取材メモ 第1四半期好調も慎重な見通し

2017年08月21日

ゴムタイムス社

 日本ゼオンの18年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比18%増、営業利益は同38%増と好調だった。

 ただ、説明会の質疑応答で第1四半期の評価や通期の見通しについて問われた古谷岳夫執行役員は慎重な姿勢を示し、通期予想の変更についても「時期尚早」と述べた。

 同19%増で54億円となったエラストマー素材事業の営業利益については「海外向け汎用・特殊ゴムで、第4四半期の高い販売単価を適用しているものがある」ことを増益要因の一つとして挙げ「54億円は高いと思っている」との認識を示した。

 また、同68%増となった高機能材料の営業利益についても、

全文:約474文字

関連キーワード: ·

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー