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ポリエチレン製品を値上げ 宇部丸善、1キロ15円以上
2019年5月17日 18時
宇部丸善ポリエチレンは5月10日、ポリエチレン製品を5月24日納入分より15円/kg以上値上げすると発表した。 「LDPE」「EVA」「メタロセンLLDPE」「LLDPE」のポリエチレン製品と、その他同社取り扱い製品が対象となる。 国産ナフサ価格は原油価格の上昇や為替の円安継続に伴い急騰しており、2……
PEとPPを値上げ 住友化学、1キロ10円以上
2019年5月16日 13時
住友化学は5月13日、ポリエチレンおよびポリプロピレンを5月27日納入分より10円/kg以上値上げすると発表した。 原油価格の高まりを背景に、2019年4~6月期のアジアのナフサ輸入価格は、1~3月期対比でさらに上昇することが予想される。 こうした原料価格の高騰に伴うコスト増は、自社努力だけでは吸収……
ポリプロピレンを値上げ 日本ポリプロ、21日から
2019年5月14日 15時
日本ポリプロは5月9日、ポリプロピレン全製品を5月21日納入分より15円/kg以上値上げすると発表した。 原油価格は、OPEC・非加盟産油国による協調減産、米国による対イラン経済制裁強化・対ベネズエラ経済制裁、リビアの政情不安により、再度上昇基調に転じ、その後も急激な上昇が続いている。また、為替も……
ポリエチレン製品値上げ 日本ポリエチレン、1キロ15円以上
日本ポリエチレンは5月9日、ポリエチレン全製品を5月21日納入分より15円/kg以上値上げすると発表した。 原油価格は、米国によるイラン、ベネズエラへの経済制裁、OPEC・非OPEC加盟国による協調減産継続により、大幅に上昇している。国産ナフサ価格も、原油の高騰、域内の堅調なナフサ需要に加え、円安……
GM新トラックに初採用 帝人CFRTPが荷台に
2019年5月10日 18時
帝人は5月7日、同社が展開する熱可塑性炭素繊維複合材料(CFRTP)製品である「セリーボ」が、ゼネラル・モーターズ(GM)のピックアップトラック2車種に採用されたと発表した。 採用されたのは、GM社が今夏から市場展開する「GMCシエラ・デナリ1500」と「GMCシエラAT4・1500」のピック……
POMの新グレードを開発 ポリプラスチックス
ポリプラスチックスは5月9日、高強度、高クリープ、良摺動性を兼ね備え、従来の摺動グレードよりも軽量化や省スペース化が可能となるジュラコンPOM(ポリアセタール)の新グレード「WW―09」を開発したと発表した。 自動車の電動化が進むに伴い、静音化の要求がより一層高まる中で、POMの摺動グレードが必要……
新社長に栗田尚副社長 森六HD、6月に就任へ
2019年5月8日 12時
森六ホールディングスは4月26日、栗田尚副社長が6月27日付で代表取締役社長に就任する役員人事を内定したと発表した。 異動の理由は、経営陣の若返りを図るためとしている。 三輪繁信代表取締役社長は退任する。 栗田新社長は、1958年5月5日生まれ。愛知学院大学法学部法律学科を卒業し、1981年4月……
カネカと資生堂が共同開発 生分解性化粧品用容器で
2019年5月7日 15時
カネカは4月24日、プラスチックによる海洋汚染問題への解決提案素材「カネカ生分解性ポリマーPHBH」(以下、PHBH)を用いた化粧品用容器を共同開発することで資生堂と合意したと発表した。 プラスチック素材の製品は、私達の暮らしにとって便利で欠かせないものになっている一方で、適切な処理がなされない……
帝人のコンポジット部品 中国JMCの新型車に採用
帝人グループは4月24日、軽量複合材料製品の開発・生産・販売を手がける米国コンチネンタル・ストラクチュラル・プラスチックス(CSP)の中国合弁である「CSP―Victall」のコンポジット部品が、江鈴汽車股份有限公司(JMC)のピックアップトラック「Yuhu3」および「Yuhu5」のピックアップボ……
5G対応フィルムを開発 カネカ、スマホに採用
2019年4月25日 14時
カネカは4月25日、5G高速高周波対応の超耐熱ポリイミドフィルム「ピクシオSR」を開発し、今年発売の5G対応スマートフォンのフレキシブルプリント回路基板用部材に採用されたと発表した。 5Gは2020年に本格的に実用化され、2023年には5G対応機種がスマートフォン生産台数の約3割を占めると推定さ……
印チェンナイに新事務所 日精樹脂、サービス強化
2019年4月23日 14時
日精樹脂工業は4月22日、インド南部のチェンナイに、インド販売現地法人であるニッセイ・プラスチック(インディア)の支店として新事務所を開設し、1月より本格的な業務を開始したと発表した。インド市場におけるサービス体制を強化し、顧客満足度の向上を図る。 チェンナイ事務所は、チェンナイ国際空港とチェン……
佐藤存会長が退任 大阪ソーダ、4月22日付で
2019年4月23日 12時
大阪ソーダは4月22日、同日付で佐藤存氏が代表取締役会長を退任し、取締役(非常勤)に就任すると発表した。退任の理由は一身上の都合としている。 佐藤氏の代表取締役会長の辞任により、同社の代表取締役は寺田健志代表取締役社長執行役員のみとなる。 なお、佐藤氏は6月下旬に開催を予定している同社第164回……
ポリエチレン樹脂値上げ 東ソーが5月21日から
2019年4月22日 12時
東ソーは4月22日、ポリエチレン樹脂を5月21日納入分より12円/kg以上値上げすると発表した。 対象製品は、同社ポリエチレン樹脂全製品で、低密度ポリエチレン「ペトロセン」、直鎖状低密度ポリエチレン「ニポロン―L」「ニポロン―Z」、超低密度ポリエチレン「LUMITAC」、高密度ポリエチレン「ニポロンハ……
デンカがバイオプラ出展 食の専門展で開発品訴求
2019年4月18日 13時
デンカは4月16日、子会社のプラスチック食品容器メーカーであるデンカポリマーが、東京ビッグサイトで4月17~19日に開催される国内最大級の食材・機器・容の業務用専門展「ファベックス」に出展し、新素材の機能性食品容器を展示すると発表した。 展示する新開発バイオプラスチック「プラピス」は、同社グループの……
セブンカフェに生分解素材 カネカのPHBH採用
カネカは4月15日、セブン&アイ・ホールディングスが、同社のマイクロプラスチック問題への解決提案素材「カネカ生分解性ポリマーPHBH」(PHBH)を用いた各種製品の開発を進めると発表した。まずは今秋をめどにセブン―イレブン等で展開するセブンカフェ用のストローにおいて導入を開始する予定。 PHBHは……
PEとPPを値上げ プライムポリマー5月から
2019年4月17日 13時
プライムポリマーは4月16日、ポリエチレン(HDPE、LLDPE)・ポリプロピレン(PP)について5月21日納入分より10円/kg以上値上げすると発表した。 同社の主原料である国産ナフサの2019年4~6月期基準価格は、主要産油国による減産や米国による対イラン、ベネズエラ制裁及び北アフリカ・中東の政……
アルケマが米国に新工場 米国初のPEEKを生産
2019年4月10日 12時
アルケマは3月25日、モビル(米国アラバマ州)近郊にケプスタンPEKK(ポリエーテルケトンケトン)工場を開設したと発表した。 ケプスタンPEKK樹脂は、機械特性、耐薬品性、難燃性および耐摩耗性に非常に優れるだけではなく、選択的レーザー焼結方式(SLS)と熱溶解積層方式(FDM)の3Dプリント用の……
欧州コンパウンド企業買収 宇部興産、PA6事業拡大
2019年4月9日 11時
宇部興産は4月8日、同社連結子会社であるウベ・コーポレーション・ヨーロッパ(以下「UCE」)が、スペインのコンパウンドメーカーであるRepol社の買収を決定し、株式譲渡契約書を締結したと発表した。 Repol社は、ナイロン6、ナイロン66をはじめとしたポリプロピレン、ポリアセタール等の樹脂を原料……
クラレ、シールドエアーと契約 ガスバリア材を供給へ
2019年4月4日 14時
クラレは4月4日、同社の米国法人クラレアメリカ(米国テキサス州)が、米シールドエアー社と北米におけるバイオマス由来のガスバリア材「PLANTIC」樹脂販売に関する契約を締結したと発表した。 同契約はすでにシールドエアーと締結している北米におけるPLANTICフィルムの販売代理店契約に続くもの……
フッ素樹脂被膜材を開発 大陽日酸、高導電性を維持
