東洋紡エムシー関係会社が社名変更 サウジアラビアのRO膜販売会社

2025年10月20日

ゴムタイムス社

 東洋紡エムシーは10月17日、同社の関係会社であるARABIAN JAPANESE MEMBRANE COMPANYが、2025年10月13日をもって社名を変更したと発表した。
 商号(変更前)は、ARABIAN JAPANESE MEMBRANE COMPANY、代表者は田中聡氏、本社所在地はサウジアラビア・ラービグ市、事業内容は、海水淡水化用逆浸透(RO)膜エレメントの製造、販売、出資比率は、同社85・1%、伊藤忠プランテック14・9%、当該関係会社の新商号は、TOYOBO MC Middle East Industries Companyとなる。
 ARABIAN JAPANESE MEMBRANE COMPANYは、サウジアラビア初の海水淡水化用中空糸型RO膜の製造・販売会社として2010年に設立した。以降、サウジアラビアを中心に中東地域の海水淡水化プラントへ向けてRO膜エレメントを供給し、現地の水資源の確保に貢献してきた。このほど、さらなるブランドイメージの向上を目的に、海水淡水化膜メーカーとして現地で高い認知度を誇る「TOYOBO」を社名に冠することとした。
 昨今、中東・アフリカ地域においては水需要が高まっており、今後も海水淡水化市場の拡大が見込まれる。社名変更を機に、高品質な海水淡水化膜としてより一層の認知拡大と事業の成長につなげていく。

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