースの焦点 環境規制が追い風に 2017年8月7日 9時 旭化成と三井化学が相次いで海外拠点の能力増強に関する発表を行った。いずれも世界的な環境規制の強化により、製品需要が高まったことに対応するものだ。今後、環境規制はますます強まっていくと考えられ、技術力のある日本企業にとって、こうした状況は追い風になると言える。 旭化成は7月24日、シンガポールの低……
ゴムタイムス社 語録 弦楽四重奏はクラシック音楽の基本 2017年8月7日 7時 ドイツの化学会社ランクセスが日本で継続支援している「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀」の演奏会(弦楽四重奏)で若手音楽家の合同演奏の指揮を執る小澤征爾氏がランクセス社にメッセージを贈った。 「ランクセスの支援をありがたく感じています。ハイドンやモーツアルト、ベートベンの時代から
ゴムタイムス社 取材メモ 東洋ゴム 意識改革への強い意志 2017年8月6日 9時 東洋ゴム工業は先日、兵庫県伊丹市に移転した本社を報道陣に公開した。 挨拶に立った櫻本保常務執行役員は、新本社の説明の中で、5月29日に行われた「新本社稼動式典」での清水社長訓示を紹介した。 新本社稼動式典は、新本社大ホールに約600人を集めて開催された。清水社長は「調和・誇り・変革」の3つの言葉……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 冬タイヤ商戦に4社が新製品 2017年7月31日 9時 今冬のタイヤ商戦に投入される4社のスタッドレスタイヤ新製品が発表された。いずれも氷上性能の向上に、プラスアルファの性能を付与して独自色を打ち出している。 日本ミシュランタイヤは、乗用車用「Xアイス3プラス」と商用車用「アジリスXアイス」を発表。乗用車用は「Mチップ」と呼ばれる物質を「表面再生ゴ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 冬タイヤ商戦に4社が新製品 2017年7月31日 9時 今冬のタイヤ商戦に投入される4社のスタッドレスタイヤ新製品が発表された。いずれも氷上性能の向上に、プラスアルファの性能を付与して独自色を打ち出している。 日本ミシュランタイヤは、乗用車用「Xアイス3プラス」と商用車用「アジリスXアイス」を発表。乗用車用は「Mチップ」と呼ばれる物質を「表面再生ゴ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 軽自動車回復と値上げの影響 2017年7月24日 10時 日本自動車タイヤ協会(JATMA)によれば、今年上半期の四輪車のタイヤ販売本数は新車用が前年同期比6・8%増、市販用は同7・6%増と比較的高い伸びとなった。 新車用については、一昨年の4月に施行された軽自動車税増税の影響から回復してきたこと、市販用については、タイヤメーカー各社の夏タイヤの値上……
ゴムタイムス社 取材メモ 自動車防振、ホースで世界トップシェアに 2017年7月24日 9時 住友理工は自動車分野で世界5極開発・生産体制構築と海外OEMへの販路拡大を進めており、自動車用防振ゴム、ホースでの世界トップシェアを目指す。 防振ゴムの同社グループのマーケットシェアは16年度実績で日系向け48%、海外で10%を占め、世界全体で28%とトップシェアを誇る。同社の中計V2020の最終年度……
ゴムタイムス社 語録「3S活動で利益が上がる」(東京材料柿沼秀一会長) 2017年7月24日 7時 「基本を大切に」をスローガンに、社員には3S(整理・整頓・清掃)を強調している。国内・海外拠点を訪れる際、3Sの話
ゴムタイムス社 語録 健康経営銘柄に選ばれて(バンドー化学吉井満隆社長) 2017年7月24日 7時 「これまで当社が取り組んできた健康に対する施策が評価されたと思う。社内的にもモチベーションアップにもつながった。当社は本社や工場にいる保健師が様々な施策を企画している。会社の名をあげてくれたことを理由に、保健師の皆さんに社長特別功労賞を表彰した。また、今
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム製品生産に回復の兆し 2017年7月10日 10時 ゴム製品の生産・出荷が上向いている。4月のゴム製品出荷は4ヵ月ぶりに増加となった。牽引しているのはゴムホースと工業用ゴム製品だ。 経済産業省と日本ゴムホース工業会がまとめた4月のゴム製品生産・出荷金額によると、ゴムホースの生産は2ヵ月連続、出荷は6ヵ月連続でプラスとなった。 好調さをもたらして……