2019年4月4日 12時
大陽日酸は3月25日、基材表面に導電性を持ったフッ素樹脂コーティング膜を形成することが可能な導電性フッ素樹脂コーティング材の開発に成功したと発表した。 同社は、高い導電性を備えた長尺カーボンナノチューブ(CNT)の製造を行っており、極少量のCNTをフッ素樹脂粉末に均一に複合化することでフッ素樹脂……
印にTPE製造設備新設 三菱ケミカル、今年度稼働へ
三菱ケミカルは3月29日、自動車の内装部材などに使用される熱可塑性エラストマーの製造設備をインド国内に新設すると発表した。製造設備は、印ウェルセット・プラスト・エクストルージョン社の塩ビコンパウンド事業買収により獲得した拠点に導入し、本年度中に稼働開始を予定している。 同社は現在、インドでは熱可……
三菱ケミカルの新型ストロー 国内初、京急グループで採用
2019年4月1日 15時
三菱ケミカルは3月25日、生分解性プラスチック「BioPBS」を用いたストローが、京急グループが運営する施設において4月1日より使用されると発表した。同製品を用いたストローが実店舗で使用されるのは国内初となる。 BioPBSは、植物由来の生分解性プラスチックで、自然界の微生物によって水と二酸化炭……
三井化学が化学技術賞 新型ポリマー開発と実用化で
2019年3月28日 18時
三井化学は3月19日、このほど日本化学会より平成30年度日本化学会の「化学技術賞」を受賞し、同月17日に表彰を受けたと発表した。 化学技術賞は、日本の化学工業技術に関して、創造性と成果が特に顕著な者に対して授与されるもの。 今回の受賞は、同社が持つ独自の触媒・合成技術を活用したポリオレフィンとシリコ……
東レがアラミドフィルム開発 硬度と耐屈曲性を両立
2019年3月28日 15時
東レは3月25日、ガラス並の硬度を有し、屈曲半径1mmの折り曲げに耐える透明アラミドフィルムを開発したと発表した。 同開発品は、フレキシブルディスプレイ用光学フィルムや透明回路基板などの幅広い分野への適用が期待される。既にパイロットスケールでの技術確立が完了し、今後、量産化に向けた検討を進めてい……
四国化成が丸亀市に寄付 丸亀城石垣の修復で
四国化成工業は3月26日、崩落した丸亀城の石垣の修復費用として丸亀市に5000万円を寄付したと発表した。 石垣の名城として全国的に有名な史跡丸亀城では、昨年7月の西日本豪雨、また、9月に相次いだ台風の影響で、南西側の石垣が大きく崩落した。丸亀市では、昨年11月から緊急対策工事を開始するとともに「石……
川澄化と住友ベ資本提携 医療機器製品事業拡大へ
2019年3月22日 18時
川澄化学工業は3月20日、同社と住友ベークライトが両社の医療機器製品事業の発展拡大を図ることを目的とした資本業務提携を行うことに同意し、3月20日付で資本業務提携契約を締結したと発表した。 資本業務提携により、両社が有する医療機器製品に関する情報などを共有し、情報に基づく次世代医療機器製品の共同研……
「テペックス」中心に紹介 ランクセス、仏JEC展で
2019年3月20日 16時
ランクセスグループ傘下のボンドラミネーツ社(本社:ドイツ・ブリーロン)は、フランスのパリで3月12日から14日に開催された世界最大のコンポジット展示会「JEC World 2019」において、連続繊維で強化された熱可塑性コンポジットシート「テペックス」の大量生産における新用途を中心に紹介したと発表した……
DIC米子会社が設備新設 PPSコンパウンド北米進出
2019年3月20日 15時
DICは3月19日、同社の100%米国子会社DICイメージング・プロダクツUSA内に、グローバルトップシェアを誇るPPS(ポリフェニレンサルファイド)コンパウンドの生産設備新設、2020年秋の稼動を予定していると発表した。 同社のPPSコンパウンド生産の北米進出は今回が初めてとなるしている。同投……
LIB用セパレータを能増 旭化成、21年に年産4.5億㎡
2019年3月18日 22時
旭化成は3月14日、リチウムイオン二次電池(LIB)用セパレータの生産品目・製造ラインの統廃合などにより、湿式膜の「ハイポア」を年産約3億㎡、乾式膜の「セルガード」で同約1・5億㎡の合計年産約4・5億㎡の能力増加を行うと発表した。増産は設備投資額約300億円をかけ、滋賀県守山市、米国ノースカロライ……
