クムホタイヤ 4年連続レッドドット・デザイン賞を受賞

2015年03月18日

ゴムタイムス社

 クムホタイヤは3月16日、「エクスタHS51」、「クルーゲンHP91」、「シーラントタイヤ(マジェスティソルウス)」が、世界三大デザイン賞のひとつであるレッドドット・デザイン賞のプロダクトデザイン賞を受賞したと発表した。

 同社は、2012年から4年連続の受賞となる。

 同賞は1955年から続くデザイン賞で、プロダクトデザイン・コミュニケーションデザイン・コンセプトデザインの3つの部門で構成される。ドイツのiFデザイン賞(IFインターナショナルフォーラムデザイン)、アメリカのIDEA賞(インターナショナルデザインエクセレンスアワード)とともに世界三大デザイン賞として知られている。

 今回受賞した「エクスタHS51」は、高い静粛性と優れた運動性能を高次元で調和させたハイバランスコンフォートタイヤ。非対称パターンを採用しあらゆる路面で快適なドライビングをサポートするとともに、クムホ独自のサイドウォールデザインを採用した。卓越した走行性能と静粛性を効果的に表現したリズム感のあるデザインが評価され2014年ドイツ・iFデザイン賞も受賞している。

 「クルーゲンHP91」(日本未発売品)は、SUV専用アーバン型スポーティータイヤ。特殊シリカを採用し最適化された路面接地力と優れた燃費性能を発揮する。サイドウォールには都心のビル群をイメージして表現されたホログラムデザインを採用しアーバン型SUVというコンセプトを表現している。

 「シーラントタイヤ」(日本未発売品)は、昨年1月に韓国メーカーとして初めてリリースしたタイヤ。走行中に釘や尖ったものなどがトレッド部を貫通してもタイヤのインナー側にあるゼリー状のシーラント層が損傷箇所を塞ぎ正常に走ることができる新しい概念のタイヤ。セルフシーリングタイヤとも呼ばれ安全を重視する同社の最先端技術で開発されたタイヤとなる。

 「エクスタHS51」と「クルーゲンHP91」には、同社のシンボルマークであるウィングロゴを取り入れたサイドウォール・アイデンティティーが採用されている。同社は、性能は勿論のことデザインにも注力しており、同社製品の統一化および他社製品と差別化を狙った戦略をとっている。

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