ゴムタイムス社 取材メモ 2枚看板で冬商戦へ 2017年7月10日 9時 日本グッドイヤーの金原雄次郎社長は、新製品プレミアムスタッドレスタイヤ「ICE NAVI(アイスナビ)7」の発表会のあいさつの中で、上期の業績について、1~5月の販売本数が前年同期比約20%増と、国内タイヤ販売全体の伸びを若干上回ったことを紹介した。 その要因として昨年、本格上市したオールシーズ……
ゴムタイムス社 取材メモ 「Mチップ」の正体は 2017年7月10日 9時 日本ミシュランタイヤは、スタッドレスタイヤとしては5年ぶりとなる2種類の新製品を、8月1日から発売する。 1つは乗用車用「X―ICE3+(アイス3プラス)」、もう1つは商用車用「AGILIS(アジリス)X―ICE」である。 乗用車用は現行品の「X―ICE3」に比べアイスブレーキ性能を向上させると……
ゴムタイムス社 取材メモ 「母親のような役割を」 2017年7月3日 9時 5月29日に開かれた大阪ゴム商業会の通常総会で、新会長に就任した大西健路宇都宮製作社長は、会長就任にあたって当会の歴史や会則を復習したという。 会則について、大西会長は「当会はゴム業界の健全なる発展に資するとともに、会員相互の親睦・協調を図ることを目的としている」と紹介。 また、大阪ゴム商業会と……
ゴムタイムス社 取材メモ 「四季島」に採用された技術力 2017年7月3日 9時 工業用ゴム製品商社のニシヤマは6月16日に開いた第73回ニシヤマ会で、西山正晃社長が17年度計画や経営方針を紹介したほか、各事業部長が17年度事業部方針や主要テーマについて説明した。 各事業部長の説明で目を引いたのは、競合他社にはないユニークな技術を持った商品を相次ぎ開発している点だ。 技術開発型商社……
ゴムタイムス社 取材メモ ビジョン実現へ着実な歩み 2017年7月3日 9時 先日の決算説明会で新中期経営計画を発表した藤倉ゴム工業の森田健司社長は、能力増強を行っている中国の安吉藤倉で、欧州自動車部品メーカーからの受注が決定したことから、次期投資も検討していることを明らかにした。 補足説明を行った雑賀隆明管理本部長によると、同社は中国に進出して20年になる。これまでは日……
ゴムタイムス社 取材メモ 世界の自動車需要見通し 2017年6月26日 10時 自動車部品工業会の志藤昭彦会長(ヨロズ会長)は、2016年度の自動車部品工業の経営動向に関する記者会見の席上、記者の質問を受けて今年のグローバルでの自動車需要についての見通しを示した。 北米での販売は15年がピークで、16年以降は市場縮小が続く見込み。ブラジルは低調のまま、ほぼ横ばい。 欧州では英……
ゴムタイムス社 取材メモ 「安全第一」が生んだ美しい夜景 2017年6月26日 10時 地域活動を通じた社会貢献を重視する企業が増えている。その中で、少し変わった形での地域活動も出始めている。 旭カーボン(新潟市東区、大橋牧夫社長)は、創業66年を迎えるカーボンブラック製造・販売の専業メーカー。創業当時の本社周辺は、葦原が広がる中に工場が点在する自然豊かな場所だったそうだが、その後……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 日本人レーサーへの期待 2017年6月26日 10時 世界三大自動車レースの1つであるインディ500を、日本人で初めて佐藤琢磨選手が制した。空のF1とも言われるエアレースでは、室屋義秀選手が今シーズン2連勝を飾るとともに、千葉大会を2連覇した。 日本の自動車やタイヤメーカーなどは世界トップレベルの製品をワールドワイドに供給しており、モータースポー……
ゴムタイムス社 取材メモ ミラストマー事業を社長表彰 2017年6月26日 9時 今年度を初年度とする新中計を発表した三井化学の淡輪敏社長は、モビリティ事業に関する説明の中で、4月にミラストマー事業に対し社長賞の表彰を行ったことを紹介した。 同事業は2008~10年ごろは赤字だった。しかし、従来の自動車内装表皮材やガラスのシール材などの採用拡大に加え、エアバッグカバーやステア……
ゴムタイムス社 語録「変化を機敏に捉える」 2017年6月26日 7時 「世の中が大きく変化するなかで、今までどおりでは置いていかれるだけ。履物業界も変化を機敏に捉え、変わっていくことが重要になる。従来のビジネスモデルが崩壊
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 安全・環境への配慮進む手袋 2017年6月19日 10時 厚生労働省は16年12月、医療機器製造販売業者に対し、18年末までに医療用パウダー付き手袋をパウダーフリー手袋に切り替えるように通知した。 これは、米食品医薬品局(FDA)が16年12月、医療用手袋に塗布されているパウダー(コンスターチ等)がアレルギー誘発のリスクを高める可能性があるとして、パウダー付き……
ゴムタイムス社 取材メモ AI普及に伴う環境 変化に適切な対応を 2017年6月19日 9時 米グーグルが開発した囲碁用の人工知能(AI)「アルファ碁」が世界最強とされるプロ棋士、柯潔九段との三番勝負で連勝し、世界に衝撃を与えた。 AIに加え、パソコンやスマホなどの情報通信機器に限らず、すべての「モノ」がインターネットにつながるIoT「Internet of Things」が産業構造を……
ゴムタイムス社 取材メモ 性能面で声かけが必要 2017年6月19日 9時 先日開かれた自動車用品小売業協会(APARA)の総会後の懇親会で、国土交通省自動車局整備の久手俊彦課長補佐が来賓のあいさつをした。そのなかで、ユーザーに部品の性能面での声かけが必要になってくるのではないかと述べていた。 久手課長補佐によると、昨年度の整備総売上高は5・4兆円で対前年比2・2%減……
ゴムタイムス社 取材メモ 組合活動に参加し課題解決を 2017年6月19日 9時 先日開催された西部ゴム商組の総会で近畿支部の通常総会も開かれた。 支部総会のあいさつで、ムツボシの田井登副支部長は中小企業が抱える課題について、第1に人材の確保の難しさ、第2に従業員の高齢化と経営者そのものの高齢化、最後は後継者への引き継ぎの問題などの3つを挙げた。 田井副支部長はこの3つを解……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴムチップ人工芝は安全 2017年6月12日 9時 「ゴムチップ充填材を使用した人工芝上でのスポーツ競技は安全」 人工芝の再生タイヤゴムチップに関する健康リスク調査の初期評価結果がオランダの国立公衆衛生環境研究所(RIVM)から発表(2016年12月)された。 評価結果は、「ゴムチップは多数の物質(PAHs、金属類、可塑剤、BPA等)を含有してい……
ゴムタイムス社 取材メモ タイヤ技術搭載したランニングシューズ コンチネンタルタイヤ・ジャパン 2017年6月12日 9時 タイヤに求められる最も重要な性能は、どんな路面状況でもしっかりとグリップする力、つまり「すべらない」力だ。そのタイヤ技術は、すでに人間が走る場面に応用されていることをご存じだろうか。 世界屈指のタイヤメーカーである独コンチネンタル社は、2009年から、同じくドイツに本拠地を置くスポーツシューズ……
ゴムタイムス社 取材メモ 健康介護事業に期待 2017年6月12日 9時 住友理工は中計V2020で、住環境・健康介護分野でも注力している。同社の健康介護分野では、体圧検知センサー「スマートラバー(SR)センサ」を独自開発し、それを活かした体圧検知センサー「SRソフトビジョン」シリーズをはじめ、胸骨圧迫訓練評価システム「しんのすけくん」、SRアクティブマットレス「体圧……
ゴムタイムス社 決算談話 目標達成には多様な手段で 2017年6月12日 9時 日本ゼオンの田中公章社長は先日開催した決算説明会の中で新しい中期経営計画を発表し、2020年度の目標数値として、従来の売上高50000億円以上という目標を据え置いたことを明らかにした。 ただ、17年3月期の売上高2876億円と目標との間には、かなりの開きがある。質疑応答でその点を問われた田中社長……
ゴムタイムス社 決算談話 好業績も目標は変えず 2017年6月12日 9時 東ソーの17年3月期決算説明会の中で、河本浩爾経営管理室長は、18年度を最終年度とする中期経営計画について、16年度は売上高を除き目標数値を上回ったことを紹介した。 売上高は7500億円に対して7430億円で未達、営業利益は850億円に対して1112億円、営業利益率は10%以上に対して15%、ROEは10……