カネカが健康経営優良法人 製品やシステムが評価
2019年3月12日 13時
カネカは3月8日、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人 2019 ホワイト 500」に認定されたと発表した。 同制度は、保険者と連携して優良な健康経営を実践している法人を「健康経営優良法人」として認定する制度。 同社は、保有する多様な技術や事業を組み合わせ、「健康」に関わ……
4月1日付で社名を変更 三菱ケミカルアドバンスド マテリアルズに
クオドラントポリペンコジャパンは、平成31年4月1日付で社名を「三菱ケミカルアドバンスドマテリアルズ」と変更すると発表した。 なお、同社の事業所所在地、電話、メールアドレスなど連絡先の変更はない。
ランクセスが建築展に出展 コンクリート着色剤を訴求
2019年3月7日 14時
ランクセスは東京ビッグサイトで開催された建築・建材展に出展し、コンクリート着色剤などをPRした。 同社の高機能無機顔料である酸化鉄顔料「バイフェロックス」と、酸化クロム顔料「カラーサーム」は、塗料、建材、プラスチックなど幅広い用途に使用されており、高い持続性を持つ製造技術を持ち、100種類以上……
三井化学、中国に新拠点 長繊維GFPPを生産
2019年3月7日 12時
三井化学は3月5日、同社グループの中国の製造拠点である三井化学複合塑料(中山)有限公司にガラス長繊維強化ポリプロピレンの生産設備を新設すると発表した。 生産設備新設は、2020年に完工、同年9月に営業運転の開始予定、生産能力は年産3500tとなっている。 長繊維GFPPの製造拠点は、日本、米国……
4月1日付で社名を変更 三井・ダウ ポリケミカルに
三井・デュポン ポリケミカルは3月4日、4月1日付で社名を「三井・ダウ ポリケミカル」に変更すると発表した。 米国ダウ・デュポン社の会社分割により、同社の事業領域を所管する素材科学事業部門の新社が米国ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーとなり、同社の一方の株主がデュポン社からダウ社に変わるため、社名……
ゼロワンローションで新商品 オカモト、伸びやすさ特徴
2019年2月28日 12時
オカモトは2月26日、昨年10月から販売を開始しているオカモトゼロワンローションシリーズの新ラインアップとして「オカモトゼロワンローションウエット」を4月8日メーカー出荷にて新発売すると発表した。 オカモトゼロワンローションウエットは、伸びやすさが特長で、化粧品などでも使用されているヒアルロン酸も……
新社長に栁川秀人氏就任 三菱ケミカル子会社が合併
2019年2月28日 11時
三菱ケミカルは2月25日、同社の全額出資子会社であるウェルシィと、三菱ケミカルアクア・ソリューションズが合併するにあたり、「三菱ケミカルアクア・ソリューションズ」(以下「統合新社」)の代表者を決定したと発表した。 統合新社の代表取締役社長執行役員には4月1日付でウェルシィ代表取締役社長の栁川秀人……
サーモスタットから金賞 クラレの樹脂が開発に貢献
2019年2月26日 13時
クラレは2月25日、耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ」が日本サーモスタットの自動車用冷却系部品の開発に多年に渡り貢献したとして、日本サーモスタットから「ベストパートナー賞」の金賞を受賞したと発表した。 同社は世界的な自動車用冷却部品メーカーである日本サーモスタットに同製品を販売しており、今回の表……
ポリプラが子会社を合併 PBT事業など効率化
2019年2月19日 16時
ポリプラスチックスは2月19日、子会社であるウィンテックポリマーを4月1日付で吸収合併すると発表した。 ウィンテックポリマーのポリブチレンテレフタレート(PBT)およびガラス繊維強化ポリエチレンテレフタレート(GF―PET)事業と同社の事業基盤との融合により、迅速かつ効率的な経営を目指す。 ウィ……
中国の子会社設立が完了 西川ゴム、売上30億目指す
2019年2月18日 13時