ゴムタイムス社 取材メモ NOKが新3ヵ年計画策定 2017年6月7日 17時 NOKは、5月11日に開催された決算説明会で、今年度を初年度とする新3ヵ年計画を発表した。 スローガンに「持続性ある企業体質の構築」を掲げた上で、1バランスのとれた顧客校正の構築、2ダントツ品質の定着、3実効性あるBCMの構築、4人間尊重経営の実践の4つを基本方針を掲げた。 数値目標としては、2……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の17年3月期営業利益ランキング 2017年6月5日 10時 売上高のランキングが前期に比べてそれほど変わらなかったのに対し、営業利益のランキングはかなりの変動があった。 まず、前年1位だったNOKと2位の豊田合成の順位が入れ替わり、3年ぶりに豊田合成が首位に返り咲いた。 いずれも減益だったが、豊田合成は増販効果や欧州での立ち上げ費用の減少などにより、自……
ゴムタイムス社 取材メモ 自動車用ゴム製品出荷が回復基調に 2017年6月5日 9時 ベルト、ホースを除く自動車用ゴム製品を中心とするべ工業用ゴム製品の生産・出荷が昨年末から堅調な伸びを見せている。 経済産業省がまとめた本年2月の工業用ゴム製品の生産は新ゴム量で1万4583tで前年同月比3・2%増、出荷金額は588億4301万4000円で同11・0%増となり、7ヵ月連続でプラスと……
ゴムタイムス社 取材メモ 天然ゴムはマネーゲーム 2017年6月5日 9時 先日開催された墨東ゴム工業会の定例総会終了後に開催された加藤事務所の加藤進一社長の講演で、昨年末の天然ゴムの上昇について触れていた。
ゴムタイムス社 取材メモ バンドーI・C・Sのシナジー効果 2017年6月5日 7時 バンド化学は4月1日に、西日本バンドーと東日本バンドーの両販社を統合した「バンドーI・C・S」を設立した。 17年3月期連結決算の説明会で中村恭祐取締役常務執行役員は、販社統合によるシナジー効果について「効果が出るのはこれからだ」と前置きをした上で、「一番効果が出てくるのは在庫の効率化だ。両販社……
ゴムタイムス社 取材メモ 新理念のもとグローバル展開 2017年6月5日 6時 先日開催されたニッタの決算説明会で、新田元庸社長が3月に発表した新ニッタグループ理念の重要性を説き、今期の3つのビジョンを明らかにした。 一つ目は、中計V2020フェーズ3の策定に向け戦略的に構築していくことを挙げた。フェーズ3では新しい事業環境や競合環境を見据え次の成長戦略を描いていくとし、……
ゴムタイムス社 決算談話 「大型投資に踏み切る」 オカモト、岡本良幸社長 2017年6月5日 6時 オカモトの岡本良幸社長は先日開催した17年3月期決算説明会の中で、今後3年間で総額120億円を超える設備投資を実施することを明らかにした。 今期(18年3月期)については、70億円近い設備投資を予定している。その中身については、国内では静岡工場(静岡県榛原郡)で新設備を導入する他、茨城工場(つくば市……
ゴムタイムス社 決算談話 筋肉質な収益構造へ 2017年6月5日 6時 日東化工の2017年3月期非連結決算は、不採算製品の絞り込みを実施したことにより、売上は前期を下回った。一方、利益については、不採算製品の縮小に伴う利益率上昇に加え、稼働率向上による原価低減推進、さらには原材料価格やユーティリティー費用が低水準で推移したことも寄与し、営業利益や経常利益、当期純利……
ゴムタイムス社 取材メモ 地震対策の意識が高まる 2017年6月5日 5時 先日開催された住友理工の17年3月期の決算説明会で、一般産業用品の住環境事業では、国内市場で地震対策用制震ダンパーの需要増に伴い売上が増加した。制震関連に付随する製品は、15年度対比約2割増の伸びを見せたという。
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の17年3月期売上高ランキング 2017年5月29日 10時 主要上場ゴム企業22社の2017年3月期決算が出揃ったのを受け、売上高をランキングした。 円高が響き、22社のうち12社が減収となる中、6位の西川ゴム工業と7位のバンドー化学、8位のアキレスと9位のオカモトの順位が入れ替わった以外は、前年同期からの変動はなかった。 1~3位はいずれも自動車用ゴム部品……
ゴムタイムス社 取材メモ 信頼を高める販売へ 2017年5月29日 9時 4月21日に開催された「第5回全国バンドー会」の終了後に行われた「全国バンドー会代理店様お礼の会」の乾杯のあいさつで、荒木孝バンドー・I・C・S代表取締役社長が今後の目指すべき方向性を示した。 荒木社長は「皆様方とより信頼を得ていく仕事を目指していく」とした上で、その信頼を得るためには、製品力や品……