西川ゴム工業は2月15日、昨年8月24日にに公表した同社子会社の湖北西川密封系統有限公司の設立を完了したと発表した。 同子会社は、事業内容は自動車用ゴム・樹脂製品の製造加工および販売で、業績は平成32年度以降から年間売上高1億70百万元(約30億円)を目標としている。 子会社の詳細は、設立は2月14日、所……
エポキシ改質剤を能増へ カネカ、20年夏に2倍に
2019年2月12日 17時
カネカは2月8日、グローバルに拡大している需要に対応するため、兵庫県にある高砂工業所でエポキシ樹脂用改質剤「カネエースMX」の生産設備を増設すると発表した。投資額は約16億円で、2020年7月の稼動を予定している。同製品の生産能力を倍増させ、事業拡大を目指す。 同製品は、エポキシ樹脂などの熱硬化……
1月のナイロン工場火災 ユニチカ、調査内容を公表
2019年2月12日 15時
ユニチカは2月7日、1月8日14時過ぎに京都府にある宇治事業所のナイロン工場にて発生した火災について、同日までに判明していることを発表した。 発生日時は1月8日14時過ぎ、発生場所は京都府宇治市宇治戸ノ内5ユニチカ宇治事業所ナイロン工場で、15時10分消防放水停止、16時53分に鎮火した。詳しい火災原因は……
星和電機の道路照明に採用 ポリプラの接合技術と樹脂
2019年2月8日 15時
ポリプラスチックスは2月6日、同社の樹脂異材接合技術「AKIロック」とPBT樹脂「ジュラネックス773LD」が星和電機の道路照明器具「ポール内配線付ジョイントボックス」に採用されたと発表した。 道路照明の金属ポール内は、湿気がたまりやすく結露による水滴が発生する厳しい環境で、その中に電気配線を……
PPフィルムを米で能増 東レ、20年に年産3万t
2019年2月7日 12時
東レは2月4日、東レプラスチックス・アメリカ(TPA)が製造するポリプロピレンフィルム「トレファン」の生産能力を増強すると発表した。TPAのロードアイランド工場に年産3万tの生産設備を増設し、2020年からの稼働開始を目指す。 北米の二軸延伸ポリプロピレンフィルム市場は、人口増加に伴い年率3%……
KFポリマーを値上げへ クレハ、3月出荷分から
クレハは2月4日、フッ化ビニリデン樹脂「KFポリマー」を3月1日出荷分から値上げすると発表した。 対象はKFポリマーの全グレードで、値上げ幅は現行販売価格に対し10%アップとなる。 KFポリマーは、リチウムイオン二次電池用バインダー向けの販売が伸長している一方で、原材料費や物流費の上昇による収益……
食品用ロボットハンド ニッタ3月から受注開始
2019年2月5日 12時
ニッタは2月4日、昨年の夏から開発を進めてきたロボットハンド「ソフマティックス」の実用試験を終えて、本年3月から受注を開始すると発表した。 ロボットハンド「ソフマティックス」は、これまでのロボットハンドでは困難であった食材に対して、独自設計の把持機構とソフトなエラストマー材料で、形や大きさの異……
東レ・ダウとエコーが協業 カスタマイズ靴販売開始
2019年1月29日 15時
東レ・ダウコーニングは1月29日、同社とデンマークのコンフォートシューズ・レザーグッズブランド「エコー」が、データ解析により3Dカスタマイズした革新的なシューズ「クアントゥーカスタマイゼーション・プロジェクト」を昨年4月から始動し、2月20日から東京・新宿伊勢丹メンズ館を皮切りに日本市場で協業展開す……
海洋プラで産学官連携 「民間の力が鍵」環境相
2019年1月25日 11時
プラスチックごみの削減が社会問題となる中、環境省は、プラスチックとの賢い付き合い方を推進する企業など40の団体が参加するプラスチック・スマート・フォーラムの発足式を行い、原田環境相が民間企業の賛同と協力を呼びかけた。 フォーラムは、海洋プラスチックごみの削減に向けた環境省のプラスチック・スマート……
包装用フィルムを開発 東洋紡今秋より量産開始
2019年1月24日 13時
東洋紡は1月22日、包装用PETフィルム「東洋紡エステルGS」を開発し、製品化を進めると発表した。 「東洋紡エステルGS」は、同社が独自に開発したアルミニウム系触媒「東洋GS・Catalyst」を主原料とする包装用PETフィルムで、新製品として同年1月中旬よりサンプル出荷を開始し、2019年秋ご……
フッ素樹脂を値上げへ アルケマ、原材料高騰で
2019年1月21日 13時
アルケマは1月18日、アジア太平洋地域におけるフッ素樹脂製品「カイナー」の価格を3月1日付で0・8USD/kg引き上げると発表した。 原材料価格の高騰が続くことに対応するために値上げが必要となった。 カイナーPVDF樹脂は、建築用塗料、化学工業、ワイヤーやケーブルなどの産業分野、水処理、電気自動……
クレイトンが新ラテックス 手袋でアレルギー低減
2019年1月17日 15時
クレイトンポリマーは1月10日、浸漬用途やその他の革新的なラテックスの加工技術に適応した、新しいタイプの熱可塑性エラストマーラテックス製品である「カリフレックスIR2GL1ラテックス」を発表した。 「カリフレックスIR2GL1ラテックス」は、手術用手袋やその他の浸漬加工製品用途に向けて開発されて……
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リチウムイオン電池とバインダを理解する 次世代電池への展望と対応まで
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高分子絶縁材料の劣化メカニズムと部分放電計測ならびに寿命評価
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ゴム・金属の加硫接着技術と不良対策の最新傾向
開催日: 2025年8月7日
シリコーンゴムのすべてがわかる1日速習セミナー
開催日: 2025年8月8日
ポリオレフィン系エラストマー・プラストマーを使ったポリプロピレンの改質の勘所
開催日: 2025年8月22日
ゴム配合・成形加工のトラブル原因追及と解決の勘所
開催日: 2025年8月29日
導電性カーボンブラックの効果的使用方法と高機能化技術
開催日: 2025年9月4日
ポリウレタンの基礎および原料選定法と応用技術
開催日: 2025年9月11日
ゴムの配合設計と混練技術の勘所・加工工程技術のトラブル対策まで
開催日: 2025年9月12日
国内外におけるGFRP並びにCFRPのリサイクル技術の最新動向
開催日: 2025年9月18日
弾性樹脂の基礎科学と加工特性
開催日: 2025年9月19日
ゴム・タイヤの実践的FEM解析手法を学ぶ
開催日: 2025年9月25日
分子シミュレーションの基礎と高分子材料開発の効率化への展開
開催日: 2025年9月30日
系統的に学ぶ実践 ゴム製品のCAEを利用した設計開発
開催日: 2025年10月2日
シランカップリング剤の基礎・反応機構と、ゴム材料への使用・応用へのポイントおよび最新動向
開催日: 2025年10月9日
ゴム金型構造の基礎と金型作製の勘所
開催日: 2025年10月10日
表面処理の基礎的考え方とその評価法
開催日: 2025年10月17日
プラスチック加飾技術の最新動向と高付加価値化のポイント
開催日: 2025年10月23日
ゴムの配合・混練・加工技術入門からトラブル対応策まで
開催日: 2025年10月24日
脱プラ材料としての紙の総合知識 紙の構造と物性と加工と開発動向
開催日: 2025年10月30日
ゴム・エラストマー材料の添加剤知識と分析技術
開催日: 2025年11月6日
プラスチックの破壊メカニズム
開催日: 2025年11月7日
カーボンナノチューブ(CNT)複合材料の分散技術と機能性向上の最新動向
開催日: 2025年11月13日
ゴム状高分子膜のガス透過分離特性の基礎と技術開発動向
開催日: 2025年11月14日
高分子複合材料の強度と耐衝撃性
開催日: 2025年11月20日
プラスチックによる金属部品代替の基礎と樹脂の選定・設計・成形法のポイント
開催日: 2025年11月21日
熱可塑性エラストマーの基礎と製品設計と評価
開催日: 2025年11月28日
ゴムの製造と利用に役立つ化学の基礎知識
開催日: 2025年12月4日
フィラー分散法の基礎とナノコンポジットの高機能化
開催日: 2025年12月5日
ゴムのFEM解析・特性予測精度の向上のポイントから粘弾性、疲労耐久性予測技術のノウハウ
開催日: 2025年12月11日