ゴムタイムス社 取材メモ 「すべりにくい消しゴム」が大人気 2017年5月29日 9時 春を迎え、受験をくぐり抜けた学生らの笑顔がまぶしい季節となった。おそらく、受験生だった時期には、数多くのお守りや「合格祈願グッズ」を心の支えに、受験勉強に打ち込んでいたのだろう。 ところで、ゴム業界には、受験生に大人気の合格祈願グッズがあることをご存じだろうか。その商品とは、横浜ゴムがスポーツ……
ゴムタイムス社 取材メモ クロロプレンの事業環境が改善 2017年5月29日 9時 「電子先端製品をはじめ全セグメントでの数量増効果が石化製品のスプレッド縮小や先行投資負担増をカバーし、売上高は過去最高の4000億円、営業利益は過去最高と同水準の300億円の増収増益を見込んでいる」。デンカの決算発表席上、次期18年3月期業績見通しを語るのは本年4月1日付で社長に就任した山本学社長……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 輸出が20ヵ月ぶりに増加 2017年5月22日 10時 先日この欄で、2月のゴム製品の輸出が19ヵ月連続で減少となり、今後もプラスに転じるのは難しそうだと書いた。 ところが、3月は20ヵ月ぶりにプラスとなった。見通しの甘さを恥じるほかないが、意外だったのは、自動車タイヤの輸出が20ヵ月ぶりにプラスに転じたことだ。 最大輸出品目であるタイヤがプラスとなった……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 保護主義化に歯止め 2017年5月15日 10時 先週は日本にとっても大きな意味を持つ、2つの大統領選挙が行われた。1つはフランスであり、もう1つは韓国である。 フランス大統領選の決戦投票では、エマニュエル・マクロン候補が勝利した。これにより、英国国民投票でのEUからの離脱支持派の勝利、米国大統領選挙でのドナルド・トランプ候補の勝利による、保……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 インド合成ゴム市場への期待 2017年5月1日 10時 インドの合成ゴム市場では、自動車部品向けや公共工事、インフラ整備にかかわるCR(クロロプレンゴム)とEPDMの需要が活発化している。 CRは耐熱性・耐疲労性・耐オゾン性・耐炎性・耐油性・耐化学薬品性などの特徴を有する合成ゴムで、主に各種自動車部品・電線・ベルト・ホースといった工業用ゴム製品や接……
ゴムタイムス社 取材メモ 世界に広がる化学物質規制 2017年5月1日 9時 化学物質の規制強化が国際的な潮流になっている。EU(欧州連合)のリーチ規制やローズ指令に倣い、「中国版ローズ」「インド版ローズ」などアジアでも化学物質規制に対する法制化が進んでいるからだ。 リーチ規制は、EU内での化学物質の登録、評価、認可及び制限に関する規制。規制対象の化学物質は、環境や人体……
ゴムタイムス社 取材メモ 「ちゃんと買い」浸透に手応え 2017年5月1日 9時 ブリヂストンの清水実執行役専務は4月7日、湘南菱油丸山台営業所で行われた「タイヤの日」安全啓発活動で、同社が提唱する「ちゃんと買い」が浸透してきたと述べた。 ちゃんと買いは、新車装着タイヤの性能を基準に、補修タイヤを選んで欲しいとの理由で名付けたもの。 同営業所で清水氏は、エンドユーザーは15秒……
ゴムタイムス社 取材メモ チントゥラートの由来は 2017年5月1日 9時 ピレリの日本市場専用タイヤ「チントゥラートP6」の新製品発表会が行われた。製品説明をしたプロダクトマーケティングマネージャーの市川仁氏が「チントゥラート」の由来などを発表会で紹介していた。 この「チントゥラート」という名前はイタリア語で「ベルトを巻いた」という意味で、1950年代にピレリがラジ……
ゴムタイムス社 決算談話 S―SBR拡販に意欲 2017年5月1日 9時 JSRの17年3月期決算説明会の質疑応答で、S―SBRの16年度の伸び率を問われた清水喬雄上席執行役員は「S―SBR市場自体の伸びは6%程度だったのに対し、15%弱伸びた」と述べ、同社のS―SBR販売が市場の伸びを大幅に上回って拡大したことを紹介した。 また「市況もあるので、これがこのまま続くかどうかは……